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ねぴらぼ最高でした
7月24日、ネットピアノ界に新たな時代が来たことを私たちは知る。
“NEO PIANO CO. LABO.” 、通称「ねぴらぼ」のライブだ。
ネット上での活動を活発に行う、今をときめくピアニスト4人による無観客配信ライブである。
出演者: ピアノ)かてぃん・菊池亮太・けいちゃん・ござ
ベース)熊吉郎
ドラム)あつし
NEO PIANO CO. LABO. 公式Twitterアカウント
https://twitter.com/neopianocolabo?lang=ja
アーカイブ配信終了が辛すぎたので、セットリストを残す目的で書きました。ここのソロパート誰やっけ?なんて時に私が見る用です。超乱文。
待機
軽快な音楽と鮮やかなイエローが映える待機画面。
「まもなく配信開始です」の文字に心が躍る。
はじまり
18:00。待機画面がゆっくりと消えてゆき、真っ暗なステージ。
静まりかえったそこにドラムが響き、ライブの始まりを告げた。ベースの音、ピアノの音。音が重なってゆき、スポットライトがステージを一気に照らす。
1. Neo Piano Rising
NEO PIANO CO. LABO. は「Neo Piano Rising」によって幕を開けた。青いライトに、待ちに待ったメンバーの姿が照らされる。ショルダーキーボードを抱えるのがかてぃんさん、その奥にけいちゃん、手前のピアノにござさん、シンセサイザーを菊池さんが担当。
頭上からスポットライトを浴びたかてぃんさんのショルキーが、鮮やかにメロディを奏でる。次にスポットライトが照らすのはシンセサイザーを操る菊池さん、続いてけいちゃん、そしてござさん。
なんやかんや言っていたござさんであるが初めから絶好調である。左手が自由に宙を舞う舞う。滑り出しは順調。一曲目から画面の向こうの観客を見事に沸かせた。舞台暗転。
2. 残酷な天使のテーゼ
暗いステージに細い光が数本。どこか心許なげなその光たちは手前のピアノを照らす。その前に座るけいちゃんが、高音からのイントロを弾く。隣にはござさん。
イントロが終わると···
「ワン・ツー!」
掛け声と華麗なグリッサンド!照明はカラフルになり、ステージを賑やかに照らしだす。
二曲目、「残酷な天使のテーゼ」の始まりである。手前のピアノにござさん・けいちゃん、奥のピアノに菊池さん・かてぃんさんの構図だ。
原曲とは裏腹に楽しげなムードで始まり、続くしっとりとした間奏をかてぃんさんが奏でる。リハにて見覚えのあるマラカス(?)を振るのは菊池さん・ござさん。けいちゃんは両手を頭上で左右に振って、なんだか楽しそう。
少し間を空けてみんなと目を合わせたかてぃんさんは、手招きをするようなけいちゃんの仕草に呼応するように、おなじみの(「残酷な天使のテーゼ」の歌詞にあたる)フレーズを弾く。重ねて同じフレーズをけいちゃん、菊池さん、ござさんの順で弾く。不協和音のような、どこかムズムズする音たち。
ばらばらだったそれらが一斉に集まり、転調。盛り上がったステージの熱をそのままに曲は終わる。舞台暗転。
3. Lupin the 3rd ルパン三世のテーマ
「ワーン・ツー・ワン・ツー・スリー・フォッ」
舞台が赤く染まり、落ち着いたジャズ風のメロディ。
菊池さん、ござさんの姿が見えたところで、ドラムとベースが入り、音の重厚感が増す。シンプルなアレンジながらもお酒が飲みたくなるような大人の雰囲気が漂う。色気ダダ漏れである。この曲中は一貫して暗めの照明だ。
ソロパートに入る。ござさん移動中に階段でつまずくも無事シンセサイザーの元へ。まばゆい光を背中に受けながら、シンセサイザーを抱え込むように演奏する様がカッコ良い。高音を見事に操り、手を挙げて頭上で振るのは合図か否か。
カメラが切り替わる。ピンクとイエローの光を反射する、その鍵盤を駆け抜けるのは菊池さんの指。その素早さはまるでルパンの軽快な走りっぷりのようだ。
大人の艶やかさを纏った2人の演奏が終わり、舞台暗転。
MC1(菊池亮太)
かわいらしいカワウソとリスの着ぐるみが進行を務めるMC。ここは菊池さんとの掛け合いだ。
「ソロ」と「そろそろ」をかけたりする菊池さんは緊張していないようにも見える。次に弾く「Fly me to the moon」で「ジャズを世界一周しちゃおう」と言う菊池さん。
先に演奏した「残酷な天使のテーゼ」と「Fly me to the moon」は新世紀エヴァンゲリオンにてOPとEDという繋がりがあることにも触れた。(ここでエヴァファンの私は大興奮)。舞台暗転。
