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読むとさらに面白いWhen I was in the future by mosquitone


はじめに

2024年8月10日、前回記事を書いてからおよそ6ヶ月ほど経ってしまった。みなさんはいかがお過ごしだろうか。

いつの間にか夏は真っ盛り。
学生にとっては、夏休みを満喫できる熱い季節。
年齢関係なく、全員サウナ並みの熱気を強制される物理的に暑い季節。
くれぐれもみんな水分補給を怠らず、可能な限り屋内の冷房の効いた部屋で快適な時間を過ごしてほしい。

夏に限らず、季節を跨いだことに気づいた時、「年齢を重ねるごとに時間の経過が早くなっていくなあ」と実感する。

このままだといつの間にか人生が終わってしまいそうなので、
最近自分に「1週間ごとにこれまでやったことのないことを試してみる」を課して、なんとか時間の引き伸ばしを図っている。
がしかし、それでも時間は過ぎ去ってしまうもので、、、、、人生、、、

本題に入ろう。

なぜ今回重い腰を上げてnoteを投稿したかというと、

8/3についにアルバムをリリースすることができたのだ🎉🎉

前回の記事でも似たようなことを言ったが、「ここまで来るのはとても長かった」。だって、制作期間1年半くらいかかっているからね、、、、、

想像上のファン1 < おめでとう〜〜〜
想像上のファン2 < よくやったぞ!!
想像上のファン3 < きゃ〜絃太郎最高〜、結婚して〜

みんなありがとう〜。
絃太郎は既婚者なので不倫になっちゃいます。ご注意をば。

本題に入ろう。

この記事では、
mosquitone 1st Album "When I was in the future"の制作に関わる情報と、楽曲の制作過程 & ポイントを解説していこうと思う。
すでに聴いてくれている人も、まだ聴けてないという人も、是非とも最後まで読んでほしい。


"When I was in the future" の意味

今後、こちらについて話しているYoutube動画が公開されるはずなので、ここでは割愛🙏

でも、この意味が矛盾している感じ、人間っぽくていいよね!
ちなみに、命名は Ba/Cho 宮崎さん。


CDジャケット

1st Album "When I was in the future" ジャケット

このジャケットは、Gt/Vo の絃太郎のお母様に依頼をして描いていただいたものだ
お母様、本当にありがとうございます🙇‍♂️

また、アルバム名とバンド名を追加してくれたのはDr 山下さんだ。
ペイントツールとかそんなチャチなもんじゃなく、なんとHTMLで追加してくれたみたい。僕にそんな発想は全くなかった。。。

ちなみに、このジャケットのイメージは「朝焼け」
朝焼け(かわたれ時)や夕焼け(黄昏時)の時間帯は、
「切ない」ような「爽やか」なような、そんな気持ちにさせてくれる。
そしてそのイメージは、僕らの楽曲の特徴でもある。

実に僕ららしいとは思わんかね。(※ムスカ大佐)

1990年代 / 2000年代の洋楽エモを彷彿とさせる「爽やかな哀愁サウンド」「交差するツインヴォーカル」が特徴。

Yahooニュースから抜粋

また、配信済みの Demo2・Demo3 も、絃太郎のお母様にお願いして描いてもらったんだ。こちらも引きつづきチェックよろしく!

CDのジャケットに限らず、
小説の表紙もYoutubeのサムネイルも、"作品の顔"という重要な役割を持っている。
作品に興味を持ってもらうなら、視覚的な情報は実に重要だ。
僕も、本は表紙買いする派だし、サムネイルが凝っている動画も観てみたいと思ってしまう。

そして事実、絃太郎のお母様に描いてもらったこのジャケットは実に素敵だ。
「朝焼け」は1日の始まり、つまり When I was in the future を通して、
僕らはやっとスタート地点に立てたんじゃないかなと感じさせてくれる。

だから、When I was in the future という作品が大変素晴らしいものになったと、メンバー全員満足以上に満足している。
改めてお母様に感謝を。


When I was in the future 収録曲

  1. 焦燥

  2. 鼓動が止まるその日まで

  3. Alternative Pulse

  4. Escape

  5. 黎明

  6. Don't Pass On Common Sense

  7. Rise

  8. My Sadness

今回、普段ライブでよく演奏する楽曲と、
今年Singleとしてリリースした「Alternative Pulse」「Rise」に加え、
「Escape」「黎明」「Don't Pass On Common Sense」の新曲3曲を収録した。
この3曲は、2024年作曲の出来たてほやほやだし、これまでの積み重ねの結晶と言っても過言ではない。
また、これまでリリースしたことがなかった「鼓動が止まるその日まで」も是非とも楽しんでほしい。

全ての曲に推したいポイントはあるんだけど、
今回は新曲と初リリースした以下の楽曲のみに絞って解説していこうと思う。

  • 鼓動が止まるその日まで

  • Escape

  • 黎明

  • Don't Pass On Common Sense


楽曲の制作過程とポイント

鼓動が止まるその日まで

この曲は、「ツインボーカルの交差感」というmosquitoneの特徴の一つを体現している楽曲だ。
作曲作詞担当は、Gt/Vo の絃太郎。

この曲は、別の記事で言っていた、
Alternative Pulse と並ぶ「調子の悪い年に完成した」楽曲の一つだ。

調子が悪いというのは、この楽曲が微妙ということではない
採用に上がる楽曲が極端に少なかったということだ。

そんな中、この曲が生まれたことは僕らにとって大変素晴らしい転機だった。
そして、曲の完成度としても、mosquitone の Last Resort と言えることに間違いはない。

