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空の下で君が笑った 「相変わらずだなぁ」 そんな事、呟いている気がして 雪に凍える真冬の道…
人間も怠いが猫も怠い 餌をねだってはすやすやと眠る猫 少しお邪魔して 彼の眠る掛け布団の…
等間隔の提灯を抜けて さらに明るく 賑やかなほうへ
ムワ、とした熱気は朝のうちから立ちのぼる 重ねて、暑苦しい真夏の蝉の鳴き声も早々に 風情…
星屑おちて 燃え尽きた 空の旅 瞬く間に終えて あのひとに伝えて 「わすれやしないから」と …
愛し子の手を握る夜 我が人生の空虚さに絶望した夜 どちらも 同じだけ、同じ速度で 過ぎ去っ…
先の未来に絶望しながらも まだ生きたいと 我願う 故に生温い涙が出てくるのだ
真夜中に起き出して ホットココアにマシュマロをつっこむだけに飽き足らず ポップコーン一袋を…
ご自愛してね そばにいるから 忘れないよ あなたとの記憶 泣き出しそうな夜も しんどい朝…
どうしようね 無気力で 病んでる あはは 先の希望、いつ見えるの? わたしは、どうなりたい?
蠢く無数の黒ずんだ手 手招きする日本人形 むしろそちら側に心地良さすら覚えた
しんどいね ぽよぽよ〜 しんどいや ふにょふにょ そんな時は ふかふかの布団に逃げ込んで こ…
それは稲妻に打たれたかのように一瞬だった とある女の、特にぷるんとした唇に否応無く目が引…
イライラが募り、爆発しそうな時 震える手を制御しながら パントリーを漁りまくる 何か食べもの 冷蔵庫にないか? 何か食べもの 恵まれた時代、国 恩恵を十二分に享受しておきながら この体たらくはなんだ 理性という名の天使が己に説教をする それを欲望という名の悪魔がぷつりと握りつぶす 苦しいだろ つらいよな 食べろよ 楽になるからな お前な、太るだけだろう まぬけが いささか口の悪くなった天使がいつの間にかケロリと生き返り、正論で諭す そして私はモリモリ食す 天