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シャドウバースエボルヴ2弾環境を少し触った感想・2日目
最近、シャドウバースエボルヴというカードゲームをやっている。
6月30日に第2弾が発売され、7月3日に友人ら数人で一度集まった。
そこから一週間経った7月10日に、また集まり遊んだので、その感想を少し残しておこうと思う。
時間が経って考えがどう変化するのかが楽しみでもある。
初日の感想はこちら。
思っていたより何倍も見て頂いているようです。
感謝です。あざす。
エルフ
今回は、最初にエルフの話をする。
前回、「《クリスタリアプリンセス・ティア》が微妙。」という様な内容の事を書いたと思うが、なんやかんやあってデッキに帰ってきた。
【エルフ】ビートダウン
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前回2コスト域に採用されていた《アーチャー》が抜け、《エルフの少女・リザ》を増量、《自然の導き》が1枚採用された。
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《エルフの少女・リザ》が出るだけで【ウィッチ】や【ドラゴン】の除去にめっぽう強くなる。
引けば特定の相手にイージーモードで戦えるようになるので増量。
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《自然の導き》は《クリスタリアプリンセス・ティア》のコンボを稼ぐ目的もあるが、ビートダウン時に《ブレスフェアリーダンサー》か《ティターニアの妖精郷》を出し直して打点を上げたい時が多々あるので採用。
上振れに貢献する他、最低限ドローも付いているので、引いたらなんだかんだで使いどころがある。
《アーチャー》が抜けた除去の枠は《クリスタリアプリンセス・ティア》の2面展開でフォローする。
実質5コスト相当のこの動きは、はじめ《エルフナイト・シンシア》で事足りると思っていたが、シャドウバースエボルヴというのは同名カードを最大で3枚までしか入れられない(そして、それを引けない)ゲームなので、安定した行動を取るには似た役割の4~5枚目のカードが必要になる。
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《クリスタリアプリンセス・ティア》は、突進+2面展開で7/7相当。
非常によく似ている事に気付いた。
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そして何より、《クリスタリアプリンセス・ティア》にしか出来ない、強い動きがある事が大きい。
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《クリスタリアプリンセス・ティア》を出すまでの、コンボのアクション中に《精霊の呪い》を挟めば、5コスト帯で「除去をしつつ無傷の7/7相当が場に立つ。」という、圧倒的有利な場を作る事が出来る。
この動きがとても強いので、「《精霊の呪い》の2枚目があってもいい。」という話にもなっている。
【エルフ】についてはこんな感じです。
巷ではコントロールが強いらしいですが、そちらは全く触っておらず全然分かりません。ビートダウンの方が楽しいので。
ドラゴン
「前回ふざけて【進化軸のビートダウン】なんて物に時間を割いてしまったから今回はちゃんと【ディスカード軸のビートダウン】に向き合おう。」
そういう気持ちでいたが、友人がまだまだ【進化軸】で遊ぼうとしていたので皆でこね回した。
【ドラゴン】進化+ディスカード軸ビートダウン
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《ムシュフシュ》の打点と《アークエンジェル・レイナ》のテンポ回復。
前回見ていた2つの夢を諦めず、さらにそこに【ディスカード軸】を混ぜた。
いくつ夢を乗っけるつもりなんだ。
しかし、これが予想外に強かったので、しばらく話題はこのデッキで持ち切りだった。
しかし、1日中このデッキを回していた友人は最後に「ちゃんと回れば最強かもしれないが、安定性が怪しいからもうちょっとミッドレンジ気味に組んだ方がいい気もする。」と言って帰っていった。
リソースが尽きやすいのと、なにより「意外と自発的に"無条件"でディスカードする手段が少ない。」というのが大きな理由だろう。
ただ単に本人が「重いドラゴンデッキが好き。」というのもあるかもしれないが。
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《光の道筋》等を持ってないと、そこから先のリソースがきつい。
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もしかしたら【ドラゴン】は全体除去等を増やし、リソース回復手段として《インペリアルドラグーン》を入れるような構築の【ランプドラゴン】に戻っていくのかもしれない。
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1弾環境で、後半、虎の子の《ファフニール》を返しに除去されてしまい、
そのままトップが弱くて負けていく【ドラゴン】を何度も見ているので、
そういう負け筋を減らせるのではないか。
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腐る対面では《インペリアルドラグーン》で捨てて、火力に変えれば良いじゃない。
