機動戦士ガンダムGQuuuuuuX(ジークアクス)の感想を語りたい(ネタバレ有り)

はじめまして 下級武士と申しますm(_ _)m

 今回は機動戦士ガンダムジークアクスを早速観てきたので、レビューしていきたいと思います!
 ちなみに、ガンダムは小学生の頃から好きで、10作品くらい見ていて、ある程度は一通り各作品について知識があるといったガノタレベル感なので悪しからず、、、一応、ゲーム等で未視聴作品の知識を補完してはいますね
 しかも今回のジークアクスってゲームがキーワードになってるんじゃないでしょうか。

 ネタバレ有り感想なので、未視聴の方はそっとページを閉じて、映画館にダッシュッッッ!!!






 ここまできたということはみんな観てきたということだねっ!!
 ほな、はじめまひょか!

前半 UC0079パート感想

 まず、始まりが機動戦士ガンダムの1話そのまんま
 しかし、違っているのはコロニーに潜入するザク3機の中に赤くて3倍早いやつがいる!!

 いやぁ、驚きましたよ
 宇宙世紀のパラレルワールド説が囁かれていましたがこう来るとは、、、

 しかも、なんだかんだでシャアがガンダム、ホワイトベースを強奪、ほんで赤く塗って無双につぐ無双!!! 初心者のアムロくんとは一味も二味も違うね〜(ここで、ガノタはキャスバル専用ガンダムを思い出すはず)

 IF展開ってこんなに熱いのね
 劇場でずっと ほぉ とか、へぇ とか唸りながら鑑賞してましたよ

 最終的には赤いガンダムがビットを搭載して、ブラウ・ブロ(劇中ではキケロガ)とタッグを組むというとんでもない展開になっていったと思ったら、小惑星が落とされそう、シャアががんばる、ニュータイプ能力とサイコフレームでうんたらかんたらして落下回避という、、、逆襲のシャアまでやるんかい!! って思いました。
 ファーストだけじゃない、いや宇宙世紀だけじゃないありとあらゆるガンダム作品のオマージュを散りばめて構成された前半部分は圧巻でしたな。

これを庵野さんが書いてるとのことで、、、

やりやがったな庵野!!!

めっちゃ楽しそうな余生を送りやがって!!!
羨ましいぜ(泣)

 ある種庵野さんにガンダムが凌辱されたことによって、ジオン公国が勝った世界をこれから見ることができるということです(感謝)

 何故凌辱といった表現をするのか分かりますか?
そう今回の作品は既存ファンにとっては評価を二分するであろう衝撃的なものだからです。
 ガンダム初心者の方はあまり分からないかもしれませんが、ガンダムファンには原理主義がたくさんいるのです!!!
 初代である「機動戦士ガンダム」しか認めないとか、宇宙世紀しか認めないとか、様々な宗派があり、色々と厄介なのです。特に初代は聖典であり、それを作った富野由悠季は教祖のようなものなのです。なので、こんな改変は著しく度し難い行為と見做されるです。しかも庵野かよ!!ってね
 
ちなみに、僕は原理主義者ではありません。むしろこうやって新たなシリーズが定期的に作られる方が良いと思っています。今回のIF展開はジオン勝利ルートということで、こっからまた別軸の宇宙世紀作品をいくらでも作れるようになりました。これまでに積み上がっていた宇宙世紀の年表の制約から解放されたのです。これは大変喜ばしいことだと思っています。こうやって誰かが次に、次に「ガンダム」を継承し続けていくことによって作品としての「機動戦士ガンダム」は語り継がれていくのだと考えています。原理主義者の人たちにもその価値をもっと感じて欲しいですね。

結論をいうと、前半部分の僕の感想は

最高やん!!!! これに尽きます

後半 UC0085パート感想

次は後半部分ですね

んー、正直まだ分からん

ストーリーについても完結していないので語りようがないけど、ワクワクはしましたね

キャラクターデザインや色彩設定などすごく令和な感じでめっちゃいいです。これまでのガンダムではあまり観たことない色使いというか。リアルな描写が多いガンダムシリーズでは、シャープな線にマッドな色使いであることが多かったので、こんなキラキラで蛍光色みたいなのが新鮮ですごく楽しいです。
 あと、マチュの「よく分かんないけどなんか分かった!」って台詞、めっちゃ好きだなぁ、なんかグッときます。ニュータイプっぽくて良い。

・戦闘シーン

率直にめっちゃ良かった!!