4. Fly me to the moon
真っ暗なステージに繊細なピアノの音、そこに一筋の光。月の光のようなそれは菊池さんを静かに照らす。
「Fly me to the moon」のフレーズが細く、それでも確固たる輝きを持って奏でられる。ひと呼吸おいてドラム、ベースと目を合わせた菊池さんは今までとは変わった気怠げなリズムでフレーズを続ける。
ドラムとベースが入ったところで曲名が右下に出る演出、これは配信ならではだが憎いほどカッコいい。ここからは菊池さんのさまざまなテクニックに酔いながら月への旅。菊池さんの手数の多さには脱帽する。あっちからこっち、こっちからあっち···10本の指から出ているとは思えない音の量と激しい動きに、カメラさんもちょっと頑張ってましたね。
菊池さんの安定感抜群の演奏とスリリングな演奏のバランスはラーメン屋でいうなればニンニクましましってとこ?違うか···
5. ノクターン Op.9-2
1曲目が静かに終わった、その余韻冷めやらぬ間にノクターンが始まる。蒼く深い海の底に白い月の光が差し込んでいるような照明。
ピアノと菊池さんの静かな対話を聞いているような気持ちになる。穏やかなクラシック曲の中に少しのスパイスが加わって、これは新しい夜想曲。しんと静まりかえっているのにどこか心の内に熱を帯びた夜を感じる。終盤にかけて落ち着いてゆく演奏、最後までピアノを見つめる瞳が優しい。
6. フニクリ・フニクラ
ハッ!これは!聞いたことのあるイントロにワクワクしていると、やっぱり〜!!
菊池さんの代名詞とも言えるフニクリ・フニクラ。愉快なメロディに思わず口元が綻ぶ。高音から低音までを職人技のように正確に、かつ豪快に鳴らすのは菊池さんの十八番である。菊池さんのソロが終わり、舞台暗転。
7. secret base〜君がくれたもの〜
いつかの夏を思い返すかのような少し寂しいメロディ。ステージに、1音1音を大切に弾くござさんの姿が浮かび上がる。ござさんはJPopをアレンジするのが上手い。歌詞がなくともその曲の雰囲気が伝わってくる。
ピアノならではのストレートな音が心に響く。苦しいくらいに爽やかな夏を切り取った音だ。この音がこの夏の思い出になることは間違い無い。
8. 宝島
さっきのひっそりと寂しい雰囲気は消え失せ、めくるめく音の渦が観客を襲う。
軽快なリズムに合わせて踊るメロディ。きらきらした音の雨がメロディに降りかかったと思えば、これは菊池さんも大絶賛していた箇所だ。左手のメロディに重なる右手のアルペジオが、その難易度を感じさせないほどに軽やかで、技術が光る。
続くはウォーキングベースだ。多様なアレンジから生まれる色合いの違いをうまく融合させてしまうござさんのセンスは底知れない。ソロが終わり、舞台暗転。
MC2(ござ)
今回はござさんがメインでカワウソとMCを務める。(ござさん、はげそうとかおっしゃってたのに淀みないしお喋り上手いな〜!?と感動した。)ブログにも書かれていたが、職場での経験が活きたようである。
その場に観客こそいないが、画面の向こうにいる視聴者を楽しませることを意識したMC進行だ。カワウソとのほのぼのしたやりとり(イングリッシュプリーズのやつ)はさながら教育番組のようである。
ここで、続くサマーレインの曲の構成についての解説が行われた。
テーマ ➡︎ ソロ(けいちゃん)➡︎ ソロ(ござさん)➡︎ テーマ ➡︎ ソロ(菊池さん)➡︎ ソロ(ベース)➡︎ テーマ➡︎ ソロ(かてぃんさん)➡︎ 決めた終わり方
構成が分かると尚更楽しみになる。
カワウソ「それではどうぞ!Summer Rain!」
9. Summer Rain
ドラムのカウントから一斉に音が鳴って始まる。ピアニストらはひとり1台という図だ。互いに目を合わせながら演奏している。
けいちゃんソロに突入。何かを指揮するように左手がひらひら。楽しそうなけいちゃんの様子に、かてぃんさんと菊池さんがマラカスを振ってさらに盛り上がる。
立ち上がって弾き終えたのかと思いきや、ゾンビ歩き(かわいい〜!?)で奥のピアノに移動。同じピアノで低音をかてぃんさんがサポート。
けいちゃんが手前のピアノに向かって手を挙げれば、ござさんのソロだ。鍵盤の連打で魅せるプレイにマラカス隊とけいちゃんのダンスが華を添える。
するとござさんも立ち上がってシンセサイザーへ。うねうねと高音を響かせて宇宙と交信!? 3人も両手を空へ広げてなんだか謎の宗教感()
テーマに戻って一息ついた後は菊池さんのソロだ。ござさんの不思議なダンスが妙に合っている。
