採用面接を受けるときに本質的に重要なこと
本noteでは、就活生や転職を検討している人向けに、「面接で通る可能性を高めるために重要なこと」だと私が考えることを書きたいと思う。
面接でやっていることはそもそも何か
面接というのは、一緒に働く人を選ぶため行うものである。しかし、人間は「一緒に働くことが社にとって有益である人物を純粋に合理的に選択する」ことは困難であるようで、往々にして人を選ぶにあたって「安心したがる」傾向があるように私には思われる。
例えば、求職者に以下の傾向などがあれば安心すると思われる。
--採用したいスキルがあることが職務経歴書に書かれている
--受け答えがハキハキしていて自信が感じられる
--期待した通りの返答傾向である
--ニコニコしている
ここには、2つの要素がある。一つは人間として知らない人との会話に安心する要素。もう一つは採用の目的において安心する要素。私の推測だが前者が採用の意思決定において8割以上を占めていると思われる。これは無意識に「知らない人だけどうまくやっていけそう」と思った人を採用しがちということを意味している。
非常に高度な採用能力を持つ組織であれば、以上の傾向をメタに認識した上で合理性を追求するのだろうが、そのような組織は稀であり、ほとんどの面接官は素人なので、上記のような傾向があることを念頭に置いたほうが良いと思われる。
じゃあ、どうすれば良いのか
私の仮説(提案)だが、「覚悟」と「笑顔」を意識すると良いと思われる。
「覚悟」とは「この会社において必ず自分は不断の努力を行う」という気迫を(嘘でも)みなぎらせて面接に望むということである。
「笑顔」とは文字通り、面接における会話の節々で意識してニコニコしたりすることである。
人間であれば、よほど引きつっていない限り、「笑顔」で安心する。そして、面接という互いに緊張する、つまり不安を感じやすい環境下において、「覚悟」があるとその自信が伝播(人は鏡なので)して面接官側にも自信が湧き、安心する効果があると思われる。
結構ガバガバな理論だが、大枠は間違っていないと思っている。
ちなみに、一定の経験をもとに転職する場合、そもそも職務経歴書と求人内容がマッチしているか(求人内容に対して一貫性を持った職務経歴書を作り込めているか)がそもそも重要だと思われる。また、インターネット上の公開情報(github等)も場合によって重要だと思われる。
まとめ
結論「覚悟」と「笑顔」を意識して面接に臨むと良い。
・面接官を安心させることができれば受かりやすいと思われる
・「覚悟」「笑顔」ともに相手を安心させる効果がある
・どんな会社に入れば良いかは、私の以前のnoteを参照(「趣味が合う会社」に入るべし)