ロイヤル
何をどう組んでもある程度強いクラス。
こね回すモチベーションもあまり沸かなかったので、7月10日は適当に組んだ下記のリストを使っていた。
【ロイヤル】ビートダウン
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最初は《レオニダス》と《アレキサンダー》、この2枚の暴力的なテキストに目を奪われるが、使ってみて思うのは「《アドバンスブレーダー》がやばい。」という事。
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【ロイヤル】は1弾環境の頃からさほど手札に困っていなかったので、事前の評価は「別にこのタイミングで手札増やさなくてもいいかな。」だったが、本体のパワー5に加え、効果によって手札に加えた《ノーヴィストルーパー》×2を発射すればシンプルにゲームが終わる。
最初は入っていなかったが、《フレイムソルジャー》を1枚入れると、対応力も上がって、なお良くなった。
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あと、《剣豪》というカード、めちゃめちゃ強い。
自分の《レオニダス》が場に残ると、返しのターンに《ローズガーデンキーパー》や《ウルズ》で処理されて泣きたくなるので、このカードで相手フォロワー無理やり寝かす事で《レオニダス》が自爆出来るのが偉過ぎる。
それまで対処が難しかった《エンシェントアルケミスト》も格段に処理しやすくなっている。
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このカードより《ニンジャエッグ》が優先されていた。
ただ、デッキとしては「強いけど、なんかぼんやりしてる。」という感想で、もっとやりようがある気がしている。
【ドラゴン】が《灼熱の嵐》等を入れてくると負け組になりそう。
あと、ゲームに勝った時に手札が余りまくっているので、ちゃんと使い切れるような動きをした方がデッキとして纏まっていると思う。
【ロイヤル】《わがままプリンセス》型(仮組み)
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《ガンナーメイド・セリエ》のサーチ能力で、序盤は《わがままプリンセス》を使って展開し《王家の御旗》で押し込む。
後半は《ロイヤルセイバー・オーレリア》か《海底都市王・乙姫》を持ってくる。みたいな型を試すか、
【ロイヤル】《王家の御旗》ミッドレンジ型(仮組み)
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もしくは、あまり構成を変えない形で《王家の御旗》だけを入れてもいい。
この場合は、《アドバンスブレーダー》や《レヴィオンセイバー・アルベール》の体力を6にして、《灼熱の嵐》から逃がせるのが強く働きそう。
《王家の御旗》を置くことで失ったテンポは強化された《アレキサンダー》に取り戻してもらう。
なんにせよ、【ロイヤル】が1弾環境と同じ様に「最初だけ強いクラス」にならない事を祈ってます。
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いつだって普通に丸い動きをするけど、いつだって"その時最強の動き"にはならない。
ウィッチ
最初、前回の美しいリストを使っていたが、【ロイヤル】に盤面作られて押し切られる事が多かったので、《マーリン》からサーチできる全除去である《アルケミックロア》を入れた。
【ウィッチ】
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ただ、【超越ウィッチ】と違い、《ペンギンウィザード》をあまり強く使えないのと、ビートダウン対策に《デモンフレイムメイジ》を使いたいので、もう少しコントロールに寄せても良いかと思った。
【ウィッチ】コントロール(仮組み)
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ちなみに、もう一つ、【秘術ウィッチ】だが、この日の戦績で言えば中々の勝ち組だった気がする。
この集まりの中に一人、1弾の頃からずっと【秘術ウィッチ】を使っている人がいて、その彼に【秘術ウィッチ】は完全に任せている。
「ほぼ、今までのリストに《パメラ》と《炎熱の儀式》入れただけ。」とい言っていたが、僕は【秘術ウィッチ】は全然わからないうえに、リストも覚えていない。悪しからず。
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引かなかった場合そのコスト域を埋めるカード。
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あと、【超越ウィッチ】はあんまり好きじゃないので触ってません。
ナイトメア
コントロール、ビートダウン、どちらもはっきりとした手応えは掴んでいない様だった。
《吸血姫・ヴァンピィ》を入れたアグロを試していたが、そもそも《フォレストバット》トークン自体の打点が少ないので、アグロには向いてないんじゃないかと個人的には思っている。
早いデッキ相手にはスイーパーとして、遅いデッキ相手には《フォレストバット》トークンと合わせてクロックを作るカードとして、そういう立ち回りの使い分けができるミッドレンジ気味のデッキの中核にすると纏まりが良いんじゃないかなと。