けいちゃんとござさんが奥のピアノ、かてぃんさんがシンセサイザーの奥のピアノで伴奏。すると菊池さんもシンセサイザーの元へ。ダイナミックな演奏をしながら片手を挙げてソロ交代。
ベース熊吉郎くんのソロ。ライトに照らされたベースをかきならす熊吉郎くんとその横で踊る年長組。みんな音楽と一体になっていて楽しそうだ。
またもやテーマに戻り、最後はかてぃんさんのソロ。 菊池さんはマラカス、けいちゃんは奥のピアノで盛り上げる。(かてぃんさんが盛り上がったところで立ち上がるの好き〜!!!)最高潮の盛り上がりにかてぃんさんの左足がリズムを刻む。
テーマに戻って最後の盛り上がり。かてぃんさんは立ちあがって弾き、それを見たのかけいちゃんが手前の方を向いて笑う。
「決めた終わり方」をビシッと合わせて、演奏終了。舞台の照明が落ち、かてぃんさんにのみ真上からスポットライトがあたる。
10. 情熱大陸
かてぃんさんひとりの演奏から始まる。小さな、細やかな音符が生み出されていく。その中に馴染みのあるフレーズを捉えたところでクレッシェンドがかかり、音が大きく、力強くなる。決然とした演奏に心を掴まれる。
かてぃんさんの両手が大きく跳ねてピアノから離れた。瞬間、ドラムがリズムを刻みだし、色とりどりの照明がステージを照らす。
定番のイントロに「情熱大陸」のテロップ。赤と青の照明がステージを照らす。
手前のピアノにかてぃんさん、奥のピアノに菊池さん、シンセサイザーにござさん、その奥にけいちゃんという位置だ。
情熱的なシンセサイザーを奏でるござさん。
本人曰く葉加瀬太郎が憑依していたそうな。天に向かってのばされる左手は何を表現するのか。
さらに菊池さんの指が両手で競い合うかのように鍵盤を打つ。熱い音のぶつかり合いが観客を魅了する。
真っ赤なステージ上で熱が飽和する。演奏終了、ゆっくりと青い照明に移り、MCにリスとかてぃんさんが登場。
MC3(かてぃん)
次のソロを務めるかてぃんさんが、曲の説明。
オリジナル曲は、愛猫をテーマにしたワルツ。続けてドラムとベース含め3人で演奏するのは「On fire」。
「これは盛り上がる曲」と意気込みを見せた。
11. 大猫のワルツ
奥のピアノで「大きく力強く、しかし軽々しく」奏でられるのは「大猫のワルツ」。ぴょんぴょんと跳ねる高音になめらかなフレーズが優美な猫を思わせる。素早い鍵盤捌きに、猫の機敏な動きが目に見えるようだ。
最後までクラシカルな優雅さを保って奏でられた。
かてぃんさんのクラシックにおける技術を存分に感じられる演奏だ。
12. On fire
さっきのワルツとは大きく変わり、力強いピアノにドラム、ベースが加わる。テンポの変わり目でかてぃんさんと熊吉郎くん、あつしさんが目を見合わせて、3人で音楽を作っていく様子が印象的だ。
各々が楽器と一体化して、まるで燃えるような演奏。ステージも赤を基調とした光に黄色い炎のような光が飛び交う。雄々しく熱い音がステージを飲み込んだ。
かてぃんさんのソロ2曲は全く違った表現がされており、彼の持つ技術の幅広さを改めて認識させられた。
演奏終了、舞台暗転。
13. 動き出すラボラトリー
暗闇に響くは聞き覚えのあるメロディ。
🐥「はっ!これは!」
けいちゃんのオリジナル曲「動き出すラボラトリー」だ。奥のピアノにて全身で楽しさを表現するけいちゃん。ドラムの刻む裏拍がアクセントになっている。
ゆらゆら、左右に揺れるけいちゃんにつられてこちらも揺れてしまう。演奏が終わると同時にまたまた聞いたことのある電子音。(この辺で泣いてる私)
14. World & Me
続くは「World & Me」。こちらもけいちゃんのオリジナル曲である。電子音とピアノの音が見事にマッチした曲だ。目をつぶって心の底から楽しそうな表情を浮かべるけいちゃん。世界をまるごと抱きしめるかのような、慈愛に満ちた笑顔だ。
歌詞のない曲だが、観客はそこから語りかけられるものを知る。共に演奏する2人にも目を向けながら、終盤へ。もはや鍵盤を撫でているようにしか見えないが、その指からは確実に、世界に向けて音楽が放たれていた。
MC4(けいちゃん)
圧巻の演奏を終えたけいちゃん。お辞儀をしたのちマイクを持つと、「ハイッありがとうございますぅ!」。
さっきの演奏とはギャップのあるなんだかゆったりした話し方に思わずにこにこしてしまう。
ひとりで喋るのも寂しいと言って友だちを呼ぶけいちゃん。「ともだち〜!」しかしけいちゃんが手を振る上手からは誰も出てこない···と、そこへ下手から駆け寄ってくるのは満面の笑みのかてぃんさん。
