ケニアで主夫日記:パン焼き機が壊れた
ケニアはナイロビで主夫をしているものだ。
3歳の娘と5歳の息子がいて、妻が働いているよ。
今回は、パン焼き機が壊れた話をしよう。
シロカのパン焼き機が壊れる
他の人から譲ってもらったパン焼き機なのだが、今日、シロカのパン焼き機が壊れた。
音はするけど空回りしていてい、生地をこねる羽根がまわらない。
ネットで調べてみると、モーターから動力を伝えるベルトが劣化してきれるようだ。
たしかにパン焼き機の下に、劣化してこなごなになったベルトのゴミが散乱していて、ネットの情報と合致する。
そのベルトは日本でしか手に入らない。
こうなると、ケニアでは絶対になおらない。
3歳娘は興味しんしんでパン焼き機の音を聞いたりしていた。
前に別のパン焼き機が壊れた
このパン焼き機とは別のパン焼き機がある。
Panasonicのパン焼き機。
こちらは、変圧器の種類を誤ってショートさせてしまった。
変圧器の種類というのは、
・見た目上変圧させるもの
・ちゃんと変圧させるもの
があるらしい。
前者のものはドライヤーとかには使えるけど、マイコン使用の電子機器には使えない。
これ。
これで日本のドライヤーとか普通に使えていたので、パン焼き機もいけるだろうとつないでみたら、パシュン!とかなしい音と、こげくさい匂いがした。
これは、コンデンサが焼ききれた音。(焼ききれた、と表現していいのかどうか知らないけれど)
昔、青年海外協力隊でナミビアに行った時、日本のプリンタを持っていき、この電圧の違いに寄る故障は経験済みで知っている。
コンデンサを交換したらなおる。
当時は、機械にくわしい隊員がいて、見事、コンデンサだけを交換してくれて、直った経験がある。
コンデンサ交換できる人を探す
というわけで、コンデンサを交換したら直るだろうけど、わたしはハンダゴテとか電気が通ってるかどうかチェックする機械をもっていない。
ので、ウェブサイトで修理を調べて頼んでみた。
当時、olxというネットショッピングのサイトが、ケニアにあって、修理サービスも載ってた。
そこで出てきた修理屋さんに頼んだところ、電気は通るようになった。
けど、その先が無理だった。
エラー表示がでてしまう。
取説には、「故障。販売店に相談してね」とあって、これ以上は無理そうだ。
修理サービスの人いわく、壊れている部品が手に入らない、手に入るまでまつ、とかいう。
んで、かなり待っても、無理そうであった。
仕方ないので、いったん回収して放置していた。
電気が通るようになった修理代金は4000円ほど。
高い。
結局、なおってないし、無駄な出費となった。
いや、ケニアでどの程度なおせるかためしたかったのでよしとしよう。
ふたたび修理サービスを探す
壊れたパン焼き機が2台あって、それぞれ壊れている箇所が違う。
ということは、電子部品が壊れてないほうから、部品を調達して、直せるのではない、と思っている。
ので、再度、修理できるサービスを、と思って、olxを調べると、そのサイトがなくなっていた。
jijiとかいうのにリニューアル。
前の業者がまったくわからなくなってしまった。
うーん、困った。
そこで、FacebookのNairobi expats marketplaceに修理サービスを呼びかけてみた。
このグループは、プライベートグループってあるように、承認を経てはいる。
投稿も承認がいる。
ので、信頼はある。
Looking for repairing service for home electronics. I would like to ask repair home bakery machine
Nairobi
英語は適当。
だけと、たぶん通じる。
そしたら、さっそく、クリスさんという方からダイレクトメッセージが。
修理できるぞ、と。実績もあるぞ、と。
写真とか送ってくれ、とやりとり。
しかし、今はまだナイロビにおらず、海岸のほうにいるとか。
来週、ナイロビにくるからー、とのこと。
ということで、それを待つ。
うまくなおるといいが。
あと、修理代が高いと困るけど。
つづく