木星を代表するハーブ②
sunmoon☆です。
ハーバルアストロロジーアドバイザーの活動をしています。
2月19日に太陽は、水瓶座から魚座に移動します。
魚座は女性宮、水のエレメントで柔軟宮の星座です。
支配星は海王星と木星。海王星は1846年に太陽系に組み込まれました。
17世紀に活躍したハーバリスト、ニコラス・カルペッパーの時代には海王星が発見されていなかったため、魚座を司る天体は木星とされていました。
木星のキーワードは、拡大と繁栄。海王星のキーワードは、夢みること、境界線を溶かす。自分の思い描くイメージやインスピレーションを既存のルールにこだわらず、マイルールで表現しようとします。魚座に天体がある方は、『みんなに優しい』と表現されることがあります。それは、『徹底的にみんなの感情に寄り添おうとする姿勢』からそう表現されるのだと思います。
木星を代表する精油は、ジャスミン、メリッサ。
木星を代表するハーブは、レモンバーム、リンデン、シナモン、セージなど。
メディカルハーブの辞典 林真一郎編 東京堂出版より リンデン(Tilia europaea)の概論からその一部を紹介します。
『高さ30メートルを超すリンデンの葉は鎮静、発汗、利尿の3つの働きがあることからヨーロッパの植物療法では古くから高血圧や不眠、それに風邪やインフルエンザに用いられてきました。ファルネソールをはじめとするリンデンの精油成分が放つ甘い芳香は不安や興奮を鎮め、心身の緊張を和らげます。この目的ではオレンジフラワー(Citrus aurantium)とのブレンドが有名でハーブティーや入浴剤で処方されます。』
オレンジフラワーは太陽を代表するハーブとされています。
冬から春へと向かうこの時期、木星を代表する精油やハーブを生活に取り入れて、自らの心を整え、春からの活動に備えて行けたら良いと思います。
ハーブティーを生活に取り入れる場合、日常的にお薬を飲んでいる方は、かかりつけの医師や薬剤師に相談される事をお勧めします。