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こんなご縁を待っていた

Day89 2025年1月8日(水)シンガポール時間 21:00

本当にいろいろ繋がるなって思った1日でした。
ほぼ毎日結構精一杯生きてるつもりなんですけれど、あー、なんかこういうことだったのかなぁーみたいなことを感じる出会いでした。

一日中気持ちが穏やかでした。
穏やかにしていてもいいんだよって思えるそういう出会いでした。


ちょっと思いついたので記しておきますが、
日々いろいろな波がやってきますけれど、自分の心地の良い流れに身を任せていられるように、自分を大切にすること。とにかくそこにいないで遠くから自分を見てあげること。俯瞰っていうのでしょうね。遠くなら上からでなくっても良いのではないでしょうか?遠くが難しかったら、近くにいる人の立場に立って自分がどのようにその人に映っているのかを考えるのもいいかもしれません。
遠くから見ること、とても大切なことだと思います。
好奇心の赴く方向に流れるように、その時がきたら、心地よい方に反応できるように準備をしておくという日があってもいいと思います。

もちろん私たちは周りの人たちと生きています。だから、周りの流れをなんらかの形で邪魔するようなことをすると、まぁ、なんだかうねりのある流れになったり、つまっている水道管のようになってしまうこともあるかもしれません。

いつも流れの中にいる必要なないのだから、空からその流れを観察すればいいのだと思います。

さて、今朝、保険料の請求や子供のスクールトリップの必要手続きなどをするためにメールを使っていたところ、流れてきたのがこちら。

人はストーリーを通じて何千年も繋がる 
ユヴァル・ノア・ハラリ「人類の強みは、神話を語る能力にある」

ハラリさんのサピエンス全史は、Audibleでちょこちょこ聞いていて(途中で寝ちゃったりしてるから飛び飛びですし)まだ終わってないけれど、こちらの新著 『NEXUS 情報の人類史ー情報のネットワーク』 も気になっていたので、記事を読んでいました。記事はクーリエジャポンという情報ウェブサイトです。

(それでやらなければいけないことからは少し遠くなっていたり、戻ったり、しながら、、、)

クーリエジャポンで記事の2回目からが有料コンテンツでした。数ヶ月前にプレミアに1、2ヶ月入っていたこともあったのですが、今は読めません。そうしたら新春キャンペーン半額っというサービスに心が揺らぎ、もちろんポチッとしてしまいました。そうこうしていたら、別の記事が出てきて、それがこちらです。

現代人を過去と繋ぐ人々の未来
性と匂いと死と─アマゾン先住民と生活して得た「答え」

ここに出てくる探検家のお名前は初めて聞いたし、現代人とはかけ離れた暮らしをされている人たちのことを知ることにとても関心があるので、ついつい読み始めてしまいました。レヴィ=ストロースの『野生の思考』、全部読んだわけではないけれど、それを書いたときの彼もこんな感じのアマゾンにいたのかなぁとか妄想しながら読みました。

内容に関する感想は今日は割愛します。(書ききれないから)

さてシドニー・ポスエロさんのことをもう少し知りたいし、話している動画があったらいいなぁと思い、ググってみました。

NHKのページ
沢木耕太郎 アマゾン思索紀行
森の奥、森の声 シドニーポスエロとの対話

『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』奥野克巳さん
を思い出します。全部読んでないけど、Kindle積読されています。

NHKオンデマンドでこの番組は見つからず、、、

でも、作家がアマゾンに??行った?えっ?
の衝撃が強くって次の瞬間には沢木耕太郎さんをググっていました。

”美学”という言葉も最近とても気になっていて、ちょうど昨日も調べていたので、また、来たなぁーと思って早速拝聴。

「楽しめること1個を見つける」“晩年を生きる美学”作家・沢木耕太郎に聞く(2023年8月30日)


去年の動画ですから、76歳のはず。(実際には当時75歳でいらっしゃいました)
背筋が伸びすっきりとした沢木さんに目が釘付け。


とここまでで、昨日はギブアップ。
続きは翌日書いています。

Day90 2025年1月9日(木)シンガポール時間 12:15

今一度、上の動画を見てから書いています。
沢木さんを今まで存じ上げなかったこと、きっと恥ずかしいことなのだと思います。

ノンフィクション作家? えっっ? 何?ノンフィクション小説なの?ドキュメンタリーじゃないの? 

