『Tour 2023 Ninth Peel』-我慢してきた僕たちへのご褒美-[感想/ライブ]
投稿日現在(5/28)、開催中のツアーのライブレポートになります
よって、ネタバレを含みます
どうも、mouskyです。
今回は9枚目のアルバム『Ninth Peel』を引っ提げて行われている
『TOUR 2023 “Ninth Peel”』
のライブレポートを書いていきたいと思います。
私が参戦したライブは、横浜 ぴあアリーナMMに5/27,28で参加いたしました。
(このあと、名古屋もあるんだけど…)
最初に、
このライブのサブタイトルは『救済』であってますか?
1.本ライブのサブタイトルは『救済』?
本題に入る前に、早速セットリストの確認をしよう!
意外性がたっぷりなセットリストって感じでしょうか?
(セトリ予想される方もこれはなかなか無理ゲーだったんじゃないですか?)
まず触れるのは、ど頭1曲目『夢が覚めたら(at that river)』
アルバム『MODE MOOD MODE』から
いや、びっくりした。
こいつは言わずと知れた
「アルバムツアーでやってない楽曲」
になります。
なんなら、この前行われた『fun time holiday 8』(2022年4月頃から)で初披露された本楽曲
僕は基本ワンマンしか行かないので、実は本楽曲はライブでは聴けていませんでした。
いや〜、ありがたい
ホントいい曲ですよね、ライブで聴けてよかった。
続いて、『Nihil Pip Viper』
こいつも、実はレア曲になるんじゃないでしょうか?
『ツアーPatrick Vegee』にて、初出しで次に演奏されたのは、こちらも『fun time holiday 8』の2ライブのみになります。
感染症の兼ね合いで、きっとライブに行けてなかった人もいることを考えるとアルバム曲なので選曲される確率は高いとはいえ、嬉しい選曲ですね。
正直、アルバムの中で一番好きかもしれない。
そして、『お人好しカメレオン』
ご存知だと思いますが、『プログラム15th』でのみ生ライブ演奏を行っていた本楽曲
(オンラインライブでは、「UNICITY LIVE ONLINE」で演奏していますが)
ようやく、生歌を聴けた方々も多いんじゃないですかね?
レア曲を聴けたからって理由だと、薄い感想にはなりますが
ボーカルに当てられたピンスポの演出からの歌いだしのアカペラは、やっぱり感動しますね。
最後に、『放課後マリアージュ』
本楽曲も、前回のライブツアー『fiesta in chaos』のみ演奏
このツアーは数が少なかったこともあり、きっと本楽曲を生で聴けてない方々は多かったことでしょう。
あくまでカオスのB面曲なのに、そこも拾ってくれる本ライブ
なんか、優しすぎない?
前回参戦出来なかった方は、あの部分存分に手拍子入れられましたか?
(入れられた?それはよかったw)
と、言うわけでコロナ禍を耐え抜いて、規制が緩和された中で、声出しが可能になった本ライブに参加した僕たちに対するご褒美のようなセットリスト
それをお祝いするように『徹頭徹尾夜な夜なドライブ』をセットリストに入れてくれる感じ。
まじで、ありがとう。
あの、ドラマーのカウント聴いた瞬間に体が反応する感じ
たまんね〜
声出したよ、そりゃ
(「声出たよ」のほうが正しいかも)
2.20年目を目の前にベテランが魅せる粋な演奏
今回のライブで一番強く感じたのは「洒落たライブだな〜」ってことでした。
いつものぶち上がり続けるライブというより、どこか落ち着きがある雰囲気
やっぱり、
「City Peel - 静謐甘美秋暮抒情 - WINDOW開ける」
ここの並びは、特におしゃれ
いつものバラードゾーンとは違う、おしゃれで静かな大人な雰囲気
これは「city pop調」を取り入れた、新曲『City peel』が持つグルーヴ感がセトリに影響を与えていると感じる(バイアスかかってるかも)
「静謐甘美秋暮抒情 - WINDOW開ける」
(しれっと、WINDOW開けるは初めてライブで聴いたと思う)
いわゆる、静かにじっと聞くバラードゾーンという感じではなく、常に体を揺らしていたい心地のいい雰囲気
以前のライブにこういった雰囲気がなかったわけではないですが、やはり今回のシティーポップ系の新曲たちによって、より一層その雰囲気は強くなったと感じる。
Numbness like a gingerも例にもれずそれ
個人的な感覚だが、Numbnessもかなりおしゃれに仕上がっていた。
こういった大人な雰囲気で演奏される、踊れるバラードはなんとも心地が良かったし、このあとに「お人好しカメレオン」
粋ですね
あ、あと同期音はなかったですね
(Ninth Peel発売記念生放送より)
