学問ノススメ

日本は、近代化から、ちょうど150年です。

今年大学に行ってなかったら、
そんなことにも気付かず一年が過ぎていたでしょう。

世の中「そんなこと知らなくても生きていける」ということばかりですが、知ってたら、もっと面白く生きていけることを学生になって知りました。

人間として楽しく生きていくには、教育って大切なのかもしれない。
念願の「国宝展」に行き、そんなことを感じました。
東京国立博物館所蔵の89点の国宝を一斉に展示するというお祭りのような企画展でした。キリンの剥製も展示されていました。日本に最初に来たキリンだそうです。

「国宝展」が行われている東京国立博物館は、今年で創立150年。
鉄道も、カレンダーも、時計も、あらゆるものが150年前の今頃、
一気に近代に向けて動き始めたのです。

今当たり前に生きている、近代社会もたかだか150年で、地球の歴史からしたら、記録されない程度の小さな出来事なんでしょう。
とはいえ、せっかくこの時代に生まれたのだから、近代人を全うしたいと、学問を通して思うようになりました。

現在、経済学で資本主義について学んでいます。資本は、増えていくのが前提なので、資本がこれ以上増える必要がなくなった現在、もはや資本主義社会は終わったのではないか。最近はそんなことを考えつつ、生きています。

いいなと思ったら応援しよう!