もし天2024 1日目
皆さん、こんにちは。もし天SLAの山田です。
本日12月22日より、もし天2024が始まりました!!
今日から7日間このnoteを更新していきます。(担当は変わります。)
「もし天」とは?と思っている方もいらっしゃると思うので、簡単に説明したいと思います。
もし天とは、「もしも君が杜の都で天文学者になったら」の略称で、一言でいえば、宇宙や天体に興味があってしょうがない!!という高校生が全国から集まり、東北大学や仙台市天文台で研究活動をするというイベントです。1週間の合宿の中で、テーマ決めからプロポーザル作成、観測、発表までを体験します。望遠鏡は仙台市天文台のひとみ望遠鏡(直径1.3m)を使います。詳しくは、もし天ホームページをご覧ください!
https://moshiten.studio.site/home
さて、今日のスケジュールはこちら。
13:00 - 14:30 開校式&顔合わせ
14:30 - 18:00 研究テーマ決め
18:00 - 20:00 班ごとに望遠鏡操作実習&夕食
今日の活動場所は仙台市天文台です。仙台は朝、雪も降っていて心配しましたが、無事はじめることができました⛄
さて、もし天最初の活動は研究テーマ決めです。
研究テーマには各班の個性が出ますよね。
どの班も結構いろんなキーワードが出ていて議論が進んでいたように感じました!
以下では各班の様子を紹介します。
A班の千葉です。
もし天初日!班メンバーとSLAとで顔合わせを済ませた後、早速研究テーマ決めに取り組みました!
テーマ決めでは、付箋や卓上ホワイトボードを用いて、皆さん各々の考えや推し天体から、議論を広げて活発な意見交換を行っていました✨
その後、仙台市天文台の観測室にてひとみ望遠鏡とパソコンの操作や、観測の仕方についての勉強を行いました!残念ながら雪が止むことは無く、見たい天体を観測することはできず...(泣)
さあ切り替えまして、明日は中間発表の日です!
今日の議論を生かしながら、研究テーマを確立させていきます!
B班の神崎です!
もし天初日は、九州から東北まで全国各地からはるばる来た受講生たちの顔合わせから始まりました。アイスブレイクにマインドマップを使い、趣味や興味を共有して、コミュニケーションを取るとともに研究の種を探りました!
その後、その種からいろいろな疑問を派生させることで、大小合わせて30個近い疑問が受講生から出てきました。
そこで一旦議論は小休憩。観測実習ということで仙台市天文台のひとみ望遠鏡のドームや観測室へと移動……。朝から雪がちらつく天気でしたが、幸い晴れ間に恵まれ、実際にドームを開けて天体を撮像することに成功しました!
明日は議論で出たたくさんの疑問から、研究テーマを絞っていきます!
C班の三村です。
初日は顔合わせ・テーマ決め議論①・望遠鏡観測実習の三本立てで進行していきました。みんなこれから一週間よろしくね!
C班の受講生も様々なバックグラウンドや専門がありながらも、天文学への強い熱意と興味で、とても白熱した議論が交わされます。今日はまず、自分たちが関心のある宇宙の謎を挙げていき、分からない単語や事実を全員が共通認識で理解してから、班全体が目指す研究の方向性を固めるべく議論を重ねていきました。
スケールの大きな話に取り組みたい、という受講生全員の希望から、超新星爆発や星雲と銀河構造など、ダイナミックな方向のテーマに進みそうです。
議論に煮詰まれば、隣の仙台市天文台常設展示を見学したり、全国からの参加者を歓迎するかのような積雪に親しんでみたり......。適度に休憩をはさみつつ、議論の後はひとみ望遠鏡での観測実習へ。
幸いなことにC班も雪が止み、見たい天体を好きに見ていいという貴重な機会を噛みしめながら、天体の撮影・現像まで行うことができました。
明日は今日の議論をさらに収斂させて、より具体的な研究テーマを決定していきます。
今日もお疲れ様でした。
明日も元気に活動できるよう、今日はしっかり寝ましょう!
それではおやすみなさい。
ご覧いただきありがとうございます。