BeatSaberにおけるバンテリンサポーター最高論
はじめに
この記事は Beat Saber Advent Calendar 2023 の5日目の記事です。
みなさん、BeatSaberを楽しむうえで一番大事なことは何だと思いますか?
そう、『健康』です。
怪我をしてしまったら、ビーセイを楽しめませんよね。
治るまで安静にしましょう。
では、怪我を防ぐためには何が必要でしょうか。
入念なウォームアップと無理のないプレイで、怪我に気を付けた遊び方をする必要はありますよね。
日々のストレッチと充分な栄養・休養で、怪我しにくい身体を作るのも重要だと思います。
しかし、これらを心がけていても、怪我する時はします。
特に私のような関節よわよわ体質だと、スピード譜面をやれば手首が痛むし、テック譜面をやれば肩肘も痛むし、全力でFeetSaberをやれば膝から下が大体痛みます。
そんな怪我への脅威に晒されながらも、より難しい譜面、より激しいダンスへの挑戦という憧れは止められません。ビーセイが好きだから……
なので、道具に頼りましょう。
BeatSaberで怪我を防ぐために一番大事なアイテムは何だと思いますか?
そう、『バンテリンサポーター』です。
バンテーリーン
バンテリンサポーター最強!
前置きが長くなりましたが、つまりバンテリンサポーターが最強ということです。
「バンテリンってお年寄りや身体の弱い人が使うものでしょ」……そんなイメージを持っていませんか?
全然そんなことはありません。スポーツに最適なのです。
今回は、みなさんにバンテリンサポーターの素晴らしさをお伝えするために、当アドカレ企画に参加しました。
※当記事は、バンテリンサポーターの製造元である興和株式会社様からの提供は一切受けていません。
バンテリンサポーターは何が優れているの?
まず、バンテリンサポーターの長所をざっくりと挙げておきましょう。
・確かなサポート力!
バンテリンサポーターは部位をガッチリ固定するタイプではなく、生地の伸縮によって関節や筋肉をサポートするタイプであり、テーピング(キネシオテープ)のようなはたらきをしてくれます。
しっかり怪我を予防しつつ、固定しないためビーセイの邪魔になりにくいのです。
むしろ動きのサポートによってパフォーマンスが向上する部位も多くあり、バンテリンサポーターでビーセイ力が上がると言っても過言ではありません。
・お手軽装着!
テーピングは、サポート力ではバンテリンサポーターに勝りますが、症状に合わせて正しく貼るのは難易度が高く、手間もかかり、汗をかきやすい部位はビーセイ中に剥がれてしまうことも多々……色々欠点が多いです。
固定タイプのサポーターも、ベルトやマジックテープをしっかり締めて装着するのはやはり手間ですし、ビーセイ中に外れることもあります。
その点、伸縮タイプのバンテリンサポーターはスポッと手足を通すだけで簡単に装着でき、外れることもありません。
ズレたらクイッと引っ張るだけです。
手間を減らせるのは、ビーセイを楽しむうえでとても重要ですよね。
・着け心地良好!
バンテリンサポーターは着け心地がとても良いので、快適にビーセイが出来ます。
バンテリン以外にも形が似ている伸縮タイプのサポーターもありますが、やけに重かったりゴワゴワしたり、特に同じ値段帯で選ぶと着け心地が悪かったりします。
固定タイプのサポーターは締め付けが強い、ベルトが食い込む、マジックテープがチクチクするなどが、使っていて気になることが多いですね。
・安くて丈夫!
安さも重要です。バンテリンサポーターはどの部位も1000円前後!