触っていないので、ここはまだわからない部分ではあるが。
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僕は未だに、1弾の【ナイトメアコントロール】の影に囚われていて、箸が進んでいない。
ビショップ
前半はコントロールを試し、後半はビートダウンをこね回していた。
コントロールについては殆ど関与していないので詳細は分からないが、序盤にちゃんとアタッカーを立てる事を意識するのが良いらしい。
殴ってくるデッキに対しては殴り返す除去でもあるし、何より、殴ってこないデッキに対して圧力をかけて行動を絞らせるのが重要。
あと、僕がその【ビショップコントロール】をメインで使っている友人に「《ヘヴンリーイージス》3枚入ってるけど、重いし2枚にするのってどうなの?」と質問したら、
「8ターン目に出せば勝つカードを、"引かないで負ける"方が馬鹿らしい。
【エルフ】で《ローズクイーン》を3枚より少なくする事があるだろうか?(いや、ない)」
という様な事を言われた。これについては【エルフ】の例えがスッと入ってきてすぐに納得した。
つまり、【エルフ】の様にライフを詰めていく構築を意識しているのだろう。
また、遅いゲームになった時の為に《封じられし熾天使》が1枚入っていた。
断片的で申し訳ないが、コントロールについてはこんな感じです。
当日、僕が触っていたのはコントロールではなくビートダウンだった。
初めは、1コストをばら撒いて《サファイアプリースト》で手札を補充するデッキを試していた。
![](https://assets.st-note.com/img/1657683798986-KT2PTF6jPo.png)
1コストのカードを並べて、それを《エイラの祈祷》で強化。
激しく消耗した手札を《サファイアプリースト》で再供給する。
![](https://assets.st-note.com/img/1657688588284-fjpzFgeYOZ.png)
そういうコンセプトでデッキを組んだが、《サファイアプリースト》を引かない場合や、場に頭数が揃わない場合にどうしようもなくなるケースが多発した。
頭数の問題は"オーラ"を持つので場持ちの良い《マイニュ》を入れて解決しようとしたが、そもそも《サファイアプリースト》が手札に来ないのが問題だった。
![](https://assets.st-note.com/img/1657688644911-lc0Fz74Icr.png)
そこで、追加のドローカードとして《冥府への道》に白羽の矢が立った。
アミュレットなので《プリズムプリースト》でサーチ出来るのも優秀で、《カグヤ》の効果で出せばテンポも失わない。
手札の問題はこれで解決した。
![](https://assets.st-note.com/img/1657683105410-AwBYLJeM28.png)
しかし、ここで新たな問題が発生した。
デッキのコンセプトである、"フォロワーを横に並べる"為のスペースを《冥府への道》が圧迫する。という事である。
5つあるスペースのうち《エイラの祈祷》で1つ、《冥府への道》で1つ。
合計2つをアミュレットで使ってしまったら、フォロワーの横展開も糞も無い。
コンセプト崩壊の危機を感じ、落胆しながらカードリストを見ていると《ダークオファリング》というカードに目が留まった。
![](https://assets.st-note.com/img/1657684109105-pE3EhvfIzh.png)
全てが噛み合っている。
あと、相手の《レオニダス》の自爆特攻をフィズらせると気分がいい。
《冥府への道》とも《エイラの祈祷》とも噛み合っているこのカードを見つけた事で、なんとなく行ける気がした僕はいったんこれで完成とした。
【ビショップ】ビートダウン(《サファイアプリースト》軸)
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繰り返して言うが、強くはなかった。
しかし、1コストフォロワー(特に《スネークプリースト》が強い。)を並べて強化する動きが楽しかったので、負け続けながらも暫く使っていた時に、ある事に気付く。
「あぁ、これ、《サファイアプリースト》要らないな。」
【ビショップ】ビートダウン(《エイラの祈祷》軸)
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これが出来たのが集まりの終盤も終盤で、みんな頭が半分働いてない状態だったので確証はありませんが、まずまず感はあった気がします。
細かい枚数調整は追って報告します。
《ジャンヌダルク》、《カグヤ》、《ダークエンジェル・オリヴィエ》、辺りのカードを、《レディアンスエンジェル》、《大修道女》、《スカイスピリット》とかに変更するとデッキ価格が突然安くなるので、最初それで感触を試してみても良いかもしれません。
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まとめ
以上、2弾環境の2日目の感想でした。
7月10日は、世間的には2弾環境の11日目なので、9日分遅れた感想になりますが、その辺は宜しくお願いします。
(そんな保険を張らずとも、前回の記事の"閲覧数に対するリアクションの数"で「このプレイヤーのレベル、あっ…(察し)」と思われてるであろうことは推し測れますが、一応。)
とりあえず【ディスカード軸ドラゴン】が強かったのと、【ビショップ】でクソみたいなデッキが出来たので良かったです。
そんな感じです。
あざした。
おわり。