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なんで2週続けて東北行ってんの?vsいわきFC

GWに鹿児島経由仙台行きの自走遠征を終え、なぜかその1週間後にいわきに遠征したので観戦記?遠征記?を記す。

実を言うと金曜日までどうやって行こうか迷っていた。
ACLを見てからいわき入りする、在来線でのんびり向かう、試合当日夜行入りする…など、全く決めてなかった。

運よく安い温泉宿があったので、今回のルートを金曜日に全て決めた。
前々から計画していればいいのだけれどね。
行き当たりばったりでも動くことができるのが自慢だ。

名古屋から郡山までの夜行バスがあったのでハワイアンズスタジアムへ向かう。


名鉄バスの夜行高速バスの中で一番豪華な設備のプレミアムワイド車両。
夜行バスでしか得ることのできないロマンがあると思うのだ。

宇都宮を経由し郡山駅へ着弾。


地理が全くわかっていない状態のままレンタカーやへ向かう。
適当に予約したレンタカー屋は郡山駅東口。自分たちが居るのは西口らしい。
連絡橋を渡っていると、東北新幹線の緑の車体がチラリと見えた。
新幹線と言えば白!な東海地区の民としてはなかなかに新鮮。

8時30分 レンタカー屋を借り出発。

9時須賀川特撮アーカイブセンターへ到着。


特撮で使われたミニチュアや模型、その他資料が展示してある。
館内には多くの著名人のサインや著書がありその気になれば2週間は篭れそうな気がしていた。

須賀川市街方面へ向かい昼食。


福島市内の方に本店がある店の暖簾分けのようだ。
4種の味が選べたので今回は鶏ガラをチョイス。
鶏の出汁がよく、白飯に合う味であった。


円谷英二ミュージアムへ。

先ほどのアーカイブセンターとは異なり円谷英二の生涯の紹介が中心。
加えて図書館に併設されているせいか書物の貸し出しをしているらしい。
羨ましいぞ。

須賀川ゴジラ。

そのまま国道を下りいわき方面へ。峠を越えつつ進む。
途中の道の駅でソフトクリームをいただく。
それにしても宮城県の村田の道の駅といい、この道の駅といい、きっぷが販売されていないことが少し寂しい。

15時ごろいわき湯本の宿へチェックイン。
もちろん温泉付き。

なんだか歴史のありそうな看板が宿にあった。


部屋で休憩しつつ、温泉で汗を流す。

17時ごろレンタカーを返しにいわき駅まで向かう。

晩御飯を食べるお店が開くまでふらふらと駅前を探索。
駅ビルの中に「いわきFCパーク」の文字を見つけたので足を運んでみた。

前節の試合が放映されていた。羨ましい。
去年のレノファ戦士の生駒選手。手書きのサインがあるということは足を運んだのだろうか。

いい時間になったのでお店へ足を運ぶ。
いわきFCを応援しているダイニングバーCHEKAさん。

マリノスのACLを見ながらオーナーさんやいわきFCサポーターさんと談笑と食事を楽しむ。

楽しく美味しい時間を過ごせました。前泊だとこれができるからいいのだ。

いわき駅から湯本駅へ。

普段自走なので、駅に飾られている歓迎ボードを見ることが無いためちょっと嬉しい。

宿に戻り2回目の風呂。寝る前に入るのが気持ちいいんだよな。

5/7 試合日。
目覚ましがわりの蔵王カフェオレ。朝風呂上がりにいただく。

湯本駅からスタジアムまで歩くと500円分の金券がもらえるそうだが、
宿でもうしばらくゴロゴロしたいのでシャトルバスの始発を狙う。

9:30に宿をチェックアウトし荷物を駅のロッカーへ。
売店を覗くと駅弁を取り置きしてもらえるとのこと。
気に入った弁当を選び取り置きを依頼。

シャトルバスでハワイアンズスタジアムへ。

早速スタグルを楽しむ。

頂いたシュークリーム。これでもしぼんた方らしい。
あんこたっぷり


焼肉大原のてっぽう。これがレモンサワーと相性バッチリなやつ。

バス待ちやらスタグル巡りやらをしていたらあっという間に入場時刻に。

ここだけの話、大旗の上下をつけ間違えていたのは内緒。
教えてくれなかったら多分アップ時まで逆さだったと思う。

ハーマー&ドーリーのダンス。今回はしんみり系。

サッカーに関してはど素人だけど語ってみる。

いわきはムキムキの名に恥じないフィジカルの良さであった。
途中何回か山口の選手飛ばされていた気がする。
ユニフォーム越しにわかるあの筋肉。すごいわ。

ちょくちょく和哉が色々なところに顔を出しているのが印象的だった。
走行距離が多いプレーは見ていて楽しい。
頻度を高くすれば相手からはとても嫌がれるのではと思う。

翼がファールを受ける回数が多く見ていて辛かった。惜しいシーンも多い。
厳しいチェックを受けるのはFWの定めだとしても、ゴリゴリ削られるのを見るのは辛い。怪我なくプレーして欲しいものだ。
努力はきっと報われると信じている。今シーズン終わる頃には得点王の座についていると思っている。頑張れ。

