だんらんのじかん 個展をします。
平素よりお世話になっております、モサモサさんです。
日々に流されるまま、例によって久しぶりの投稿となりました。
そう、久しぶりの投稿ってこたぁだよ
告知だなぁ?(よろしくおねがします)
【モサモサさん個展 だんらんのじかん 展】
◆2024.12.4.Wed ~ 12.8.Sun
◆12:00~17:00
◆make merry gallery
香川県高松市田町2-1 MBTビル2階
◆作家全日在廊
団欒(だんらん)とは、家族や友人が集まり、和やかに楽しい時間を過ごすことを指します。大切な人や好きなもの、好きなことに囲まれて穏やかに過ごすひとときは、かけがえのない「だんらん」の瞬間です。
今回の展示会では、身近な「だんらん」から、街中に広がる「だんらん」まで、心安らぐ瞬間を体験していただく事を目指しました。
ご来場いただいたお客様が、どうか柔らかい気持ちでお家に帰られることを願っています。
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今年の展示会スケジュールを振り返りながら、どんな気持ちで挑んでいるか書きます。
2024年は2月「猫展」から始まりました、作品→鑑賞者へ話しかける形を取る事が多いのですが、この時は鑑賞者→作品の形でコミュニケーションを取る事によって、人の生活の中に存在する立体作品の意味みたいなものを研究していました。そこで生まれたのが「あなたの話を聞く猫」シリーズです。
やってみたかった表現や、作りたかった形はクリアしましたし、鑑賞者の心の隙間を埋める事が叶った瞬間を伺えて、立体作品と鑑賞者、空間の関係性にますます興味をもちました。
6月「めでだるま展」では「だるま」と言うシンボルに乗っかり(ひねくれてるのでまんま作らないんですけど)色んなテーマと掛け合わせ、形を探す体験ができました。「コンセプトのわかりやすさ(言い切り)」「社会共通の認識」「出来上がったものを解りやすく見せる必要性」等学びが多い展示でした。野菜を買いに来るお客様が「なあにこれええ!!!私これがいいわあ!」と言いながら写真を撮っている景色はギャラリーでは見られませんので、本当に面白い空間だとおもいました。案出しは発注50に対して100案課して挑んだりしましたが、だるまが体に定着するぐらいが100だと思ったので、200からが面白い物が出てくるラインなのかもなぁと思いました。次の反省に活かします。
8月「ともだちのはなし展」ピカレスクギャラリー様に展示のご縁を頂き、開催できました。ご来場いただいたお客様に対して「作品達」がコミュニケーションを取り、お客様は友達と一緒に帰れるというコンセプトの作品展です。この展示会をするに至った考えとしては、作品→鑑賞者の関係性の作品を作りたかった事、「個」が持つ「個が持つ特別なこだわり」は人の心を魅了すると思った事からでした。特筆すべき点は、そう、梱包スキルが爆上がりしました。今まで知識が無さ過ぎたのはもちろんあるのですが、素材上壊れやすい作品ではあるので「梱包」が影の主役と言っても過言ではないんだなぁと経験と言う形で体に浸透して行きました。
気付きを得る中で、自身の未熟さ無知さがどんどん明らかになっていくわけです。こんなもんは勉強したら解決するので、悪態つきながら勉強するのみですが。まあ、それでも多いわけです。時間が足りません。自分の中に足りない物へのモヤモヤ感がどんどん強くなっていきます。
今やりたい事って技巧であれば解決するの?モチーフの選択は適当なの?自分と自分に齟齬がある?等沢山の悩みを両手いっぱいに抱えて、そうこうしているうちに、個展の準備も根詰めてやらなけばならないスケジュールとなり、一問一問自分が出題した問題に答えて行きながらモヤモヤの正体を探しながら、計画も進めて、一個一個出来上がるごとに出来る事が増えたり、やってみたいことが増えたり、粘土ってこんな状態なのに楽しいんだから参っちゃうなぁ。なんて思うのです。
一生モヤモヤと悩んではおりますが、モノ作りする人の端くれですからね
作品が輝く事、そしてご覧になったお客様の心に良い反応を起こしてくれたら成功ですから、それを目指して作り込みを頑張って行こうと思います。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
良いモノづくりが出来るよう、引き続き精進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
寒暖差激しいけど体に気を付けてお過ごしになってくださいね~!