ちなみに名古屋公演で気づいたのですが、演奏前にボーカルに褐色のライトを当てて、劇場の壁にボーカルの影を映していたのですが、これはMVのオマージュでしょうね。
スタッフ愛ですねw
3.個別に演奏や演出を見ていこう
さて、個人的な2大トピックは書きましたので、最後は簡単に細かい部分を拾って終わりにしようと思います。
まずは、こいつ
ついに、2曲目まで上がって来やがったw
ユニゾンを存分に堪能して、聞くこいつもいいけど、序盤に聞くこいつもいい。
いつか、1発目に持ってきて脳みそをバグらせてほしい。
(あったのかな?そーゆーセトリ)
始まりかたがかっこよすぎる『Phantom Joke』
『MIDNIGHT JUNGLE』でぶち上げたテンションとそのダークな雰囲気を存分に引き立てた後に、少しの静寂からボーカルのイケボにて、
「Phantom joke」
かっこよすぎたね。
演奏も本楽曲についてはエグいしね。
ドラムセッションは今回もエグエグだった。
兎にも角にも、よくもま〜あれだけ手数を増やしているのにリズムが崩れず最後までやり抜けるもんだ。
彼は、きっと神様の生まれ変わりなのだろう。
毎回最後は拝ませてもらったり、手振らせてもらったり、祈らせてもらったり、ご利益ありそうなことをさせていただいてます。
さて、そんなドラムセッションのあとに、私の感覚なので間違ってたら申し訳ないが、
ベースのフレーズはfun time holiday 8 『23:25』のセッションをアレンジしたような演奏だったと思う
そこから、『スペースシャトル・ララバイ』を演奏するわけです。
曲前のカウントダウンを含めたショートセッション
これはスペースシャトルの発射を彷彿とさせる演出ですかね?
(考え過ぎですか?そーですか。)
あと、ここでNinth Peelのロゴ(?)がステージセットに追加されました。
あの地球みたいなやつ、twitterで確認してください。
さて、アンコール前のラスト曲
ボーカルからの「ラスト」
毎回「こんなにも早く時間が過ぎることがあるのだろうか?」と考えつつ
本アルバムのリード曲『恋する惑星』
いい音楽は生演奏がCD音源を超える
CDでは感じられない、ライブならではの楽しみ方ができるそんなリード曲
毎回、本当にいいリード曲を用意してくるが、こういった系譜のリード曲は今後のフェスセトリとかで猛威を振るうでしょう。
楽しみですね
(僕はフェスも行かないけどw)
ちなみに、このタイミングでアルバムを象徴するアイコンのネオンロゴがステージセットに加わりました。
(13時を指した時計、十字架、アライグマ、ユニゾンマーク、カレイド文字のユニゾン、五線譜)
そんなこんなで、アンコール一発目にガリレオのショーケース
こいつは、前回ツアーで『5分後のスターダスト』が演奏されたことにより召喚されたんですかね?(1st シングルB面)
ぶち上がりますね。
こんなの1stシングルに持ってこれるなんて、やっぱり天才
さて、次のライブでは2ndシングルからなんか召喚するんですかね?
一人思うは雨の中ですか?スノウリバースですか?それとも...
どれも、ありやな
あと、「MODE MOOD MODE」の曲頑張ってるなw
(2日目はMODE MOOD MODEのタオルを持参した)
4.総括
さて、「TOUR 2023 “Ninth Peel”」のライブレポートでした。
ライブの感想を完結にまとめると、
・色々我慢してきた僕たちへのプレゼントみたいなセットリスト
・20年目を目の前に、おしゃれ演奏で魅せる大人なバンド
・結局いい曲ばっかりでずっと飛び跳ねたり、体を揺らせるそんなライブ
ですかね。
最近よくドラマーの方が言っているように、「自然体の人間が、自然と出てきたメロディーを音にする」(的な発言)を存分に感じることが出来るライブだと感じました。
後半戦も用意されているのに、追加公演までやっちゃう本ライブ
本当にライブが好きなバンドを好きになれてよかった。
いつでも、好きなタイミングで彼らの音楽を生で聞くことができることは、この上ない幸せだろう。
さて、次は名古屋公演
そして、後半戦ももちろん参加はしようと思う。
聴けてない曲もあるしね。
(片方は次世代の「お人好しカメレオン」になりそうですかね?どーでしょう。それとも20thで聴けるかな?)
あと、も〜この際だから言いますが
アンコールって形態取らなくていいんじゃね?w
(2日目数えたら34秒で再入場してきました。)
正直、前回くらいから本当に早すぎるw
今回は特に早いと思ったww
まじでこっちが少し休憩するスキすら作ってもらえなかった印象w
一応、ロックバンドの体をなして、アンコールを入れてるだけってギャグにしか見えなかったw
ホント面白いバンドだぜ。
では、
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