人間っておもしろい!!
最近、ワタシの子供が戦っている!
といっても、小学校で苦手な同級生がいて、些細な出来事をきっかけに、対等ではなくなってしまった。割と、自己主張が強かった我が子が、急に臆病になり、繊細になり、内向的になり、クラスでも目立たないようにと、存在感を消し、誰とも話したくないとさえ、言うことがある。
出る杭は打たれるのを通り越して引っ込んでしまったのだ。
そんな我が子の話を聞いていると、ワタシの共感力の高い繊細な特性が顔を出す。
しかも我が子の辛い話なのだから、もちろん、胸が張り裂けそうな気持ちになってしまう。
とことん、気持ちを聴いて、フィードバックしながらやりとりを繰り返していく。
すると、少しずつ物分かり良く、人生とか対人関係においての攻略法とか、自己の考え方の正当性など、小学生ながら大人びた考え方が飛び出してくるではないか。
ママ、これって思春期ってやつなのかなぁ?
ワタシは、さっそく自分に当てはめて、深く深〜く考え込んでしまう。
思春期だけじゃなくて、ワタシは未だに同じような事で悩むし、つまずくし、凹むし、人が怖いと感じる。
どんな立場の人にでも、気持ちや背景があって、心情や経験があって、気分やその日の出来事なんかがあって、良いと思っていることが、その人にとっては不快なことかもしれないし、その人にしかわからないことがそれぞれにあると思う。だから、それを全て知ることや、把握できることは到底できない。
みんなから好かれることはないし、自分にとって心地のいい人は、いい人だと思ってしまうし。
とってもうまくやっているように見える人にも、悩み事はあるだろうし。
いやいや、そもそも最近HSPを知って驚いたことだが、みんながこんなに人のことを深く考えている訳ではないらしいし。
まぁ、そこはこの際置いておいても
大人になってもたくさん悩むし、対人関係が1番の人生の課題なのだ。
そこに加えて、コントロール困難を極めるHSS型HSPの自分との関係があるから、なおのこと厄介なのかも。
暖かいココアを飲みながら
子供を抱きしめて、『辛かったね』って声をかけたら、自分に向けても言ってるみたいで涙がポロポロ出てきた。
娘とたくさん話したら、二人でたどり着いた結論が
『私たち、人が大好きなんだね』ってこと
対人関係でこんなに悩んでいるのに、皮肉にも人が好きだなんて。。。ね
シンプルなことに、改めて気づいて、子供の成長過程を目の当たりにしているワタシに、娘はというと
ママってそんなこと考えてるんだね、可愛いね
だって〜。なんだか、拍子抜けしてしまった。