「そっちだったか!」このコンビほんとかわいい。
次の曲は、この2人が作曲を手掛けたオリジナル曲、「KABURAYA」だ。
合戦の合図を表す鏑矢から名付けられている。2人の個性の融合の意味合いをタイトルに込めたという。
😺 かてぃんさん「よろしくお願いします」
🐤 けいちゃん「では、KABURAYA、いきます」
舞台暗転。しっかり水分補給してる2人。今からすごい演奏するんだもんね。
15. KABURAYA
暗転状態の舞台。観客ドキドキ。
···高らかなピアノの音、合戦の合図と同時に照明がつく。手前のピアノに2人。
弓を引くようなポーズをするけいちゃんとそれをにっこり見やるかてぃんさん。息ぴったりな演奏、交差する視線。他のどんな音の侵入も許さないような連弾だ。(指20本でここまで迫力出るんか···?)
キャッチーなフレーズはけいちゃんが、アンキャッチーなフレーズはかてぃんさんが作ったそう。演奏も含め、見事に個性が融合している。
3拍子になるところで首を横に振るけいちゃんかわいい。
息もつかせぬ激しい演奏だが、その中で2人が楽しんでいる余裕が見て取れる。2人の個性と技術が火花を散らして拮抗している。
さらに最後のサビ(?)入りで同時に顔を合わせるけいちゃんとかてぃんさん。相性抜群だ。笑顔で目を見合わせたまま最後まで弾き、同時にピアノを離れ、演奏終了。笑っちゃうくらいカッコいい。
KABURAYA[MV]
https://youtu.be/tMRM36Gofqw
MC5(リス・カワウソ)
残すところ2曲になってしまったことを告げるリスとカワウソ。もちろん観客は画面の前でめちゃめちゃ「え〜っ」って言いましたよ。
リス、カワウソ「それでは暴れまくってくださ〜い!」
16. Some Skunk Funk
総合プロデューサーを務めた事務員Gさんによると、本番の前々日に演奏の許諾がおりたというこの曲(許諾がおりなかった場合この演奏はアーカイブから削られる)。
何度も見たくなるカッコ良さだったので、許諾がおりた奇跡とそれを待つ判断をした事務員Gさんに感謝だ。
ドラムのカウントで始まる「Some Skunk Funk」。奥のピアノで菊池さん、シンセサイザーにかてぃんさん、その横でござさんが演奏する。センターではショルキーを背負ったけいちゃんがメロディをかき鳴らす。
楽しくて仕方ないといった顔でソロパート。背中に黄色いライトを浴びながら相棒を見事に操る。
シンセ組にカメラが移る。ござさんの指が高音と低音を高速で往復。お次はかてぃんさん。立ってシンセサイザーを思うがままに鳴らす様は、さながらフロアを沸かすDJのようである。
菊池さんのパートへ。そこだけ時間の流れがおかしいんか?と思うレベルの打鍵スピードだ。速すぎる。ピアノもおそらくびっくりしている。
全員バチバチに決めたおして、なんかショルキーが1音鳴っちゃったけど、無事に演奏終了。舞台暗転。
17. Spain
暗いステージ、青と緑のライトが点滅。ひとつのピアノに4人のピアニスト。
それぞれが自由にフレーズを弾いていたかと思えば、あるひとつのところに収まってゆく。
「ワン・ツー・スリー・フォー!」
点滅していたライトは白に変わり、真っ直ぐ一直線に4人を射す。何度このイントロを聞いただろう。
手前のピアノに低音から、かてぃんさん、けいちゃん、菊池さん、ござさんが手を並べる。
光る鍵盤に6つの手(かてぃんさんとけいちゃんが両手)。生む音楽はかろうじてSpainの形を留めながら、しかし自由に動き回る指たち。
男4人が肩を寄せ合う姿は窮屈そうなのに、その手から生み出される音たちはちっとも窮屈なんかじゃない。いつかの2台連弾を思い起こしているのか、喜びに溢れた音だ。
イントロが終わり、ここで一旦音が止む。すぐにドラムが入り、それぞれの場所へと移動。
ライブが始まった時と同じ、正面からの図だ。眩いライトに4人の姿が照らされる。
手前のピアノにけいちゃん、奥のピアノに菊池さん、シンセサイザーの前にござさん、センターでショルキーを背負うかてぃんさん。
楽しそうにけいちゃんの方に近づいていくかてぃんさんは、お気に入りのショルキーを叩いてソロパート。続くはかてぃんさんに指さされたけいちゃんのソロ。そのまま滑らかに菊池さんのソロパートへ。音の帯が続いていくのが目に見えるようだ。ソロのバトンはござさんへ渡る。
まだまだ盛り上がっていくステージ。手前のピアノを弾くけいちゃん、その横にショルキーを背負ったかてぃんさんが座る。奥のピアノでは菊池さんとござさんが見事な掛け合いを見せる。2台ピアノでの連弾だ〜!
