見出し画像

[明石昌夫]La'cryma Christiの話

ラクリマの方も掘り下げてお願いします。

La'cryma Christiですよね。これはいつ頃やってたんですかね、僕はね。でも本当にいろいろその後ラクリマは解散してからLibraianっていうボーカルとギター、TAKAさんとHIROさんと2人でやってたユニットのやつも最初の2枚のミニアルバムみたいなやつも関わったりするんで、結構いろいろやってたりして。ライブもそのLibraianの時はベース弾いたりもしてたんでいろいろ話ができるかなと思うんですけど。1人1人のメンバーのキャラクターの話をするとですね。

基本的にはまずボーカルのTAKAさんっていうのはもう本当にクリスタルボイスっていうのが本当にその通りのものすごく綺麗な声をしてる人なんですよね。彼は声を維持するためというか、絶対楽屋とかリハーサルのところも全部禁煙なんですよね。絶対その煙草の煙を嫌うっていう、気分の問題なんですけどって言ってましたけども。僕が主催したライブの時にもTAKAさんとHIROさんをゲストみたいな感じで招いたときに、ドラムが僕が好きな湊くんだったんですよね。でも彼も強力なヘビースモーカーなんで。それでも一応その湊くんにもその話をして。もしかしたらリハ中に手が震えるかもよって言いながら。でも大丈夫でしたけど、そういうふうな現場とかあると思うんで。そういうふうな感じで。でね仮歌の時はあの高い声は出さないというか、出ないというか全部ファルセットで歌うんですよね。出るんですけどね、なんなんでしょうね。仮歌だと出ないのかもしんないです。それに対してベースのSHUSEくんが、こんなサビの歌い方だったらテンション下がるわ、みたいなこと言ってたりね。もう解散する直前だったりするんで。1回でも僕の後に誰かがやってるのかな、確か。僕確かアルバム1枚か2枚ぐらいでしょきっと。でその後に僕はやってる時に解散したのかな。もうよく覚えてないですけども。その後はLibraianやってたりもしますけどもね。

SHUSEくんってのは本当に素晴らしいベーシストでですね。特にギブソンのギターの音作りがすごいなっていうか、本当に音楽に対して造詣が深い人なんで。特に洋楽に対してものすごくちゃんと、いろいろわかってる人なんですよね。その後Acid Black Cherryってのやってるじゃないですか。あれもJanne Da Arcのyasuくんっていうのが自分のソロをやる時にっていうか。yasuくんっていうのは基本的に邦楽しか聞いたことないんですよね。基本的な一番のルーツはTM NETWORKだって宇都宮隆さんだっていうそういう風な人なんで。基本は邦楽しか聞いてないっていうか、アメリカのロックとかそういうようなものはわりと聞いてない人。

それはのギターのHIROさんもそうなんですけどね。あの人も僕がやる前に岡野さんがプロデュースしてるやつだとめちゃくちゃプログレのやつとかあるんですけども。それもそれを聞いたり彼のプレイだったり、曲作りの感じで結構プログレ聞き込んでるんじゃないのって、クリムゾンとかイエスとかその辺聞いてんじゃないのって言ったら、いやそれよく言われるんですけど全然聞いてないんですよ、って言うんですよね。で全部ルーツはXなんですって言うんですよね。僕の場合Xってのはもう全然聞いたことないんで。学校の学園祭の時に紅かなんかベース弾いたのぐらいしかなくて。大変でしたよ、ガガガガガッってめちゃくちゃ早いから。

僕らの頃ってのはそういうこう日本の音楽ロックよりも洋楽のほうがものすごくレベルが高かったっていう風に勝手に僕は思っただけで。今聞いたらもう細野さんがやってるやつとかね。あの辺本当に素晴らしいものだったりもするんですけどね。田中一郎さんがやってたやつとかもね。なんですけどもその頃は聞いてなくて。そうやって僕らの世代っていうのはみんなそのサウンド関係をやる人とか楽器やってる人達ってのはもう洋楽をベースにやってるっていうのが多くて。なんですけどもそのHIROさん達、まだ僕より10個ぐらい下なのかな。その辺の世代になると、もう邦楽しか聞いてないって人たちがいっぱい出てきてですね。どっちかに分かれるんですよね。それがバンドの中に適当に散りばめているっていうのがすごくいいバランスだったりもするんですよね。

