大人の女になりたくない
このトップページ画は以前描いた『死を纏う肌』(※当然R-18Gグロテスク描写あり)という漫画の絵です。大人の女性らしい大人の女性というつもりで描いた絵がこれしか無かったので…
割と好きな話なのでグロが平気だったら見てみて下さいね。絶対に見て下さい。
明確に大人の女になりたくないと思った事は無かったし、幼稚園の頃の将来の夢は「独身のお姉さん」だったので子供の頃の夢ですらあったんですよね。もう夢叶えちゃってます。目標を低く設定しておいて達成した事にできるようにする小賢しいガキだったんですね。「おねえさん」というのも年齢が漠然としていて達成判定がしやすい。
父がこういった小賢しい態度を嫌う方なので教育教育教育教育教育教育となり途中から将来の夢を聞かれる時には「漫画家になりたい」と言うようにしました。もちろん漫画家にも本当になりたかったです。全然描けなくなっちゃったんですが…
実際「独身のお姉さん」になりたかったわけではなかったけど『結婚してるお姉さん』『子供のいるお姉さん』『家庭のあるお姉さん』には絶対になりたくない気持ちがありました。当時周囲にいた該当お姉さん達が全員心を病んで辛そうだったからです。
お兄さんやお父さんもそれはそれでキツそうだったのと子供の活動時間にあんまり見かけなかったため「なりたい」とか以前に解像度が低くて書かなかっただけで男女がどうとかではないです。「24時間働けますか」とかCMやってて24時間働けません。と思いました。実際当時の父は72時間くらい不眠不休で働いてたらしく、そんな働けません。
『独身のお姉さん』はなんかテレビCMとか雑誌の写真で単独で存在してる架空のお姉さんでしか見た事が無く、だいたい楽しそうだったり綺麗だったり気楽そうだと思ったんでしょう。
実際はそれは『独身のお姉さん』ではなく『美女が写ってる広告』という全く別ジャンルであり現実には存在しない虚像なんですけど、子供にはそんな事わからないですよね。
ガチでなりたかったのは男児向けアニメのヒーローだったんですよね。カーレンジャーが好きでした。なんかのマネをして遊ぶとかは無かったので明確なキャラクターではなく、単純に強くてかっこいいヒーローです。
仮面ライダーシリーズは親から「怖過ぎて夜眠れなくなる」として視聴を禁じられていたため子供の頃は知りませんでした。大人になってからアマプラで龍騎を観ましたが大人が観ても怖かったので適切な判断でした。
話を戻しますと子供の頃はかっこいいヒーローになりたかったという話です。完全に架空の存在だし既に「将来はアンパンマンになりたい」とか書いたらダメな空気の年齢だったため『独身のお姉さん(広告)』に逃げてしまったんだと思います。
『独身のお姉さん(広告)』も『かっこいいヒーロー』も架空の存在なのに、なぜか『独身のお姉さん(広告)』は許されてしまったのは周りの大人にも『独身のお姉さん』に広告レベルの漠然としたイメージしか無かったからなんじゃないかと思いました。
もう「なった」からわかるんですが現実の独身のお姉さんはというと、
白髪だらけで全身毛だらけで健康診断で必ず異常が2〜3つあり、契約社員で週5で8時間労働で手取りは15万(体調不良で欠勤したから今月多分もっとおそろしく低い)で、実家暮らしだけど引っ越しができず無駄に家賃は払い続けていて、医者の言い付けを無視して規定量以上の薬を飲み高齢親に負荷をかけ、出勤もままならなくなり、復帰したと思ったら眠れなくなって自分の薬も少量しか出してくれなくなったため、夜中に親の薬を盗もうとしていたところを見咎められ(全部整腸剤だった)みっともなく泣きながら無意味な釈明をするも全く信用されず、高齢親に再び強い負荷をかけ、変な気を起こし部屋を汚さないよう監視し易い床で寝る事を命じられ(のちにソファでの就寝を許可された)、以前は描けてた絵も何も描けず、何も観れず、SNSではソシャゲの男キャラが脱がないことにキレ続けている
そういう存在が独身のお姉さんです。
早くなりたいですよね。
いますぐ将来の夢に書いて下さい。
ちなみに前回言っていたマッチングアプリは森羅万象へのストレスが高まり即辞めた。