映画感想「ミセスハリス、パリへ行く
この映画は予告編を観た時に主人公がDiorのドレスに一目ぼれするシーンが共感しすぎて、いつか観たいと思ってた。
映画を観れそうな体調になったタイミングで見てみたけれど、「コメディー」のジャンル通り話が重たくなくて見やすかった。
私はディオールやシャネルのオートクチュールが大好きで、メゾンで刺繍の仕事をするのが数年前からの憧れだった。
体調的にも環境的にも叶わないのだけど、シャネルの刺繍を担当する工房に附属している刺繍学校「エコール・ルサージュ」に通ってみたいと、今まで何度も何度も思った。
ディオールにおいても、昨年の春東京であったディオール展に行くことは叶わなかった(めちゃくちゃ行きたかった)ものの、図録を購入してうっとりと堪能した。
そんななか、この映画ではパリのディオールに訪れ、そのドレスをたくさん見せてくれるだけでなく、実際に服作りをしている現場紹介をしてくれるという私のようなオートクチュールオタク垂涎のシーンがあって、嬉しすぎて頭を抱えた。
映画だからなのか、そのような職人さんの佇まいも美しく感じる。憧れる。
映画のストーリーに話を戻すが、主人公のミセス・ハリスは少々おせっかいながらも優しくてとてもチャーミングな女性だった。
1960年代に、イギリスの労働者階級のミセス・ハリスがパリへ行く。
まさに大冒険で、パリの観光地を巡るシーンもあり私までパリに旅行したような気分にもなれる。
ストーリーも心が温まるお話でついミセス・ハリスを応援したくなるし、何か気軽に観たいな〜という時にオススメ。
以上、初めての映画感想でした。