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[明石昌夫]THEBOOMとB'zが同じ日にMステに出た時の話

1995年頃ですが、THE BOOMという宮沢和史

ごめんなさい読み方分かんない。

さんがMステで、「なんでつまんない音楽がもてはやされバカ売れするんだ?俺たちのほうが本物の音楽をしてるのに。」という内容の「手紙」という曲を歌っていました。

曲ね、Mステでそういうコメントしたのかと思った。

ちょうどゲストにB'zやTRFがいたので、そのつまらないは、B'zや小室さんのことを指していたんだと思います。THE BOOMはヒット曲もあったし、音楽的な評価も高かったので、その態度をとるのは今思えばちょっと大人げないと思います。そこで質問なんですが、やはりどんなアーティストでもB'zや小室さんのように、ヒットチャートの常連になるぐらいの売り上げを望むものでしょうか?「バカ売れしなくても活動を続けるだけの人気と評価と売り上げがあるから、自分の好きな道を進む」という考えって、やはり持つのは難しいのでしょうか?ちょっと長くなりましたが、ご回答のほうをよろしくお願いします。

まずはTHE BOOMという方が、つまんない音楽。歌詞ですからね。結局THE BOOMっていうのがよくわかんないんですけども。音楽も聞いたことないんで。基本音楽聞かないんでわかんないんですけども。おそらくそのB'zとか小室さんとか、その辺の音楽とは全然違う感じの音楽なんですよね。きっとね。それが好きな人が集まるわけじゃないですか。そうするとその人に対してこういう風な言葉っていうのは聞いてて楽しいじゃないですか。なんでそういう風な歌詞を作ったのか、もちろんそれは自分の中にもあるけども。別にそれを全面的にそういう風な感じのネガティブな感じでやってたら、ヒットっていうのは絶対にできないんで、ヒット曲っていうのは。なんである種こういう風なことをやると、僕らのファンは嬉しいだろうなっていうところで、やってるっていうのが戦略でもないし、騙してるわけでもないんですけども。だってもちろんだって、その人達もそういうふうに思ってはいたし、思ってるんだけども微妙なとこなんですけどね。でもどっちかよくわかんないですけども、本当にその方とちゃんと話したことはないんで。なんで歌詞っていうのは本音ではあるんですけども。ある種、若干マーケティングの部分もあったりして、そこがうまくいって売れるっていう結果として、っていうのがあるんで、どっちなんだろうなぁと。つまらない音楽って言ってもね。その多くの人はつまらないと思ってないわけですから。もうその辺はあんまりこうああだこうだってね、こう戦うと戦争の元ですから、あんまりやりたくないなと思います。

音楽的な評価も高かったとかね。音楽的な評価も、どっちでもいいと思うんですけども。今僕はちょっと大人気ないっていうのはね。何なんですかね。レコード会社がこれやった方がいいよって言ったのか、何かしら事情があるけどそういう大人気ないって感じですかね。で質問なんですが、

やはりどんなアーティストでもB'zや小室さんのように、ヒットチャートの常連になるぐらいの売り上げを望むものでしょうか?

僕の場合は本当にもうそういうのが、すごく僕と松本さんはすごいそういうのが好きで、それでずっとそういう方向でやってたりはしますけども。他の方はよくわかんないです。バカ売れはしなくても活動を続けるだけの人気と評価と売上があるから、自分の好きな道を進むっていう考え方は、自分の好きな道を進まないとバカ売れしないんですけどね。バカ売れするために自分の好きな道を進まないと、わけわかんないな。バカ売れしないんですけども。そういうふうにいろんな方の言うことの話を聞いて、それをちゃんとそういう人達のやる気を失わせないようにして、神経を逆撫でないようにして。僕下手なんで全然できないって、松本さんはすっごい上手ですけど。なんで売れるんですけど。特に今はそのプロ、音楽のプロっていうのも、音楽だけの収入で食べてるっていう風なのが、もうプロっていう時代ではないと思うんで。マルチインカムの時代なんで、音楽で伸びる。だいたい基本的に著作権収入ってもの自体が全然もうダメになってるから。好きな音楽を続けていればいいんじゃないですか、っていう考え方がお薦めしてますし、どんどんそういう人がすごく増えてきてはいます。大学で教えたりすると、やっぱそうですねって言って、別にそんなバカ売れしたいとは思わないっていう。だいたいそのバカ売れする人達っていうのが、もう今いないじゃないですか、そんなに。そんなみんなもう老若男女、いろんな人がいろんな世代でっていう。

だって僕、実家帰ったら妹も両親も、ひろゆき知りませんからね。それ誰って言うのね。ひろゆき、そうやって言ってるよって、それ誰って言って。もう本当にもうそういうジェネレーションギャップっていうんじゃなくて、本当にトライバル化っていう、本当にもう好きなことだけしか知らないっていう、そういう時代で別に全然それでいいと思うんですけど。だって縄文時代ってそうじゃないですか、そこの部族のことしか知らない。みんなでこう、なるべく多くの人と共有するっていう考え方が、結局それで儲かるから。でも儲かれば儲かるほど今の金持ちがさらに儲かるだけで、一人一人の幸せには全然繋がらないぞと、いう感じなんですよね。持つのは難しいってことは全然ないし、これからの主流だと思います。

バカ売れはしなくても活動を続けるだけの人気と評価と売り上げっていうか、食えりゃいいかっていうか、食えなくても別に。自分がやる気ができるような何かしらの評価っていうのかな。そういう人に役に立ててるみたいな実感みたいな。そういうようなものがあるかどうかっていうところが、一番大事だと思うんで。なんで本当にもうこの仕事、その音楽の仕事は何でもそうなんですけども、資格のない仕事っていうのは、例えばタクシーの運転手さんはね。それも楽しくて好きな人っていうのも、いっぱいいると思うんですけども。それはその免許証がないとダメだっていう。そうじゃないと闇営業になっちゃいますから。そういうようなものがあるんですけども。ミュージシャンの場合はね。ミュージシャンかどうかってのは自分で決めることなんで。なんでそこがちょっと特殊っちゃ特殊だし、でも全部そうっちゃそうだしっていう感じです。なんでその自分の好きな活動を続けるだけの評価っていうのは、続けるだけの評価っていうのも、だって自分で決めることじゃないですか。その評価がないと続けれないっていうモチベーションの問題だったりするでしょ。人気ってのもそうでしょ。売り上げってのは食えるか食えないかでしょ。でもそれだけで食う必要もないと思うし。みたいな感じで、いろいろ掘り下げるとなかなかいろいろ面白いことができて、いろいろ学びがあると思います。

ちょっと説教臭いよね、この説教クソジジイ。説教クソジジイっていいね。そんな感じで、なるべく説教しないようにしようと思ってるんですけども。なんで持つのは難しいとは思わないし、これからそういう人はどんどん増えてきてる実感はすごくあります。はいありがとうございます。

Akashi Masao Official
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