この曲の特徴は、

  1. 交差するエモーショナルなボーカル

  2. 曲名にもある通り、心臓の鼓動を表したアウトロ

  3. 生きることについて悩む歌詞

と言ったところだ。

推しポイントは、チカラと絃太郎が交互に繰り出すボーカルメロディーだ。
僕らの強みの1つは、タイプの違うボーカルが2人いることだ。
それを存分に発揮している楽曲なので、ぜひ楽しんでほしい。


Escape

この曲は、mosquitone 初のボーカルにスクリームを採用した楽曲だ。
作曲作詞担当は、Gt/Vo の絃太郎。
これは、絃太郎が「スクリームにチャレンジしたい」と言い出したのがきっかけだ。

ボーカルメロディーは基本、絃太郎が考えてくるのだが、
今までは基本クリーンボーカルのみだったので、初めてデモを聴いた時に驚いたのを覚えている。

mosquitone は、ジャンルを「エモ」と言いつつも、いろんなジャンルで対バンすることができるバンドだ。
(と僕は勝手に思っている。)

なぜなら、僕らの楽曲は「歌物」としても「ハードコア」としても機能するからだ。
そんな中で、「ハードコア色を強めた曲がほしい」という願望が絃太郎にあったみたいだ。

この曲の特徴は、

  1. 攻撃的なビート

  2. 絃太郎が魂から絞り出したスクリーム

  3. メロディアスなリードギター

と言ったところだろうか。

推しポイントは、絃太郎のスクリーム序盤〜中盤のDr 山下さんの攻撃的なビートだ。
ハードコアが好きな人なら、間違いなくアウトロまで楽しんでもらえることだろう。


黎明

この曲は、mosquitone 初のアコースティック曲だ。
作曲作詞担当は、Gt/Vo の僕。(レコーディングでも、僕一人でギターとボーカルを担当した。)

自分事だが今年2024年3月18日に、弟がこの世を去ってしまった。
世間的にはペットという認識だろうけど、僕にとっては一緒に育ってきた、かけがえの無い「弟」だ。

僕の弟「わか」

黎明の歌詞は、
弟である「わか」を失った僕の心情を表現したものだ。

ごめんね。ちょっとしんみりするようなことを書いてしまった。

とりあえず、この曲の特徴を挙げると、

  1. アコースティックギター1本とボーカルのみの簡素な構成

  2. ウィスパーライクな優しいボーカル

  3. 大事なものを失うも前へ進もうとする決意を表す歌詞

という感じ。

推しポイントは、僕のボーカルかな。
普段では、ハキハキ歌うことが多いんだけど、差別化のためにだいぶソフトに歌った。
本当は、YUIっぽい感じにしたかったんだけど、
僕が歌うと全てがofficial髭男dismみたいになってしまうので、
急いでスニッカーズで自分を取り戻してきます。

君を取り戻せ

Don't Pass On Common Sense

この曲は、数ある曲と同じく爽やかさとどこか切なさを感じさせる、
まさに mosquitone の特徴の一つを体現している楽曲
だ。
作曲担当は、Ba/Cho 担当 宮崎さん。
作詞は、例に漏れず絃太郎だ。

最近のJ-POPでは曲の至る箇所に転調が用いられるが、
この曲は「そんなおしゃれさとは無縁だ」と主張しつつ、
僕らが愛してやまない「2000年代頃の楽曲が持つストレートさ」を感じられる

ちなみに、この曲はいわゆる「アルバム曲」と言われる立ち位置で作られた曲だ。
だが、収録曲の中である意味1番2番に迫る勢いでとても重要な楽曲だ

レストランのコースで例えると、
メインディッシュではなく、魚料理やスープのような立ち位置なのだが、
When I was in the future というフルコース支えてくれている
コースで出てくる料理がハンバーグや唐揚げばかりだったら、
胃もたれするし飽きてしまうだろう。

だから、「飽きさせないし、アルバムを盛り上げてくれている」という立ち位置にあるこの曲は、とても重要なんだ。

この曲の特徴は、

  1. 爽やかなクリーンボーカルと、時々顔を出すスクリームボイス

  2. Bメロで、サビのボーカルメロディーを歌っている(コア層向け)

  3. ラストサビでいきなり繰り出されるメタルコア節

だろう。

推しポイントは、特徴にも書いてあるのだけど、
「ラストサビでいきなり繰り出されるメタルコア節」だ。
僕らのこれまでの楽曲にはないパート
だから、
今までの楽曲を聴いてくれていた人は特に、面白いと思ってもらえる
はずだ。


さいごに

いかがだったでしょうか。
もし興味を持ってくれたら、是非とも When I was in the future を聴いてみてね。

このアルバムは、現状一旦CD化せず配信のみしているんだけど、
CD作成は動いていくと思うので是非楽しみにしておいてね。

それと、僕らのofficialサイトが When I was in the future 仕様になっているので、是非チェックしてくれ。ちなみに、サイトとかリンク集とかの設定は、全てDr 山下さんが色々やってくれている。頭があがらない。

また、余裕があれば、When I was in the future 関連のグッズを作りたいね。

本当にさいごになるが、
僕らは8/18(Sun), 8/31(Sat)にライブをする予定だ。
是非とも遊びに来てくれ!

予約は以下フォームか、twitter / instagramのDMでも受け付けているのでよろしく!

それではまた!


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