わたしという「人」

こうやってnoteを開くのは決まっていつも深夜2時過ぎ。
時たま文字を書きたくなる衝動に駆られる

最近のわたしの小さな楽しみは、深夜家族が寝静まった家でこっそりミルクを飲みながら音楽を聴いて煙草を吸うこと。
もう何年の付き合いになるかな

最近引っ越したの。新しい場所に移った実家に帰った

実家は実家でなくなってしまった。弟は小さいあの知っている弟ではなくなってしまったし、父も母も一回り小さくみえるようになってしまった

だからきっとわたしも、きっとあの頃のわたしという生きものはこの世から居なくなってしまったんだと思う。
どれだけ大事に思っても小学生の頃あそんでいた友達も、中学の頃のあの先生も、高校の時出会った元彼も、みんな当時のあの人は存在しない現実にふと悲しくなる。

人は生きていても死んでいても、結局その時その時一瞬を共にした姿のまま記憶されて会わずにいると「わたし」は更新されないままだ。

だからわたしは今のわたしをこうやって、形にしてたまに残しておきたい。見知らぬ誰かとちょっとでもこんな孤独な感情を共有したくて。
若い自分の感性を覚えておきたくて

自分のことを大切にするってこういうことなのかもしれない。

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