過去のこと攻めても過去に戻らない
明後日、父の通院の付き添いです。
今日待ち合わせの時間をいつにするか電話をしました。
今回は検査ということで
病院も二週間前から朝晩の体温と
コロナの症状がないかのチェック表を書くように
言われました。
父に、
「二週間前になったら忘れないように
電話してしらせようか?」
と、聞いたのですが
「いや、いい、忘れないように
冷蔵庫に貼っておくから」
(そうすると母も見て教えてくれる)
そういうので父を信じて電話しなかったのですが
案の定待ち合わせの電話の時に
体温表書いてるか聞いたら
「何のことだ?
知らない!
聞いてないぞ!
表なんて持ってないぞ!」
と言いました。
父は高齢なので物忘れが激しいのです。
それを父も知っているので
あまり強く否定はしなかったのですが、
気持ちはわかります。
一応、思い出すかなと思って、
忘れないように二週間前になったら
電話しようか?って聞いたことも
話をしてみましたが、
思い出してくれませんでした。
以前だったら、
その二週間前の電話のことも
「何月何日何曜日何時何分何十秒に
私はちゃんとやったのだから
父が悪いんだからね!」
と、言いたくて、そのことを
伝えたと思いますが、
今回は違います。
会社員の時、私も同じでしたから。
今でも鍋の火を消し忘れたり
約束を忘れたりします。
そういう経験をしていなかったら
今でもきっと父を攻めたでしょう。
でも、攻めてもしょうがないし、
それで検査しないとはならないだろうし、
なったとしても、
付き添う私は無職なので
何度も付き添えるし、
しょうがないよね。
なるようにしかならん😆
「とりあえず今日から朝晩体温測ってね。」
と言いました。
父も私が怒りをぶつけていないことが
わかったようで素直に
「わかった。」
と言いました。
それで忘れたらそれもそれ。
私はできなくなったことを悔んでばかり
だったけれど、
辛い気持ちがわかるから、
攻められると余計頭真っ白になるから
どうしたら1番いいかなぁと
思いながら少しは行動できるようになったので
大事なことが身についたのかも
しれないなって思いました。
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