よあそびくらぶ
2019年8月27日、28日に、パンクでエレクトロでノイジーな(←なにを書いてんだと自分でも思いますが、そう形容しないと、ピッタリくる比喩がない、変わった曲作りをされてるのです)バンド・もらすとしずむ主催による「よあそびくらぶ」が都内某所で開催されると聞いて、出かけてきました。
出演は、バンド・もらすとしずむ(田畑”10”猛、吉村ロデム、TAKUROW、千代モロゾフ(当時)、岡崎竜太(当時))、芸人・ハクション中西、ダンサー・飯塚友浩、ダンサー・ホシノメグミ。
演出は、VJ・Bori、舞台監督・下谷高之、音響・増谷絵里、照明・田畑優美etc…(以上、敬称略)という、結構大がかりな布陣で、二日間夜遊びをする、内容は秘密という、ずいぶん面白そうな企画。
二日間、フル参加。
マニアックな夜遊び体験でした。大人が本気で遊ぶと、こんなこともできんだなーとぼんやり。
ちゃんと面白いんですが、闇の中、出演者たちがどこからともなく現れては消え、現れては消え…。
ダンサーやお笑い芸人が突然現れて、唐突に演目が始まる。合間に演奏が入って聴覚で頭が転換されることで、これがあくまでも一貫した舞台であることを意識させてくれるのだけれど、観客自身が舞台の中にいる不思議な、混沌とした空間。こんなんもありなんかーと、新鮮な気持ちにさせてくれる時間でした。
やってみたいと思ったことをこうして形にする人と、それを面白がって支援する人(資金の一部はクラウドファンディングで集まった)がいて、ちゃんとこうして形になるって、いい社会・いい時代に生まれたなー、僕。
などとのんきなことを考えながら帰り道、日暮里駅前のラーメン屋さんでご飯を食べて帰った二日間でした。