身体の痛みの原因は様々ですし、好みも分かれるので、サポーターが合う合わないは実際に使ってみないと分かりません。
お高いサポーターは合わなかったときのショックが大きいですし、安ければ気軽にお試しで買えますよね。
また、サポーターは生地がヘタると効果が落ちてしまうので、消耗品です。
ランニングコストで考えても値段は重要ですし、バンテリンサポーターは作りが丈夫なので買い替えスパンも長く、コスパがとても優秀です。
オススメはスタンダード(各タイプ解説)
公式サイト(上記リンク)を見ると、色んな部位のサポーターがあり、各部位の中にも高通気タイプや保温タイプなど色んなバリエーションがありますね。
まずこのバリエーションについて、オススメを挙げておきます。
・スタンダードタイプ
オススメはダントツでこれです。
使ってみると他タイプの方がいいかも…?となる可能性はありますが、まず1枚目はこれを買った方がいいです。
なぜスタンダードが良いのか、各タイプの項で違いを説明していきましょう。
・保温タイプ
名前の通り、スタンダードより保温性が高いです。
ビーセイ中に保温して熱くなっても困るだけなので、適していません。
このタイプは日常生活で使うものですね。
・高通気タイプ
名前の通り、スタンダードより通気性が高いです。
…と言っても実際使ってみると、少し薄くてサラっとした肌触りがあるというくらいで、そこまでの通気性は感じません。
服の下に着けるなら恩恵があるでしょうけど、薄着でビーセイする分にはスタンダードの通気性で充分かなと思います。
そして、高通気タイプの欠点として、「サポート力の弱さ」が挙げられます。
通気性を高めるために薄く低密度な生地になっているのが原因かと思いますが、ビーセイにはスタンダードくらいのサポート力が欲しいので不向きです。
ひざ用、ふくらはぎ用以外の高通気タイプは最近生産終了したのか、公式サイトには載っていませんが、各通販サイトではまだ販売しているので、注意が必要です。
・固定タイプ / 強力固定タイプ
ベルトとマジックテープを使って、ガッチリ固定するタイプです。
固定してしまうがゆえに、上記で挙げた「ビーセイの邪魔をしない」「お手軽装着」という長所が消えています。
そしてお値段がスタンダードの倍以上するので、「安い」という長所も薄れています。(作りの割に安い方だとは思いますが)
ガッチリ固定しなきゃいけないくらい身体の状態が悪いなら、ビーセイせずに大人しく休んだ方がいいですね。
各部位の解説・評価
ひじ用、手くび用、ひざ用etc……それぞれビーセイでの使い勝手はどうなのか、解説と評価(★1~5)をします。
テーピングが適している部位は、そちらも合わせて解説します。
・ひじ用
オススメ度:★★★★★
テーピング構造によって肘の伸ばしすぎや捻りを制限してくれるので、肘を痛めやすいビーセイには最適です。
ビーセイ中に邪魔と感じることはなく、むしろスムーズに腕を動かしやすくなる印象です。
どんなプレイスタイルでも、ある程度肘に負荷は掛かるので、全プレイヤーにオススメしたい逸品、文句なしの★5です!
しかしビーセイ負荷が強い部位ゆえに、肘を酷使したときにはサポート力の足りなさを感じるかもしれないので、その際はテーピングを併用するといいかもしれません。
テーピングの上からサポーターを着けられますし、下記のテーピング方法は貼るのが楽で、使う長さも短い(=安い!)のでオススメです。
・手くび用
オススメ度:★★★☆☆
スピード譜面の最重要部位である手首をサポートしてくれますが、欠点として、手のひらを覆う生地でコントローラーの握り感が変わってしまいます。
私は素手派なので、この握り感が苦手で使っていません。
「別に問題ない」「むしろ素手より良い」という方もいるでしょうし、好みに依るかなと思います。
他社製品には手のひらを覆わないリストバンド型サポーターもありますが、こちらはサポート力が落ちてしまうのがネックですね。
手首サポートのオススメはテーピングです。
手首のテーピングはサポート力、貼る難易度、使う長さ、どれも優秀でビーセイ向きです。
特にサポート力については、スピード譜面での手首は細かい反復運動を繰り返すので、ピッタリ貼り付いて細かい動きもサポートしてくれるテーピングの方が適しています。(サポーターは大きい動きへのサポートが中心)
下記テーピング方法で、必要強度に応じて長さを変えるのがいいと思います。
私は手首2周にして、ホワイトテープは巻いていません。
ただ毎回テーピングするのは面倒…という方もいますよね。
手首の負荷の掛かり方は斬り方によって様々ですし、ビーセイで特に怪我しやすい部位なので、最適な手首サポートは自分で見つけるのがベストかなと思います(丸投げ)
バンテリンサポーターもこの安さですし、ビーセイで使わずとも手首を痛めたときの日常生活などに使えるので、とりあえず1枚買ってもいいということで★3です。
・ひざ用
オススメ度:★★★★☆
スクワット譜面で酷使する膝をサポートしてくれます。
しかし膝関節は支える重量がとても重く、伸縮タイプのサポーターでスクワット時の膝を支えるには限度があるので、関節のサポートとしては弱めです。
固定タイプだと膝を一定以上曲げられなくしてしっかり支えることができますが、それが必要なほど膝が悪いときにスクワットはしない方がいいと思います。
このサポーターの真価は筋力のサポートです。
生地の伸縮によって膝を伸ばす方向にサポートするので、膝を伸ばすときに体を持ち上げる筋肉、すなわち大腿筋をサポートしてくれます。
スクワット、ステップ、ジャンプ、、あらゆる足の運動においてバフが掛かるのです!
