寂しさとは何かの結論
自分には無いものを持っている人に惹かれる。
例えば自分の場合、自分が杜撰で怠け者だからキッチリしていて女子力高めな人が好きだし、自分は大して賢くない人間なので、賢い人が好きだ。逆に大バカでもない(はず)ので、かわいいと許容できる範囲のおバカさんも好きだ。
究極を言えば、自分が男なので女が好きなのかもしれない。
今までは、自分と似ていると思った人と仲良くすることが多かった。
同じアニメを好きだとか、友達が少なくて大人しい性格だとか…
しかし、そう思って近付いた人といて楽しいのは最初だけで、大抵長くは続かなかった。
イライラすること多くなる。
その原因は、たぶん自分が嫌いだからだ。
自分と似たような人は、大抵自分の嫌なところも似ている。すぐに否定から入るだとか、マウントを取りたがる、卑屈で内気、その他諸々…自分では治したいと思っているのだ…。
自己愛と自己嫌悪は表裏一体だ。
しかし、自己は当然自分の人生に常に付き纏うものなのでそれが好きになれないとしんどいのは明らか。
どう向き合っていくかを考えないといけない。
そこで必要になってくるのが親友だったり彼女だったりといった好きな他者なのではないか。
自分の欠点を補える良さがある、自分にはないものを持っている人を求める。
という寂しさとは何か、の結論に辿り着くまでに23年間かかった。
完璧な人間などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。