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コウメ太夫傑作ネタ10選


◯◯かと思ったら〜、△△でした〜チクショー!! という形式のネタで一時期ヒットした所謂一発屋芸人のコウメ太夫。
エンタの神様で人気だった頃はもう既に10年前、古いと言ってしまってもいい芸人ですが、今でも #まいにちチクショー というタグつきで毎日Twitterにネタを投下しています。
基本的には全く意味がわからなくてつまらないものばかりですが、面白くて好きなネタもあるのでいくつか紹介します。
ネタの解説をするのも野暮なものですが…


恋愛だって友人関係だって家族関係だって、お互いの信用で成り立つもの。利用したかっただとかただの遊びの関係だったとか、そういったことが発覚して関係が瓦解すると、誰も信じられなくなります。
或いは、お互いに自分を良く見せようとしていたとか、関係を繋ぎ止めるために嘘をついていただとか。それが嘘ではなく、優しさのつもりであっても、騙しあっていることには変わりないのです。
優しい嘘という言葉がありますが、それほど人を傷つけるものはないと思っています。
そんな一曲書けそうなくらい共感や考察が捗る文章が、この短さとコウメ太夫のシュールなネタにまとまっているのが好きです。

YOASOBIの歌詞にありそう。
優しい嘘。本音と建前。
それらは他人ではなく、自分を傷つけないように吐いた自衛でしかありません。1番人を傷つけるのは、傷つけないようにする気遣いです。

シンプルに政治批判。
こんなにどストレートかつ風刺的なツイートも、このネタ形式特有のものかと思います。


◯◯かと思ったら〜△△でした〜形式ですらない、ただの政治批判。共感できます。
ただ、猫はかわいいねとか焼肉はおいしいねといった発言にも共感はできるので、良いネタかと言われたら微妙ですが、好きです。


どう考えてもわけのわからない謎の文章から突然政府批判が出てくる感じ、「世界寿命と最期の1日」みたいで好き。


わけがわからなすぎて好き。

ステーキを食べるという目的より、ステーキの写真を撮る→SNSに上げることが目的になってしまっている というように、食とSNSの関連性を風刺した鋭いツイート。


できるかできないかじゃない、やるんだ。
成功者は誰しもが言いますが、そういった光の裏には行動しても失敗していっただけの人がいます。
たしかに行動をしないことには成功も失敗もありませんが、失敗した時のことも考えないといけない…

草。


ネタは難解であればあるほど面白いわけではありません。しかし単純であればあるほど面白いというわけでもありませんので、塩梅が難しいです。
お笑い芸人でもなければ普段からトークで笑いを取っているわけでもない、なんでもない人が論評するのも烏滸がましいものですが、彼のネタは難解すぎて一般人ウケしないため、テレビに出られていないのかと思います。
ただ、Twitterでコアなファンを集めていたり、たまにネタツイートがバズっているのを見るに、実力がないことはないと思います。


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