なんでボーカリストってのはあんまり洋楽を聞いてない人が多くて。やっぱ楽器やってる人達ってのはやっぱ洋楽を聞いてる人が多い。ただそれもそうやって、DAITAくんも本当にドリーム・シアターとメタリカっていうところでもうその辺をものすごく極めてる人なんですけども。僕がそのいろいろビジュアル系と言われる人達の中だと、2代ギタリストはDAITAくんとHIROさんかなと思うんですけども。その後のね、Janne Da Arcのyouくんも上手いですけどね。僕ね上手い人たちを頼まれるんですよ。なんか知らないけど。頼む人たちが遠慮してんのかな。そのBeingのアーティストっていうのが上手い人達が多いからっていうので、大概みんな上手いんですよね。それなんでか知らない。運があると思うんですよ。大学で教え始めてから授業でこうバンドを組んで、ある程度ランダムに組んで、それでやるんですけども。僕のクラスのやつらみんな上手いんですよね、なぜか。たまたまそういう奴らが集まるって。引き寄せの法則なのかもしんないし、なのかもってそれだと思いますけども。

SHUSEくんの話とHIROさんの話とTAKAさんの話をしたよね。KOJIくんか。KOJIくん亡くなったんですね。めちゃくちゃいい人なんですよ。いい人は早く亡くなるって僕の理論があるんですけども。でもいい人もね、こう自分の中にストレスを溜めて、いい人の人ってのがこうストレスで死んじゃうみたいな気はするんですけどもね。そんな感じで。でもそうでしょうね、きっと50代とかだからね。彼はミックスだったりPro Toolsだったり、そういうふうな部分っていうのがものすごくちゃんとできてっていうか、そういうのがすごい得意で。なんで全体のサウンドだったり。あとは基本はそのバンドの中っていうのは人柄系っていうのが一人絶対いないといけなくて。SIAM SHADEだとそのベースのNATCHINが人柄系だったんですけども。SHUSEくんの場合はもう全く人柄系ではなくて、個性強い方系の人なんで。完全にその人柄系の人っていうのが、KOJIくんとあとLEVINくん。ドラムのLEVINくんとみたいな感じですね。

LEVINくんはそんな人柄系って言ってしまうにはちょっと、上手いというか。ただ性格的には本当リンゴ・スターみたいな感じの人で。なんでも絶対そうやで、知らんけどって絶対言うんですよね。もうとってもそういう手数が多いわけでもなくて、手腕なドラムを叩く人っていうグルーヴもすごいしっかりしててみたいな重い感じの叩くんですけども。でも僕がやる前の岡野さんやってた頃は、やっぱプログレの変拍子も全然叩けるんで、すごい幅の広い人だなと思いますね。そうやってこういうバンドっていうのはものすごくバランスがいい感じ。

ABCを作った時っていうのが、おそらくもう全然話聞いたことないんですけども。ラクリマが解散してからSHUSEくんってのはバンドを組む時に、おそらくyasuくんといろいろ接近したというか、あの人個性強い割には、いろんな顔を広がったりするんで。また僕と違って。僕よりは全然丸いですからね。なんでそこでやった時におそらくそのyasuくんの洋楽コンプレックスっていう部分を、SHUSEくんっていうのが完璧に満たせるんで、ああこの人とバンドやったらすごいなみたいな風に思ってですね。なんでABCってのはSHUSEくんが、yasuを騙して作ったユニットなんだよって、よく言ってましたけどもね。当たらずとも遠からずみたいな気もするんですけども。ごめんねSHUSEくん。いろんな人見てるからなこれ。でもSHUSEくん本当ベースすごいなと思う。好きです。そんな感じかなあ、あとはいろいろね。どの曲をシングルにするとか、そういうのも僕はそうね。SIAM SHADEの時とかね。そうだね、ラクリマの時僕が決めてるね。そのBeingの時ってのはそのプロデューサーが決めるっていうことで、サウンドプロデューサーっていうのは基本的にはそういう風なところまでは、サウンドだけを考えるっていうそういう風な感じだったりします。ありがとうございます。

Akashi Masao Official
https://www.youtube.com/@akashimasaoofficial9707

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?