
3Dプリンターで山をつくる その3
国土地理院から.XMLという形式で地図情報をダウンロードしてみる
その2では国土地理院地図からいきなりChituboxで見ることができる”.STL”というファイル形式をダウンロードできましたが、ファイルの縮尺がよくわからないため、5万分の1の地図には適したものではありませんでした。
では、他の方法で国土地理院からダウンロードすることはできないのでしょうか?
答えは、「基盤地図情報ダウンロードサービス 」にありました。

現在は、ここから日本全国の山の標高データを取得して立体地図を作製しています。私的利用は無償です。”新規登録”すれば標高データをダウンロードすることができます。
試しに利尻島付近の地図をダウンロードしてみました。すると、

このようなファイルが山ほどダウンロードされます。
”.xml”形式のファイル?ってなんでしょう。
.XMLを無理やり開いてみた
試しに.XMLファイルの1つを右クリックして”プログラムから開く”
してみると、

”Office XML Handler”で開けました^^

.XMLファイルの本体は、ヘッダー部分以外はカンマで区切られた数値の羅列です。ここに緯度・経度・標高が記録されているのですね。
さて、.XML形式でダウンロードできることがわかりましたが、これをどうやって5万分の1の.STLデータにすればよいのでしょうか?
1つわかるとまた次の課題が出てきて、何だかどんどん3Dプリンターから遠くなっているようで不安です。