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ポケモン金銀は少年が冒険するワクワク感がたくさんあったというお話し

こんにちは、モスモスオ(七部学)です。

今日はポケモン金銀のお話しをしようかと思います。

今世間ではダイヤモンド•パールのリメイクが話題となっています。ポケモン赤緑が発売されてから今年で25年。今や幅広い年代の人が楽しむコンテンツとなったポケットモンスターシリーズ。

金銀をリアルタイムで楽しんでいた方は「そうそう、こんなだったなぁ〜」と、当時生まれてなかった方は「へぇ〜、こんなだったのか〜」と思いながら読んでもらえたら嬉しいです。


ポケットモンスター金銀が発売された年

ポケットモンスター金銀は1999年11月21日に発売されました。今から22年前ですね。もうそんなに経ったのか〜って感じがします。

この年はだんご3兄弟が大ヒットした年ですね。そういえば私も家でだんご3兄弟が流れていた記憶があります。十年一昔とは言いますが、1999年生まれの人は今22歳ですからね。当時ポケモンをやっていた少年少女もすっかり大人となりました。

社会現象にまでなったポケモン赤緑の大ヒット、アニメも人気となり前年に放映された映画「ミュウツーの逆襲」も大ヒットし、怒涛の勢いの中で発売された待望の新作それが「ポケットモンスター金•銀」でした。

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こうやってパッケージを見ると時代を感じますね。けど、この金色•銀色に輝くパッケージは小学生の購買力を促すには十分だったと思います。


当時は今とは違い、インターネットがまだ未発達でゲームの攻略情報はゲーム雑誌か友達からの口コミでした。ゲーム雑誌はともかく口コミは適当もいいとこなので、伝説のポケモン「セレビィ」が出ると言われて、ずっーーーーーとウバメの祠の前に立っていました笑

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(このすごく意味ありげな説明、絶対セレビィ出てくると思っちゃいますよ笑)


インターネットという存在

ポケモンの思い出を語る上でキーポイントとなるのはインターネットが普及する前か後かということだと思います。

インターネットというのは本当にすごい代物で、例えばポケモン剣盾のレジ系イベントなんかも冠の雪原が配布されてから、すぐに攻略情報がネットに上がりましたね。レジアイスが欲しいな〜と思ったら、その攻略情報を見ていけばすぐにレジアイスを捕まえることが出来ます。本当に便利なものだと思います。

その一方で自分で色々と試していく楽しさというのは味わいにくくなっているように感じます。分からないからこそ、試してみるワクワク感はありますからね。

ポケモン金銀が今でも高く評価されている点は自分で色々と試していく楽しさを感じられる要素が多かったからだと私は考えてもいます。

ポケモン金銀は、ポケモンをワクワクしながら探すという点で様々な工夫が凝らされています。ここからはそれにポイントを当てて話を進めていきます。



ずつきによりゲットする新ポケモン

ウバメの森でもらえるわざマシン02「ずつき」

そこそこ威力の高いノーマル技のわざマシンです。序盤の技マシンにしては高威力なので戦闘でも使えますが、これは覚えさせると細い木にずつきをして、木にいるポケモンをゲットすることが出来ました。

ずつきでしか手に入らないポケモンもいて、クヌギダマ、エイパム、ヘラクロスがそうでした。

特にヘラクロスはむし•かくとうという当時は珍しいタイプの組み合わせな上に「メガホーン」というむしタイプ最強技と「きしかいせい」というハマれば一発逆転出来るロマン技を使える人気ポケモンでした。

しかし、落ちてくる木がどれか分からず、ヘラクロスを持っている友達に聞いたり、片っ端から木を揺らしたりして、本物のカブトムシ並みに捕まえるのが大変でした。

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ヘラクロスはすぐ逃げるので捕獲難易度も高い…

序盤に捕まえるのはホント大変…

もし捕まえるならゴースに「さいみんじゅつ」と「くろいまなざし」を覚えさせるといいです。


ずつきが出来る木には「森林タイプ」と「山岳タイプ」があり、ヘラクロスなどの新ポケが出るのは山岳タイプらしいのですが、さらにそれも「落ちやすい木」と「それ以外の木」があるらしいです。

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参照サイト(http://www1.ttcn.ne.jp/era404/2nd/headbutt/index.htm)

中々に難しい仕様ですね…

そんなの小学生に分かるわけがない…

けど、ゲームの中で虫取りをしてる感じは楽しめたと思います。

ずつきをしたら、スピアーが落ちてくるのはなんかアニポケ感があっていいですよね。


つりざおで釣れるポケモンが増えた

金銀では最初のバッチを手に入れてすぐにボロのつりざおが手に入ります。

初代ではボロのつりざおはコイキングのみでしたが、金銀では低確率ですがコイキング以外のポケモンも釣れます。

例えば、ボロのつりざおがもらえる32番道路ではメノクラゲ、キキョウシティではニョロモ、つながりの洞窟ではトサキントが、少し戻ったヨシノシティではクラブがそれぞれゲット出来ます。

