自然流育児から北海道へ
自然流育児
娘が生まれてからは、細かいトラブルはいろいろありましたが
幸福で充実した日々を送りました。
畑仕事やパン焼きは、思うようにはできなくなり
初めての子育てで戸惑いや迷いも多かったです。
なるべく自然のものを食べさせ、
自然の中で過ごすようにしました。
けれど、孤独な子育ては辛い時もありました。
子どもが歩けるようになりママ友がたくさんできると
一気に孤育てから抜けだし、
一品持ち寄りランチパーティーやら
(家庭内では玄米・自然食を実行していましたが
外では何でもおいしくいただくというルールにしていました。
子ども達も幼いながらも理解してくれていました。)
ママ友ウクレレバンドまで出来上がり
子ども達は年長の子が引き連れて集団で遊び
大人は大人でパパ友・おやじ仲間の輪も広がり、
飲めや歌えの正月だクリスマスだ花見
何かにかこつけて皆で集まり、
それは楽しくすごしました。
この間に息子も生まれたのですが、
皆に助けてもらったので1人目に比べると
とても楽な子育てでした。
3次元空間以外の確信
上の娘がおしゃべりを上手にするようになる頃、
3歳くらいだったと思います。
「お母さんのところにシューってきたの」
(滑り台のような感じ?)
「途中まで天使さんが連れてきてくれて、
ここからは一人で行きなさいて言われてきたの」
と教えてくれました。
たったこれだけのことですが、
この時に私は、今いる空間とは別の場所がある
と確信しました。
学校教育に対する疑問
とても充実して周囲の友人にも恵まれて楽しい子育て期間でしたが
この期間もそろそろ終わり、変化を迎える時期にきました。
私は、かねてより学校の義務教育の内容に深く疑問を抱いていました。
暗記重視と求められる模範解答
教え込み・詰め込み・服従
楽しい事が全くないわけではないけれど、
子どもが自分自身で学び、成長する機会を奪っている
そうしながらもぬるま湯に浸けるように
本当に知るべきことからは遠ざける、
些細、末端な事、どうでもいい事を繰り返す
書いていたらキリがないのです(^-^;
一言でいえば洗脳なのですが、
上の娘が小学校に入ろうという時はちょうど2000年前後
学校教育やマスコミが洗脳である
とはっきりいう人はほとんどいなかったと思います。
シュタイナー教育と北海道へ
子ども達に既存の教育を受けさせたくないと思い
探して辿り着いたのがシュタイナー教育でした。
その頃に北海道の伊達にシュタイナー教育の学校が
(現在この学校の後身は豊浦にあります)
立ち上がっていました。
夏季プログラムに体験参加しながら
北海道に行きたいと強く考えるようになりました。
夫と義母の説得には少々手間取りましたが、
この時の私も一切の迷いやブレることなく押し切りました。
どうも私は大きな決断になればなるほど、
迷わないという性格のようです(*^_^*)
本日もお読みいただきありがとうございました。
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