【先行公開】『エアリアルエイリアン』-アルバム「Dr.Izzy」の楽曲構成の可視化と楽曲分布の評価-[Dr.IzzyReport]
1.序文
UNISON SQUARE GARDENの6枚目メジャーアルバム『Dr.Izzy』は、私が思うに最高傑作に最も近いアルバムである。
アーティスト自身が公言している『最高傑作』と比較すると、確かに本アルバムは少々粗々しさがあるようにも感じる。
それでも、私が本アルバムを最高傑作だと感じる理由は、
今や彼らの代表作と言っても過言ではない『シュガーソングとビターステップ』
初のFCライブで先行披露し、円盤化を長らく待ち侘びられていた『オトノバ中間試験』
(『パンデミックサドンデス』も一部通ずるところがあるだろうか)
出囃子に使用している「絵の具」(または、絵の具(r-r ver.))のイズミカワソラさんが、ピアノとコーラスで参加している『mix juiceのいうとおり』
いつものユニゾンらしい疾走感に、圧倒的エッジを効かせた歌詞が特徴の『cheap cheap endroll』
これら楽曲がアルバムを構成しているから、というのは「1つの側面」でしかないだろう。
アルバム全体を通して感じる、「歪(いびつ)さ」や「POPさ」、そして「攻撃性」それらが混在している本アルバムをあらゆる角度から「解剖」することで、最高傑作と感じる理由を探ろうと思う。
2.目的
序文にも記載の通りだが、
アルバム『Dr.Izzy』を最高傑作と感じる理由について
本論文(記事)では、探ろうと思う。
本目的に際して、アルバムを代表する歪さを兼ね備えた『エアリアルエイリアン』の魅力と本楽曲の特性に注目して、深掘りしていきたいと思う。
3.方法
3.1.本楽曲の要約
本楽曲『エアリアルエイリアン』は、本アルバムの楽曲中もしくは、UNISON SQUARE GARDEN のどの楽曲の中でも、飛び抜けて歪に感じる楽曲であるだろう。
それは「歌詞」はもちろん「リズム」にも、その歪さを感じさせる仕組みがある。
そちらを簡単にだが要約したものを、前提として記載する。
3.2.感情曲線を活用した楽曲構成の可視化
本楽曲及び本アルバムは、極めて多種多様な側面を持つ。
そのため、楽曲の構成をわかりやすく理解するために、『感情曲線』といわれる分析手法を用いて、楽曲が与える感情の起伏を可視化したいと思う。
本分析は、「君の名は」などの作品でおなじみの新海誠監督が作品作りの際に、取り入れていることで話題になった手法でもある。
3.3.二次元分類図を用いたアルバムでの分布と他楽曲との対比
本楽曲は目的でも記載した通り、極めて歪な楽曲である。
アルバムに収録された、他の楽曲達もそうかと言われると、異なる顔を見せるのが本アルバムを構成する楽曲たちであり、それが本アルバムの特徴とも言えるだろう。
そこで、「歪さ」と「明瞭さ」、「攻撃性」と「平和性」をそれぞれのX軸,Y軸としたマトリックス(二次元分類図)を作成し、本楽曲の立ち位置と他楽曲との立ち位置の違いを可視化する。
4.結果
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・・・といったところで、先行公開はここまで
結果と考察、計測方法については7/5(水)のDr.Izzy Reportの一斉投稿日に!
それでは
先行公開って、「どこを晒して、どこを隠すのか。」人次第ですね
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