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2ショットチャットの思い出#3~太目ちゃん
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※本文中、男性目線のアダルト表現(軽め)および女性の体形に関する記述アリ。気になる方はご注意ください。
グダを崩せ
そんなちょっとHなお兄さん(当時)の初陣は千葉の子だった。
船橋か市川か忘れたが、そのあたりの東京に近い地域住みの20代半ばくらいの子だったように思う。
千葉なので葉子ちゃん(仮名)としよう。
例によって古い話なので詳細はもうあいまいなのだが、チャットルームに葉子ちゃんが入室したのは金曜か土曜日の週末休み前の夜中だったように思う。
葉子ちゃんはバージンではないということだが太ってるということを気にしていた。
そして、エッチはしたいけど知らない人とそんなことしていいのかな?
とものすごく葛藤していて、
グダる
のである。
チャットでグダるってのもあるのである。
そんなことしちゃっていいのかな~
でもでも~
怖い気もする~…
みたいなことを延々と繰り返しつつも、チャットルームから退出するわけでもない。
思い切って冒険してみるのもいいんじゃない?
危ない人でも怖い人でもないから安心して!
とこっちも必死にグダ崩しで応戦するのだ。
武者震いとはこのことか!
相手を崩せればやれる!
そんな思いで必死にタイピングしてると、どういうわけかものすごい勢いで
歯がガチガチ鳴りだす
のである。
当然寒いとか会うのが怖いとかじゃなく、これはもう武者震い。
バカな話ではあるが、生涯で武者震いするほどの緊張感は、このチャットで口説きがピークになったときだけの経験だ。
そんな攻防の後、根負けしたのかついに
「じゃあ会ってもいいかな」
となったのは4時を回って夜が明けるころになっていた。
太目ちゃん
待ち合わせの経緯や場所などはこれまた記憶があいまい。
チャットした翌日(実質当日)の午後だったように思う。
すっぽかしやドタキャンもなく、現れた葉子ちゃんは黒っぽい服を着たアンコ型の力士(※)だった。
※お腹がでっぷりでた肉付きの良い体形の相撲取りのこと。魚のアンコウが由来
話はついているのでホテルに直行。
ここまできたらもうグダることもなくすんなりインする。
自分はセックス相手のストライクゾーンは広いほうである。
確かに太目だし身長もやや高めで圧迫感はあったが、その分おっぱいは大き目だしまあアリだった。
でもタチが悪いことに、気持ちとは裏腹に立ちが悪くなってしまうのだ。
まあでもちゃんとゴムありですることはしたし、いちおう満足してもらえたようだった。
味を占めた自分はその直後からまた2ショットチャットをやっていたが、成果が出ないので葉子ちゃんにまた会おう?って電話したら、
「2ショットで誰か捕まえてよろしくやれば?」
といなされてあっさり土俵を割ってしまった。
けっこう動向をチェックされてるもんである。
こうして2ショットチャットで初戦果を得たちょっとHな(略)は、このあとどんどんこのチャットにのめり込んでいくのであった。
きまぐれにつづくかも?
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