円筒分水は見た目も理念も美しい
水の流れと理念も美しい円筒分水工
円筒分水工・円形分水工 を御存知ですか?
実は私もつい最近知ったのですが、水の流れが実に美しいのです。
水土里ネット様よりお借りしました。
公の歴史では水争いを解消するために発明されたとされています。
円形なので、水が平等に分配され、見た目にも明白ということです。
円筒分水の種類
円筒分水の型式は、扇形分水 オリフィス型分水 溢流型
があります。
溢流型は見た目にとても美しいです。
オリフィス型は円筒に穴が開いているタイプのものです。
扇形はいろいろなタイプがあるようです。
全国にある円筒分水
円筒分水ドットコムさんのサイトにある全国の円筒分水です。
北海道(四国)を除く全国にあるようですね。
北海道は水が凍結するから?
四国はため池のイメージが強いです。
全国にどのくらい円形分水槽があるのか、
農水省あたりが把握しているのかと思いきや、
そんなこともないようです。
ちょっと調べてみたら、省庁をまたぐので調整をする 水資源部というのがあるそうです。
円形分水の全容は解明されていない
円形分水、円筒分水の歴史についてググっても、はっきりしたことは出てきません。
私は、円形分水を知った時に、
平等に水を分ける
というフレーズに、らしくないなと感じました(*^_^*)
つまり、明治から現代まで、ほぼ一部の人が富・権益など美味しいところを独占してきた時代でした。
憲法には、等しく というフレーズがあるものの、この世界で平等を実感することって殆どなかったです。
ということで、もしかしたら、
この円筒分水・円形分水は過去(タルタリア時代かそれ以前)から
地味に受け継がれてきた技術ではないかな~と思ったりもします。
日本は、だいたいどこに行っても山には木があり、緑が多い国だと思います。
それはもしかしたら、水(保水)の技術を受け継いできたからなのでは・・・?とも思います。
10年くらい前に中国の西安に行ったことがあるのですが、木が生えていない禿山がとても目につきました。
旅行中、土砂降りの雨が降り続き、田舎の方は土砂が流れて道はどろどろ、
道路に大きな水たまりができて通行不能になるわで大変でした(^-^;
日本でも土砂災害はあるので、一概に決めつけることもできないのですが。
同じ中国でも上海付近は池や運河と緑が豊かで、花の香りも街中に漂っていました。
本日もお読み頂きありがとうございました。