知らないことって、ご縁があるまで知る由もない。

こういう経験を何度もしてきているので、知らなかったことについて恥じてる場合ではなくて、まだまだ知らないことが溢れていることを嬉しく思うし、今後encounter (遭遇する)ことを楽しみになります。こちらに準備が出来ていなかったから今まで気づけなかったかもしれないということも多分にあります。

沢木さんに戻ります。
6分強の短い動画ですが、沢木さんのお人柄を知れた気がしたし、引き込まれてしまいました。


50過ぎて先を見始めた私ですが、考えてきたことの答え合わせをしてもらった気持ちになりました。目標に向かって。とか、達成したいことは何ですか?とかそう言った言葉に違和感を持ちはじめていたこと。この言葉を聞いて、安心しました。

「生き方ではなくて在り方」

時間軸はなくって、今を大切にすること。

「もしママに何かがあっても、毎日幸せいっぱいなのでかわいそうとか思わないでね。安心してね。」
と子供達に言うと、「悲しくなるから言わないで」と怒られることがありますが、本当にそういう気持ちなんです。

沢木さんが
「明日でも文句は言わない」
とおっしゃっるんですが、そういうことなんだよなぁって、わかってくれる人がいるんだなって気持ちがとても軽くなったし、もう何も焦らなくていいなと安心しました。


これ読んでくださった方で、晩年を心配している方がいたら、
ぜひご覧になってみてください。
わたしがちょっとネタバレしちゃってごめんね。感動が半減しちゃったかもしれません。ごめんなさい。

わたしの感想に戻りますが、沢木さんのチャーミングな笑顔が印象的でした。常に、人生の先輩、ロールモデルを探しては、真似しているので、性別は違いますが、沢木さんのような75歳になれたらいいと思ったりします。
付け加えておきますと、生き方のロールモデル、目指したいと思っている方は佐藤初音さんと渡辺和子さんです。このことは何度か書いていると思うので後で探して貼っておきます。もうお一人はポッドキャストをはじめてから人から言われて、そう言えば小さい時あこがれていたなぁーと思い出した窓際のトットちゃん。


沢木さんのお話をもっと聞いてみたいと思い、みんなが読んでいるらしい『深夜特急』をググってみました。

そうしたらすごいのが出てきましたよ。聴力優位の私のためのコンテンツ。
特別対談 斎藤工✖️沢木耕太郎 朗読斎藤工深夜特急オン・ザ・ロード

斎藤工さんは、クラブハウスがラウンチされて賑わっていた当時、いろいろな会話にジョインされて気さくにお話しされているところに遭遇したりしていて、なんだか気になる俳優さんでした。
つい先月、「Moさんが好きそうだから」と言って『大きな家』というドキュメンタリーをお友達がご紹介してくださったときにプロデューサーが斎藤工さんだったところで、”気になっていた”点と点がつながったような気がしていました。社会問題、偶発的に人の人生を左右する生い立ち、生まれる国の問題、家族のこと、いつも気になっていることなので斎藤さんがこういったドキュメンタリーを作っていたことに勝手にご縁を感じていました。エックスで上映されている映画館に足を運んで、観客の全員と握手をしていた様子も好感を持ちました。

本当にすごいのを見つけてしまった、、、
これで何日かお祝いできるな。

「やばい。」しかでてきませんでした。ごめんなさい。


『「好き」を言語化する技術/ 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』三宅香帆
を再度読んで(Audible)して出直してくるべきです。



先に貼った対談ですが、ラジオで放送されたのをポッドキャストにしてくださっていたのですね。TBSラジオさんに本当に本当に感謝です。ポッドキャストになっていなかったら一生聞けなかったでしょう?この感動はなかったでしょう?