シンセサイザーの前に移動した菊池さんが、華麗なトリル、ショルキーを弾くかてぃんさんは首を振ってノリノリ。髪の毛ふわふわ。ござさんに至っては眼鏡曇りまくり(前見えてるんでしょうか···)。
ショルキーがかてぃんさんから渡されると、ステージに膝をついて演奏するけいちゃん。それをちょっと触ってみるかてぃんさん(かわいい)。
さらに菊池さんに回るショルキー。奥のピアノではござさんがダイナミックにオクターブを鳴らす。それに呼吸を合わせるような手前のピアノ。こちらはかてぃんさんとけいちゃんの連弾だ。
ここでショルキーを弾く菊池さんの見せ場!片足を上げて演奏するその様子を、下からまじまじと眺めるカワウソ(かわいい)。
空いた奥のピアノに駆け寄るけいちゃん、これでまたひとり1台の構図だ。
テーマが奏でられ、続くはベース熊吉郎くんのソロ。抑えたピアノの音に重なるベース。横ではカワウソとリスが踊る。さらにドラムあつしさんのソロ。華やかなドラムの音を鳴らしながら、ペットボトルの水を飲み干す粋な演出まで見せてくれた。
最後は全員で息を合わせてフィニッシュ!全力を出し切った様子だ。みんなで手を振っておしまい。
お疲れ様でした!!
アフタートーク
リスとカワウソが立って進行、その横からかてぃんさん、菊池さん、けいちゃん、ござさんが横一列に座っている。今回のライブについてをテーマにひとりずつ語った。
🐭 ござさん「いろんな意味で思い出に残った1回になった」
🐤 けいちゃん「たぁのしすぎましたぁ毎日やりたいです〜」
🎩 菊池さん「ライブならではのミラクルが起こりまくった」(新しい帽子を紹介したところで「キラキラ」ネタで盛り上がる···笑)
😺 かてぃんさん「はしゃぎすぎて足震えてる、一体感を感じた」
みんな満足げな顔だ。すると、
カワウソ「最後にもう一曲···ここでぼくが発表します」
18. 蛍の光
カワウソの発表で決まった最後の一曲、「蛍の光」。
なんだかノリノリでゆらゆらなけいちゃんのフレーズから始まる。階段に座ってたそがれている菊池さん。かてぃんさんがそのフレーズに続く。さらに静かなメロディをござさんが続ける。菊池さんのメロディ。4人ともどこか“終わり感”のあるしっとりとした「蛍の光」を奏でていく。
手前のピアノを弾く菊池さんの横にかてぃんさん、奥のピアノにはござさんとけいちゃんが揃い、2台連弾の形に。
ジャジーなリズムになり、若干「丸サ」っぽいような(!)フレーズが飛び出ちゃって、思わずめっちゃ笑う奥のピアノ組。最後はちゃんと「蛍の光」で終わりましたね。(寂しい···終わっちゃった···。)
ありがとうございました!!!って4人ともお辞儀するタイミングバラバラ!笑 そんなところも面白い、4人の個性が存分に楽しめる最高のライブでした。
演奏されたかてぃんさん、菊池さん、けいちゃん、ござさん、熊吉郎さん、あつしさん、そして事務員Gさん、いりすさん含めこのライブを作ってくださったすべての方々、本当にありがとうございました!ねぴらぼ最高〜!