[明石昌夫]MANISH/てんや再びの話
楽しく生きる高齢者のコメント返しです。気に入ってる。
MANISHの「煌めく瞬間に捕われて」についてで、テレビアニメで使われたTVサイズはオリジナルと比べて音が下がっていますが、アニメーションの雰囲気に合わせたのでしょうか？それとも初期段階だったんでしょうか？
ごめんなさい、この音が下がるっていう意味がいくつにも取れてしまうので、その辺をちょっともう一回コメントで教えていただけないでしょうか。テレビサイズとCD音源ですよね。まずそもそもテレビサイズとCD音源っていうのは、全然別の録音っていうのは結構いっぱいあります。ワンピースの「ヒカリへ」かな、あれはバージョンも違うし、時間がなかったんで、アニメサイズを先にレコーディングして、それをザ・ベイビースターズは生の録音だったんで、メンバーの。それでワンコーラス分を録ってまず。でそれを僕がミックスして、そのタイアップ用だからって。でその後にエリック・ウェストフォールに録ってもらって、ミックスしてもらって、それが製品になってるみたいなパターンもあるんで、いろいろそういう経緯はあるんですけども。それで音が下がってるっていうのは、音量が小さいっていう意味、全体の音量が小さいって意味なのか、音が小さく聞こえるって意味、それだとマスタリングのコンプの書き方の問題だったりするし。声が小さい、でもそれだって声が小さいって言ってくれるのかな。音が下がってるっていうのがちょっと意味がいくつかに取れてしまうので。アニメーションの雰囲気に合わせたっていうことはそのアニメーションのナレーションのバックで、流れてるから音が小さいっていう意味なのかな。それとも初期段階っていうのか、そういう全然別のバージョンっていうパターンの時もすごくあります。
それは僕の仕事だけじゃなくてですね。他の人でもあるなと思ったのが、「ラブ・ストーリーは突然に」っていう、2拍3連の曲あるじゃないですか。何かの楽曲解説の時に話をしたんですけども。あれも東京ラブストーリーは、なんとあの頃は僕もあれだけはテレビ見てたりして。そうするとあれのドラマに使われてる音源。ベース打ち込みなんですよ。シンセベースなのね。なんだけど製品はちゃんと、ちゃんとってことはないけど生ベースなの。もしかしたらドラムも打ち込みなのかな。よくわかんないな。それは納期の関係だったり、そういうふうな部分。特にその小田和正さんだと結構こだわりの強い人らしいんで、そういうところで、そうやってこだわってやってると、もうタイアップ間に合わないぞみたいなのはテレビには間に合わないぞみたいなのはよくあって。そういうふうな部分があったりもするから、初期段階っていうパターンもすごく考えられる。
ご当地スーパーや飲食店から企業のオリジナルソングを作ってほしいと、依頼が来たら明石さんは引き受けますか？※大手スーパーやご当地ホームセンターには必ずオリジナル社歌がありますよね。
まずそもそも曲を作るお仕事、基本僕あんまやってないんですよね。頼まれたらそれなりにいろんな話を聞いて、それができそうなやつに振ります。おそらく学生に振ります。ギャラをあげて僕がピンハンします。もうサウンドは予算に合わせて、生にしたり、雰囲気に合わせて生にしたり、打ち込みにしたりっていうのはあるけども。そのサウンド的には、絶対に自分がダサい、いくらお金が安くてもダサいなと思うようなことは絶対に僕はしません。もうそれは僕の今までの仕事、基本全部そのつもりでやってます。オリジナル社歌もあるし。ドンドンドンあるもんね。ドンキーね、あれとか全然いいと思うけどね。
今日も「てんや」行ってたんですけども、いい感じに昔よりは全然良くなったんですけども。やっぱり音がフュージョンみたいなんですけども。あれドラムの音とかバランスね。きっとプロデューサー同じような気がする。いけてない、またこんなこと言うと、その人に挨拶してもらえない。会わないからいいか。そのうちでもありそうだな。こんなこと言ってたら。はいダメだったなーって感じです。こういうのは結局トップの人間とか、そこの部門の偉い人とか、そういう人達が音に対して分かってないと、こういう結果になるっていうのはこれは一番間違いない。そういう上司の問題で。作った人間の問題ではない。例えば曲をいろいろやってる時に、僕がその責任のある立場にいれば絶対にあれにはしない。同じ予算でもっと全然いいの。いいって言っても僕が気に入るようなの。その早く帰りたいためにやるんだったらあれでいいと思うけど、早く帰りたいような音楽を僕は作りたくないから、そういう仕事は受けません。昔お金もらえたら何でもしたんですけども。もう今はしません。もうそれやっても時間の無駄だと思うんですよね。お金あってもしょうがないし。お金欲しいですよ。ないですよ、なんですけど。別にそういうお金がどうのこうのって言いたくないっていうみたいに、お金があるわけじゃないですからね。なんで誕生日の時のクラウドファンディングよろしくお願いします。何言ってんだかそんな感じです。ちょうど今日「てんや」行ってたんで、そんな話でした。はいありがとうございます。
Akashi Masao Official
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