劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』みました
劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』公式サイト
見ました.
言うまでもなくネタバレ注意です.
この記事では
アニメと劇場版の差分
感想
面白いと感じた点
個人的に納得いかない点
を簡潔に述べます.
アニメと劇場版の差分
一言でいうと「初見でも2時間ちょっとでわかる,輪るピングドラム総集編」って感じ
大きな違いとしては,子供のころの晶馬と冠葉が,メタ世界で,将来自分たちに起こる運命の記された本を読んでいく…という形式で話が進む点
子供の2人が見るストーリーは,アニメ版とほぼ同じ
数は多くないですが,オリジナルのカットや挿入歌も随所にあり
感想
面白いと感じた点
総集編としてのまとまりの良さ
長大・複雑なアニメ版が綺麗にまとまってるので,初見でも楽しめる(と思います)
輪るピングドラム自体の面白さ
劇場で見てもやっぱ面白い.2022年現在でも全然通用するストーリーと感じました
追加カット・挿入歌
新カットもないわけではないため,そういうのを期待してきた古参ファンには嬉しい
挿入歌のOUR GROUND ZEROS なども効果的に流されけっこう感動
個人的に納得いかない点
総集編か……
正直,新作カットをもっと見たかった(我儘)
というかエヴァ新劇場版みたくフルリメイクしてほしかった(すごい我儘)
何ならストーリーまで完全新作のアニメーションが見たかった(とんでもない我儘)
映画特有の,アニメ版との見せ方の違い
キャラクターの秘密/ストーリーの核心が,焦らされながらも次第に明かされていくことの不安感/ワクワク感が,イクニ作品の面白みの一つと思ってたのだが,映画だとそこが追体験できないのが残念かも
総括
色々文句は言ったけどトータルでは面白かったし,お金を払って良かったと思える内容だった.
先に述べたとおり,何十話もあるストーリーが2時間でほどよくまとまってるので,ストーリーは知らないけど,一度見てみたかった!ってライト層にはおすすめかも.
けど,正直言ってアニメ版との差分がほとんどないので,古参の中でも新規性や面白さをガチで求めてる人には「Amazon Primeでよくね?」って言われそう…
宣伝手法だけ見ると,後者みたいな古参向けの,コアな完全新作ストーリーをやるのかな?と思ったので,この内容であのマーケティングって大丈夫なのかな…?なんかズレてないかな?と思わなくもない.
という内容・感想でした.
色々言いましたが,僕はちょろいオタクなので後編も見に行きます.
ここまでご覧いただきありがとうございました.