と感謝しながら、とにかく聞いてみました。朗読・斎藤工っていうから朗読するのかな?とかワクワクしながらね。『深夜特急』がなんなのかも知らずに、、、、一気に聴きました。

そうそう、忘れてはいけないことを忘れそうになっていました。

このポッドキャストを聴き始める前にもう一つコンテンツを見つけてギョッとしたことを残しておかなければ!!だって、これを見なかったら今までお慕いしていた方を差し置いて、沢木さん一筋になりそうなくらい、沢木さんに没頭しそうだったのだから。

ドキュメント20min. 「26歳 旅ヲ思フ。」 −NHKオンデマンド

作家・沢木耕太郎は26歳のときに、ユーラシア大陸への旅に出た。26歳は「旅の適齢期」。しかし、今の26歳たちはなかなか旅に出られない。3人の26歳たちが「行きたい場所」を思い浮かべながら、人生の現在地を見つめる。流れに身を任せる人。悩みながらも日々歩みを進める人。夢を追いかける人。色とりどりの映像詩でつづる26歳たちの「いま」。あなたはどんな「旅」を思い描きますか?

ドキュメント20min. 「26歳 旅ヲ思フ。」


26歳は旅の適齢期だと沢木さんは書いているらしい。
26歳と言えばわたしが仕事(教師)をやめ、シンガポールに移住した歳でもあって、
「あら、いやだ、なんて偶然♡」
とニヤついたその次の瞬間。

ある26歳の方が26歳の人たちの書いたものをまとめて自費出版したという手のひらサイズの書籍。

えっ、これ持ってるのよ。買ってから丁寧にプラスティックの袋に入ったままなのだけれど。持ってるはず。

とは言え、朧げな記憶なものだから、動画を止めて探しに行ってきました。


ありました。

朧げな記憶2。これ、わたしのあの渡邉康太郎さんがご紹介してくれたんじゃなかったかしら?(”あの””わたしの”って? すみません)
wired 日本版編集長とビブリオトークだったかしら?新年のお楽しみ。過去3回しっかり観てます。今年はやるのかなー?お知らせまだないです。心配。

とまたググってみました。
あっ、違いました。TakramRadioだったみたいです。
面影 book&craftさんが丁寧に説明してくださっている。

『26歳計画』という本を知ったのはJ-WAVEの深夜のラジオ番組「takram radio」のパーソナリティー渡邉康太郎さんが紹介したのを聞いたことからだった。

面影 book&craft 添付ホームページ

えっ、今気づいたけど、第3刷には沢木さんが寄稿してらっしゃるですって?えっ!!

わたしのはめちゃ初版なはず。第三刷ポチらなければ、、、

とここまでで時間切れ。1:40


Day91 2025年1月10日(金)シンガポール時間 11:00

書き始めるときに読み返して、あっちこっちメッセージしたりして、1時間経っていました。ところで、先日までは家のダイニングテーブルにおりましたが、今日はいつも出入りしておりますクラブのレストランにおります。クラブって? いつか説明します。今お掃除とアイロンがけに一週間に一度来てもらっているお手伝いさんが家にいるので、邪魔しないように家から出てきました。

さて、どこまで行きましたか?

康太郎さんともう一人の耕太郎さんと26歳計画がつながったところまででしたね。


今日になっては先々日(8日)の感動が薄れて来ています。本当になんて忘れっぽいんでしょう。昨日の夜(9日)沢木さんがアマゾンに行ったことが書いてあったページを読み直したのです。


沢木耕太郎アマゾン思索紀行


イゾラド? イゾラド? あれっ?


