大学生のTOEIC910点勉強法

もそ

2023年2月25日 01:47

昨年TOEICで念願の900点を突破しました。今回は突破までの勉強方法を紹介したいと思います。

910点をとる半年前の試験結果です。

765点でした。この点をとるまでにもかなり(100時間近く)勉強をしました。
その勉強法から紹介をしたいと思います。

TOEIC765点勉強法

私が765点をとるまでにやった勉強は主に次の4つです。
・単語を400語覚える
・中学英文法を思い出す
・TOEIC向け文法問題集を1周する
・公式問題集を2冊分とく

・単語を400語覚える

電車の中や自由時間を使い英単語を覚えました。単語を覚えるのに使ったツールはこの本のみです。フレーズと共に重要単語を出る順に覚えることができました。765点をとるためには600点レベルの400語のみで十分でした。

ここで単語を覚える時に大切だと思ったポイントを2つ紹介したいと思います。

・毎日目を通す
・音声を利用する

この二つさえ実行できれば英単語を覚えるハードルがグッと下がります。
そしてこれは私が塾で教えている中学生にも実行してもらっています。

・毎日目を通す
まず英単語は1日で覚えようとしても無理です。短期記憶のまま終わります。

一気見したドラマより毎週見たドラマの方がその期間の日常の記憶と共に思い出されやすい、そんな経験ありませんか。
学生生活での定期テスト、直前で丸暗記してテストは乗り切ったものの翌日にはすっかり忘れている。よくありますよね。

エビングハウスの忘却曲線で示されている通り記憶は時間経過とともに減り、復習のたびに定着しやすくなります。
最も適切と言われている復習の感覚は１回目が翌日、２回目がその１週間後、３回目がその２週間後、４回目がその１ヵ月後、５回目がその２ヵ月後です。

なので忘れる隙を与えないくらい、できれば毎日復習をしましょう。

私は初めは1週間に50単語ずつ、400語まで1周した後2周目からは100単語ずつ毎日目を通すようにしていました。
一日の単語数は多いですが1日50単語覚えるのではなく、1週間かけて50単語を覚えると考えると少なく感じませんか。
単語を時間をかけてゆっくり定着させ、復習を繰り返す。これが私の勉強法です。

・音声を利用する

金のフレーズを含む単語帳はほとんどに音声がついています。
ダウンロードをし、スマートフォンで再生してみましょう。通学、通勤途中でもできます。

音声を使うことで目からだけではなく耳からも暗記することができます。音声を真似して音読をしてみるとさらにいいでしょう。目・耳・口を使った暗記は効果覿面です。

そして音声を使用するメリットはもう一つあります。それはリスニングの練習にもなる、です。
英単語、フレーズを普段からきいていると耳が慣れ自然とリスニングの点数が上がります。

私は高校時代から音声を利用して単語を覚える方法を実行していました。逆にそれ以外リスニングの勉強はほぼしていませんでした。
でもセンター試験のリスニングではほぼ満点を取ることができました。

・中学文法を思い出す

闇雲に英単語を覚えたり問題集を解いても英語の基礎がわかっていないとTOEICの点は取れません。
TOEICで900点を取るために高校英語の文法の知識は要らないですが、最低でも中学英文法はできる必要があります。
きっとできると過信せずに一度じっくり思い出してみましょう。
特に品詞の分野は得点源になってきます。

・TOEIC向け文法問題集を1周する

王道ですがこのテキストがおすすめです。問題数が多いのはもちろん、解説が理論的でとてもわかりやすいです。このテキストだけで文法問題の全てをカバーできます。

文法問題集は一冊これと決めてそのテキストをやり込みましょう。
765点を取った時には1周解説を舐め回すように読みながら解きました。
910点を取った時には3周は解きました(後述)。
コツが掴めるだけで格段に点数がのびます。

・公式問題集を2冊分とく

最後に仕上げとして公式問題集を解きました。こちらは2023年2月時点の最新の2つです。

時間を測りながら解くことで本番での時間配分の容量をつかめます。
また、自分の弱点がわかるためその後の勉強方針も決めやすくなります。

以上の4点

・単語を400語覚える
・中学英文法を思い出す
・TOEIC向け文法問題集を1周する
・公式問題集を2冊分とく

を私はTOEICで765点を取った際に行いました。

次の項目からは765点から+145点の910点を取るまでに行った勉強を紹介します。

TOEIC910点勉強法

私が910点をとるまでにやった勉強は主に次の4つです。
前回の試験から150時間ほど勉強をしました。

・単語を900語覚える
・TOEIC向け文法問題集を3周する
・ディクテーションを行う
・公式問題集をとく

・単語を900語覚える

ここでも先ほどと同様金のフレーズを使用しました。910点をとるために860点レベルまでの900語を覚えました。
この単語数でも十分に900点台を取れました。

暗記方法は先述した方法と全く同じで音声を利用しながら毎日定着させました。

・TOEIC向け文法問題集を3周する

今回もこのテキストです。

765点を取ったときは1周だったのですが、今回は3周しました。
3周すると言っても全ての問題を何回も解くのではなく間違えた問題にチェックをつけ、間違えた問題のみをもう一度とくということを繰り返し、最終的には全ての問題を解けるようにしました。

・ディクテーションを行う

これは765点を取った時にはしなかった勉強法です。
私はディクテーションを行うことでリスニングの点数が飛躍的に上がりました。
370点→430点

ディクテーションをするときに使ったのがスタディサプリです。
月額3000円ほどかかりますが私は一ヶ月のみの使用で60点点数を上げることができたのでいい投資だったと考えています。

アプリから流れる英語を打ち込む作業を繰り返すことでリスニングで流れる音声を一語一語聞き取れるようになります。

ディクテーションが今回の点数を上げることに一番貢献したと言っても過言ではありません。
本当におすすめです。

・公式問題集を解く

765点を取った時と同様に最後は公式問題集で締めくくりました。

まとめ

ここまでつらつらと勉強法を書いてきましたが、TOEICは勉強をしただけ点数が伸びるテストだと考えます。
私自身今以上に勉強をし、現在の記録を更新できるよう励みます。