スクワット譜面で太ももが辛い、ダンス譜面やFeetSaberでもっと軽やかに動きたい、そんな人にオススメです。
逆に、スクワットで太ももを鍛えたいときは、大腿筋バフ効果でトレーニングの負荷を減らしてしまうので、使わない方がいいですね。
欠点として、「激しく動いてるとズレやすい」というのがあります。
スクワット程度なら問題ないですが、激しいダンスをするとズレがちで、頻繁に戻してやらないといけません。
その対策としてはソックタッチがあります。
要はソックス用の液体のりで、これをサポーターの上側に塗るとズレにくくなります。
ただし、のりが地肌に触れるため、体質によって合わない人もいるので注意して使いましょう。
大腿筋バフが強力で超オススメですが、ズレやすいのと、これが必要ないプレイスタイルも多いということで★4です。
・足くび用
オススメ度:★★★★★
足首から土踏まずあたりまでをサポートしてくれます。
足首を挫く心配が大きく減る強力なサポーターです。
スポーツの怪我で最も多いのは捻挫ですからね。
しかも捻挫対策だけではありません。
ダンスやステップは足首周りの靭帯に大きな負荷がかかりますが、それらの靭帯のサポート力も非常に高いのです。
土踏まずを持ち上げるアーチアップ構造によって、足首だけでなく足の甲・足裏にも高い効果を期待できます。
私のような偏平足にはとてもありがたいですね。
生地が薄手なので、靴やサンダルを履く場合も邪魔にならないのも嬉しいポイントです。
私は靴の下に、このサポーターと靴下を履いてビーセイしてます。
素足派の人にとっては、かかとのグリップ力が無くなって滑りやすくなるかもしれないので、滑り止めスプレーをかける、滑り止め付き靴下を上から履くなどで対策するといいかもしれません。
文句なしのオススメサポーターですが、唯一の欠点は「足を動かさないなら要らない」ということでしょう。
なら動かせばいいですよね。ダンス譜面やりましょう。FeetSaberも始めましょう。
FeetSaberを楽しむのに必要なので★5です。
・ふくらはぎ用
オススメ度:★★★★☆
ふくらはぎの動きをサポートすることで、肉離れ、足の攣り、足の疲れなどを対策してくれます。
他は全てサポート部位が関節なので、このサポーターだけ特殊ですよね。
どういう理屈でサポートするのか簡単に説明すると、、ふくらはぎの筋肉って揺らすとブルンブルン動くじゃないですか。
運動中もそのブルンッが発生して、筋肉の負担になるんです。
それをサポーターで抑え込み、ブルンッが起きないようにすることで疲れや損傷を防ぐ、という感じですね。
サポート力はとても優秀で、私がシンスプリント(すね周辺の骨膜炎)になった際にこれを使ったら、痛みがほとんどなくなりダンスビーセイを制限することなく完治しました。
更になんと2枚セットでこのお値段なので、バンテリンサポーターの中でも最も単価が安いです。
とんでもないコスパに恐怖すら覚えます。
欠点は足首用と同じく「足を動かさないなら要らない」ということです。
軽いステップくらいだとふくらはぎへのダメージはほとんど無いので、足首用より更に使う機会は少ないです。
なら激しく動かせばいいですよね。みなさんFeetSaberを始めましょう。
ついでにDanceDashも始めましょう!
アプデでどんどん遊びやすくなって、演出も派手になって、カスタムソングも充実してきたので楽しいですよ!!
DanceDashを楽しむために買った方がいいですが、足首用よりは重要度が低いので★4です。
・親ゆび用 / 腰用
オススメ度:?
使ったことがないので分かりません。
激しくビーセイしていても、親指、腰に負荷を感じたことはないですね。
使ってる方がいたら感想を教えてください!
・肩用?
欲しい度:★★★★★
存在しません。欲しいです。
興和さん、作ってください!
おわりに
バンテリンサポーターの素晴らしさを分かっていただけたら幸いです。
みなさんが健康にビートセイバー(とDanceDash)を楽しめるように、心からお祈り申し上げます。
レッツダンス!