初代をオマージュしたような決めのカットもあり(キックするシーン)、見るものをグッと引き寄せるような戦闘描写でした。やっぱめっちゃアガるよね!
 ガンダムはどんな体のいい御託を並べようとも所詮ロボットアニメなわけですよ。戦闘シーンのかっこよさはすごく重要なポイントだと思ってます。ほんとに
 そーゆー意味では、今作は最高だったです!!

・キャラクター

 まずは主人公のアマテ・ユズリハことマチュ!!マチュはいわゆる普通の女子高生です。しっかし、闇バイトについていき、クランバトルなる危ないものに簡単に手を出して、ガンダムを奪って警察をボコる、なんとも無鉄砲なキャラクター。僕の感想としてはそこにあまりリアリティを感じなかったなぁ。ショートカットだし、めっちゃ可愛いだけどね(ショートカット派の暴論)
かなりめちゃくちゃなことをしているのに、そこに葛藤が全くない。しかもそんな危ないことをしたあとで「門限があるので」と言って帰っちゃう。んでお風呂でリラックス。正直あまり共感できない、、、
 ニュータイプって感受性が強い、共感力のあるもんだと思っているので、あまりの葛藤のなさになんか釈然としなかったのはありますな。
 ただ、よく考えればカミーユと初対面で大人相手に顔面パンチをかましているので、昔も案外そんなものだったのかもしれない。
 マチュが他二人(ニャアン、シュウジ)に比べてかなり行動的なので、物語をぐいぐい引っ張ってくれることに期待してます!!

次に、青髪、長髪のニャアン。
ニャアンはマチュとは対照的に悲しみ背景を持つ女の子です。ピンポンが押せないような気が弱くて、臆病な性格(ピンポン押すの勇気いるよね〜) 多分、注文のときに、すみませんと店員を呼べないタイプでしょう。推測ですがね
 この娘は現代的なキャラとして配置されているのだと思います。難民であり、被差別民であり、闇バイトもしている。悲しみの役満ですな。
頑張れよ、ニャアン

最後はシュウジ!!
こいつは掴みどころが全然ないんだよ。どんな奴か全然分からん。こんな神秘的なキャラ、最近のアニメでは珍しい気がする、ガンダムではよくあるキャラ(ララァ等)だけど
あと、マチュの匂い嗅ぐなよな! 
こーゆーの、触らない痴漢って聞いたことあるぞ!! まじで気ぃつけや!!

ゲームのオマージュ ギレンの野望?ガンダムvsシリーズ?

ジークアクスに織り込まれた色々なオマージュの中に、ガンダムのゲーム作品も入ってるのでないでしょうか?
一つはギレンの野望です。
ギレンの野望は宇宙世紀のガンダムを舞台にしたシミュレーションゲームです。その中で様々なシナリオ展開のルートがあり、今作のようなジオン勝利ルートもあります。
もう一つはガンダムvsシリーズです。
連邦vsジオンやエクストリームバーサスが有名ですね(学生時代、友達の家でずぅっとやってました笑)
このゲームは3D対戦格闘ゲームで、基本的に2on2でのバトルとなっています。これがクランバトル、MAVシステムとかかってきているのではないでしょうか。クランバトルは機体の頭部を破壊すれば勝ちというルールになっていて、それは機動武闘伝Gガンダムのオマージュもありますね。

これらは人気作ですし、めっちゃ面白い作品ではあります(みんなにやって欲しい)
 しかし、結局のところ、ガンダムという巨大IPに支えられているそれありきのゲームなのです。そんなガンダムゲームが本家のアニメシリーズのガンダムに取り入れられているというのはすごく興味深いと思います。二次創作の、しかもゲーム作品が本家に採用されるという構造が面白い!ほんと斬新な試みですね!
戦闘シーンでも、ガンダムvsシリーズのような戦術を見せてくれたらめっちゃ最高!ガンダムで能力バトルもののような駆け引きが見てみたい、、、

以上、ジークアクスの初見感想でした!!


いやぁ、本編が待ち遠しいですなぁ
始まるのは半年後なのかな?
公式発表を心待ちにするばかりです。
スタートが順調すぎるので、この期待値ハードルをどのように越えてくれるのか、、、

期待してます!!!


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