あっ、これだ。紅白のアーカイブを見たときに隣に予告のサムネがでていたの。
1月8日に放送されていた。
なんか怖いくらいのタイミング、、、
イゾラド気になる。

言葉の通じない、服を着ない人たち。
AIが作り出した動画なのではないかと目を疑ってしまう。

私は、未知の人たちにどうしてこう、興味を持ってしまうのだろう

NHKプラス➕ クローズアップ現代
NHKプラス➕ クローズアップ現代

過去回も配信されていて、本当にありがたい。でも残念ながら沢木さんとシドニー・ポスエロの動画は配信されてないみたい。
イゾラドを保護していたシドニー・ポスエロと対話をしていた沢木耕太郎さん。過去回はこれを書いたら、今晩にでも見ます。見たい。

いや、今晩は無理、
それに今週末はこれを見るのがプライオリティ。
『燃えるドレスを紡いで』
だから、来週になっちゃうかしら? うーむ。


ここまでは今日(10日)思ったことを書きました。

ここからは、8日のことに戻ります。
沢木さんと斎藤工さんの対談を一気聞きして、
「明日でも文句は言わない」
と言える毎日を送っていらっしゃることに納得しました。究極のバランスの良さ。

外を歩いている。走っていらっしゃる。お料理をすること。考えること。好きなことを知っていること。ひとり遊びができること。そこそこ満足すること。

”自由”の不自由さを知った人にしか選べない生き方。そこに生まれる在り方だなぁ、、、、

って聞いていてため息が出ました。

この空気感はTakramRadioを聴いていても感じること。ちょっと違うけど、その辺は今度もっと考えたいときに書きます。

それで、卵が先か鶏は先かみたいな話なのですけれど、
沢木さんはユーラシアに行ったからこうなのか、もともとそうだったのか?
知りたくなるじゃぁないですか?

対談の後編を聞いてやっとわかったことなのですけれど、ラジオで『深夜特急』の朗読を配信していたらしいんですね。それが今はAudibleで聴けるという。

な、な、なんてすばらしい。

それで、ご著書は『深夜特急』ですが、ラジオ番組名、Audibleタイトルはオン・ザ・ロードがついています。その理由も対談後編でお話されています。かっこいいし、勇気がでる理由でした。

本編の香港を少しだけ聞きました。


無謀な旅だな。って思ったけれど、私が初めて一人旅(22歳)をしたとき、友達と旅をしたとき、北京に行ったとき、香港に行ったとき、韓国に行ったとき、シンガポールに行ったとき、オーストラリアに行ったとき、ニュージーランドに行ったとき、、、、、、そのモメントがパソコンのスライドショーではなくって、昔のスライドみたいにかちゃかちゃ音を立てて私の脳裏に映し出されてワクワクしました。

トラベラーズチェック。懐かしい。
漢字でサインをしたら、お店の人に”It is so pretty."と言われたのを思い出しました。

空港でたまたま出会った人の車に乗り込むなんてのは、ホノルルに降り立ったときにたまたま順番だったから乗らざるおえなくて、着くまで運賃がきがかりでなかったリムジンを思い出しました。

飲茶のシーンなどは、まさに私も同じように驚いていました。と書いて今思い出したのは、初めて行った北京の北京ダック専門店ですね。などなどなどなど

あの時の様子が沢木さんのように文章にできたらどんなに気持ちいいか。イラストレーターさんのようにそれがユーモアいっぱいに描き出せたらどんなに楽しいだろう。

たくさんのモメントがわたしを作っていることを思い起こさせてくれるのだと思います。まだまだ初めのほうだけれど、またこうやって、積読、いや積聴が増えていきます。

幸せなことです。

嬉しいな。

1月10日(金)1:30  これから日本からのお友達を空港まで車で送りながらまたできるかぎりのおしゃべりをしたいと思います。うふふ



ご縁があってここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
今日も良い感じの一日になりますようにー

今日も貼っておきます。

変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。
God, give us grace to accept with serenity
the things that cannot be changed,
Courage to change the things
which should be changed,
and the Wisdom to distinguish
the one from the other.

ニーバーの祈り:Wikipedia




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Mo
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