初めての上醍醐陵、のおはなし。(回顧録)
こんにちは。さくらこです。
私の趣味のひとつに、陵墓めぐりがあげられますが、
到達困難な陵墓のひとつに、上醍醐陵があげられるでしょう。
醍醐寺から山を登った上醍醐にある上醍醐陵。
陵墓めぐりをするようになってから、ずーっと行きたいと思っていました。
平安時代の中宮皇女の御陵なので。
で、実家から京都旅行をひとり旅でしまして。
醍醐寺に行きました。
醍醐寺から、徒歩1時間40分というのにためらって、行かないほうに気持ちが傾いていた私。
御朱印をお願いした方が、そんな私に、なにも言っていないのに、
「醍醐寺は、上醍醐に意味があります。上醍醐に行かないと意味がない」
的なことをおっしゃるわけですよ!
お告げですよ!
行かないとな、となるわけじゃないですか!
で、頑張って登る。
死ぬかと思いましたが登る。
いつつくかわからないけど登る。
山道で、舗装されてません。
足場が悪くて本当につらい。
で、上醍醐につき。
この当時は、西国三十三ヶ所の札所・准胝堂がまだ焼けておらず、
本当に上醍醐にあり、
それを見つけて嬉しくて。
(まだ西国三十三ヶ所めぐりはしていなかったけど)
ちなみに、下から、掛け軸をいっぱい持った二人連れも登ってきて、
「大変ですね」
と言い合ったり。
上醍醐陵は、上醍醐でも一番奥にあり。
参拝して感動したり。
帰りの下りも舗装されてなくてこわくて。
壊れて歌を歌ってくだったり。
まぁすぎればいい思い出です。
平成14年なんですね。カメラはネガで、もう写真は死んでるだろうな。
ちなみに、2020年12月にも登りました。
体力ない私がなんとか登れてるんで、きっと大丈夫!
……ただ、辛かったのは本当です。