先制は孝太の低い位置のヘッドから。
正直言うとゴールの瞬間はあまりわからなかった。
選手の喜び様と相手サポーターの雰囲気からして点が入ったとわかったくらい。
いわきの選手の足が同じ高さにあるのに頭を出せるのは勇気のあるプレーだと思う。
あまり無理はしないで欲しいが。


その15分後にいわきの谷村選手のゴール。
ドンピシャのいい飛び込み。見事なゴールを目の前で見せてもらった。
山口先制後の追いつかれ。仙台の二の舞かと頭によぎりましたよ。

このゴール後谷村選手が痛んでしまう。
相手チームの選手とはいえ目の前で痛んでいるのを見るのは精神的に良くない。
怪我無く試合終了を迎えられるのが一番いいのです。

後半20分に駿亮のゴール。
念願の、ねんがんの、ゴールセレブレーションを目の前で見ることができた。
得点の喜びも加わってアドレナリンが溢れ出した気がする。
旗も軽く感じられた気がする。
監督のところへ行くのも良いけれど、たまにはゴール裏に来てくれたら嬉しい。


さて、追加点をとってイケイケな雰囲気…にはならなかった。
いわきの勢いが増してきて相手側でのプレーが多く感じられた。
口では「もう一点!」とか叫ぶけど内心は早く終わってほしいと思っていた。
それくらい怖かったのだ。

きちんとボールを押さえて時間を貯める関さん本当神の関。

ラストのフリーキック。現地ではキックミスかと思ったらあえて時間を使う作戦だったのね。そんなこともできるようになったのか。


試合終了

駿亮待ち。選手の近さに緊張してしまう。かっこいいのだもの。

DAZNではヤマグチ一番前に途切れてしまったが、最近は公式が上げてくれるので助かる。
ありがたいことに目の前で見せてもらった那生のダンス。複雑すぎて真似出来んわ。
いつかは一緒に踊りたいね。

試合終了後は湯本駅前のみゆきの湯へ。

情熱の薔薇が浮かびますね

硫黄臭の漂う温度高めの温泉。浴槽はぬる湯と熱湯の2つ。
価格はなんと300円。素晴らしい。
普段はぬる湯派の私だが熱湯の方が泉質が濃いように感じられたので、そちらを中心に楽しむ。
熱すぎて茹蛸状態になったがそれもまた一興。

脱衣所に置いていた旗の竿ケースから地元のおばちゃん達と話が弾む。

「これなあに?弓道?」「旗の棒です、サッカーの応援で使う用の。」「あぁ〜FCね 今日負けちゃったそうじゃない」「自分相手のチームの応援なんです…」
「はるばるすごいね、この前も遠征?している人見かけたわ」

最終的には5人のおばちゃんに囲まれていた。
もっと話していたかったが、電車の時間があるので別れを告げる。

5月の頭といえどゴール裏で応援していたら嫌でも汗だくになる。
おまけに今回は交通機関での帰宅なので汗だらけで乗るのは気分的に嫌。
汗を流せて本当に良かったと思っている。

湯本駅の周りでは試合終了後スタジアムで流れていた曲がスピーカーから聞こえてきた。駅にいるのにスタジアムにいるような不思議な気分であった。
街一体で盛り上げて行こうという雰囲気が感じられた。すごくいい。

ロッカーから荷物、売店から駅弁を回収する。
駅の待合で知り合いと話しながら時間を潰す。自走では楽しめない時間。

帰りは特急ひたち。

東日本は特急車両が多くていいなあ
マルトのおにぎり。スタジアムでは食べれなかったのでひたちの中で。

マルトのおにぎりが出たところでちょっと語ります。
全国スタジアムグルメでもっと白米とかおにぎりを増やして欲しい。
基本味が濃いめに作ってあるのでどうしても白米が欲しくなる。
米があっても〇〇丼とか味付きのものが多い。
スタグルと一緒に食べるようの米が増えることを祈っている。

東海道新幹線に乗れば名古屋はもうすぐ。
いわきから大切に持ち運んできた駅弁。

ありがたい事に予想より早い特急に乗ることができたので、新幹線も早い時刻に変更。
最近はチケットレスなので変更もスマホからできるので助かる。
便利な世の中になったものだ。

19時半に乗った新幹線も21時には名古屋着。

これにて合計1000kmの遠征は終わり。

湯本の街で話した人皆がいわきFCのことを知っていた。
もちろんスタジアムの最寄りなので知っていても当然な気もするのだが、
試合終了1時間も経たないうちに試合結果まで知っているとなると少し不思議に感じる。
温泉地に近いスタジアムとして、街もチームも繁盛してほしい。

次の自分の遠征は群馬。群馬もいい温泉が沢山ある。
その日まで金稼いで健康で過ごすのだ。

終わり

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