婚活サイトの思い出#8~関西弁女子(その2)
婚活サイトの思い出語り、第8回です。
「Match.com」で繋がった「チューバさん」の第2回です。
前回はこちら
※私は生まれも育ちも東京なので、文中の関西弁がエセっぽいのはご容赦ください。
黒髪ロングのメガネっ子、だけど
チューバさんとの最初のアポは池袋西口。金曜の仕事帰りの夜に待ち合わせとなった。
現れたのは写真の通りの黒髪ロングのメガネっ子。
穏やかそうで雰囲気は悪くないが、やはりプロフ記載の通りの太目ちゃん。
そして身長も170cmくらいとのことでそこそこでかかった。
身長がある分、太目でもそれほどだらしない感じには見えなかったが、やはりそれなりの存在感は否めない。
でも刺さる属性はてんこ盛りだしアリっちゃあアリなので軽く食事をとり、和やかに過ごすことができた。
出身は関西とのことで関西弁が抜けないとのこと。とはいえ声はわりと可愛らしく、でかい声の大阪のオカンみたいなコテコテなボケやツッコミは無かったのでその点は安心して話ができた。
「サイトの登録名になってた※※※※※って楽器だよね?」って聞いてみたら、「どうしてわかったの?」って驚いてた。
学生時代にやっていた楽器だそうだ。
※※※※※ =マイナーな楽器名。なおチューバではない。
口説きモード
そんなこんなでまあわりと話題も合ったし食事の後もせっかくなので1杯飲もうということで、2次会は手近なバー風のお店へ。
酒の勢いもあったのでちょっと口説きモードに。
今思うとチューバさんはソファにデーンと座っていただけだったが、欲とアルコールが掛け合わさるととてつもなく魅力的に見えてしまうのである。
何を話したがよく覚えてないけど、まあお互い悪くない雰囲気になっていたとは思う。
店を出ても名残惜しいので芸術劇場に入り込み、ロビーの端っこの椅子に座って少し酔い覚ましをしていた。
酒も入って肉感的?女子が目の前に居たら多少のボディタッチはしたくなるもの。なので軽く手のひらをむにむにとマッサージをしてみた。
もちろんこの時点までもちこんでいるので拒まれるなんてことはない。
アカンか?
しばらくむにむにもみもみをしていると、
「あ~なんかもうアカンかも」
みたいなことを仰る。
え、やっぱお触りダメだったんか…?と手を引っ込めると
「もう今日は帰らんでもええかなぁ」
え、そっちっすか!?
男としてはそれは嬉しいけどいいのかな?
親と住んでるらしいけど、30過ぎだしバツもあるし今更何も言われないとのこと。
「手を揉まれてたら我慢できへんようなってん」
おおぅ、まさかの発情モード…。
婚活サイトで即日が決まるとは!大ラッキー!
ということで、今から泊まれるところを探しに手をつないで向かうのでした。
…続く。