序盤でみずタイプが手に入りやすくなったのは、金銀の特徴と言えます。32番道路には新ポケモン「ウパー」も出ますし、つながりの洞窟で一気に育てることが出来るので、ここら辺は上手く作ってあるなと思います。

(初代だとゼニガメ以外を選んだ場合、お月見山でコイキング手に入れて育てるか、イーブイをシャワーズにするかみたいな感じですからね…)

金銀の場合、アサギシティでいいつりざおが釣れますが、実は金銀のいいつりざおは中々に良くて、下の画像を見てください。

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アサギシティで釣れるポケモン

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アサギ港で釣れるポケモン

参照サイト(https://pokemon-gsc.g-takumi.com)

1つの街でこれだけの種類のポケモンが釣れるのは、結構すごいと思うんですよ!!!


ただ今でこそ攻略サイトで調べてこのように分かることですが、当時はそれが分からなかったので、ずつきと同じく色んな場所で釣りをしまくるわけですよ。そしたら、サニーゴやチョンチーが出てきて「なんだ!!!コイツ!!!」ってなるわけですよ。ここまでの道中でサニーゴやチョンチーを使うトレーナーはいませんからね。テンションが↑↑↑↑↑↑って上がりました笑



火•木•土に開催される虫取り大会

金銀では虫取り大会がしぜん公園で火•木•土曜日に開催されていました。

たくさんも虫ポケモンが捕まえられますが、ここでのポイントは「ストライク」と「カイロス」がゲット出来るという点です。

特にストライクは2番目のジムリーダー、ツクシのエースポケモンですので、ここで見つけてテンションが上がった少年は絶対私だけではないはずです。

虫取り大会という特別なイベントで前作のレアポケモンであるカイロスとストライクをゲット出来るようにしていた。ここら辺も少年の冒険心をくすぐるには十分だったと思います。

ちなみに優勝するには出現率が低くレベルの高いポケモンをゲットする必要があるので地味に難しい…

せっかくいいポケモンを捕まえてきても、エリートトレーナーのケンがもっといいポケモンを捕まえていることも多々あります。お前、エリートトレーナーがキッズのための大会に出るんじゃねえよ!!!大会荒らしかよ!!!

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(ケンが来たら、嫌な顔をする虫取り少年は絶対いそう)


昼と夜で出るポケモンが変わる

これも金銀の新要素ですが、時間帯によって出現するポケモンが変わります。

例えば、1番最初の29番道路だと昼はオタチ、夜はホーホーが出るといった具合に朝、昼、夜で出るポケモンが変わるのもリアルタイムで冒険している感が感じられます。

序盤の30番道路では金の方だと夜に「イトマル」が銀の方だと朝に「レディバ」が出ます。ムウマなんかは最終盤のシロガネ山の奥に夜だけ出ます。中々に凝った仕様だなと思います。ムウマはかわいいし強いので、ホントはストーリーで使いたいのですが、そこら辺が惜しいよなぁと思います。

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(こんなかわいい上に、サイケこうせんやサイコキネシスなどのエスパー技、ほろびの歌やいたみわけなどの面白い技も覚える。出てくるのが早ければ…)


探索面だけでもこれらの要素が詰め込まれ、それに加えてスイクン•エンテイ•ライコウのイベントやホウオウ•ルギアのエピソード、殿堂入り後のカントーへの冒険など、もう思いつくものは全部詰め込みました!!!って感じがしますね。

こんな楽しいゲームを当時リアルタイムで出来ていたのは、かなり幸せなことだったのかもと今は思います。



まとめ

ポケモン金銀はプレイする少年たちがワクワクするようにと開発者は作ったのだろうなということをnoteを書いていて改めて感じました。

もちろん少年時代にプレイしたという思い出補正はあるかもしれませんが、初めてプレイした時のワクワク感というのは、今も多くの人の心に残っていると思います。

だからこそ、今でも金銀が好きという人はたくさんいますし、私のように思い出語りをしたくなる人もいるのだと思います。

このnoteを書いている今現在、ダイヤモンド•パールのリメイクが話題となっていますが、ポケモンのリメイクは自分が少年の頃にプレイしたワクワク感を思い出させてくれるものだからこそ、こうやって多くの人の口で話題になっているのだと思います。

私自身はダイヤモンド•パールはプレイしていなかったのですが、もしリメイクされたら、その時は一少年の気分でプレイしていきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!

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