「一方向から見るな。世界は多面体だ」ヒスイのささやかな感想文
今日は、ちょっとした本の感想を。
学生時代に読んだときと、また違う感想が出てくる。のが
本を読む楽しさかも。
『ピカソとの日々』フランソワーズ・ジロー/カールトン・レイク
ピカソの愛人だったフランソワーズ・ジローが、作家と共著で出した自叙伝風のもの。
ノンフィクション、と書いてある書評、感想コラムが多いのですが
語り手はジローひとりだし
ピカソはこの本の出版後、怒りくるい、
何度も出版差し止めをしよう、と行動していることを考えると
ノンフィクションとは、いいがたい、と