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あおられない運転を理解し、意識して走行する。あおり運転防止【プチ講座②】

前回のまとめ

「あおり運転 防止 プチ講座①」を下記にまとめました。

・クラクションをきっかけに あおり運転 に発展してしまう
・あおる側は被害者意識から「やられたらやり返す精神」であおり運転 に発展する
・クラクションの鳴らし方一つで印象が大きく変わる

本記事ではあおられない運転ポイントの残りを紹介していきます。
ペーパードライバー や 初心者 だけでなく、一般ドライバーも知らず知らずやってしまっている項目ばかりです。

*あおられてしまう原因を記載しておりますが、あくまで「あおる方が悪い」という考えで加害者を擁護するものではございません
*この記事は ペーパードライバー 、初心者 向けの記事となります
*考え方や捉え方は千差万別ありますので参考としてご覧ください
*世の中にはキチガイもいますので、全てのあおり運転を防げるわけではありません
*この記事は千葉県でペーパードライバー講習を運営している【ペーパードライバー講習 モロッコ屋】の宣伝記事でもあります。


割り込みしないように意識する

割り込み1車線変更

割り込みとは
一般的に言う割り込みとは、走行している車の前に入りそのまま走行すること。
十分な車間距離があれば安全な割り込みになりますが、車間距離が短いと危険な割り込みになってしまいます。

右左折や車線変更のやり方一つでトラブルにつながってしまう危険があります。


左右確認が甘い/相手のスピード感を見ていない

割り込み2右左折

画像の様に左右確認が甘かったり、走行している車のスピード見極めが甘いと車間距離が短くなり危険な割り込みとなってしまいます。
この時、緑色の車は凄くビックリしてしまうと同時に【危険な割り込みをされた】という被害者意識が生まれてしまいます。

★解決策★
・左右確認では見落としがないようにしっかり確認(歩行者や自転車含む)
・自分が右左折に何秒かかるのかを把握しておく
・走行している車のスピードを見極め、十分な車間距離が取れるか判断する


「行ける!」という判断はいいが、そこからが遅く結局・・・
ペーパードライバー講習 をしているとよくあるのがこの項目。
左右を確認して【今なら行ける!】というタイミング判断はバッチリなのに、その時点から違うところを確認しだしたり、ゆーっくり出発してしまうとあっという間に車が迫ってきて十分な車間距離が保てない事があります。

この時も上記画像の緑色の車は凄くビックリしてしまうと同時に【危険な割り込みをされた】という被害者意識が生まれてしまいます。

★解決策★
・歩行者や自転車等すべてを含めて「今なら行ける!」という判断が大事
・危険にならない程度になるべく素早く右左折する
・ゆっくり右左折する場合は、その分時間がかかるので車間距離やタイミングを十分に確保する必要がある


【 無意識 あおり運転 】をなくす。「あおられた」と勘違いさせてしまう

あおられたと感じる時はどんな時?
もし自分が走行している時、あおられてるなと感じるのはどんな時でしょうか。人によって捉え方は様々ですが、箇条書きにしてみました。
★追越し禁止場所で超ノロノロ運転される
★車間距離を詰められる
★ハイビームでパッシングされる
★危険な幅寄せ
・必要以上にクラクションを鳴らされる

というのが一般的なのではないでしょうか。
実は★マークをつけた項目は、無意識(知らないうち)にやってしまっている可能性があるのです。

気付かないうちにノロノロ運転。スピードのメリハリが大事!
制限速度を守って走行するのは当然の事なので、何も悪くありません。

しかし下記の理由により、知らず知らずのうちに制限速度よりも大幅に遅い速度になってしまう事があります。
・同乗者との話しに夢中になってしまう時
・曲がる場所を探している時
・車線変更をしたくて、サイドミラーから後方を確認している時
・上り坂を走行している時

通常走行ではスピードが遅くなりすぎないように、曲がる時などはしっかりスピードを落として、スピードのメリハリを常に意識しましょう。


いつの間にかハイビーム
ペーパードライバー や 初心者 がよくやってしまう項目です。
ペーパードライバー講習 では何度注意しても気付かない人が多いのです。
ではなぜ知らないうちにハイビームになってしまうのでしょうか。

ペーパードライバー や 初心者 は右左折の時にすぐ焦ってしまうのですが、その時の誤操作が原因になることが多いです。

・ウィンカー操作事にレバーを上下ではなく奥にも押してしまう事がある(奥に押された事に気付かない)
・左にウィンカーを出すときにライト操作の部分を回してして昼間なのにライトを点灯させることがある(オートライト機能による無駄なハイビームをなくす車種)

オートライト義務化前に販売された車は、ロービームの状態でウィンカーレバーを奥に押すとハイビームになるというのが一般的です。
上記の誤操作の場合は、昼間のライト消灯時にウィンカーレバーが奥に押された状態になり、そのままの状態で夜になりライトをつけるといきなりハイビームになる事が多いのです。

ウィンカーレバーの操作を気をつけたり、ハイビームに気付けるように確認しておくことで解決できます。


ブレーキ頼らず、前方予測でアクセル調整も大事!
ペーパードラーバーや初心者は前方予測不足により無駄なアクセルが非常に多く、その分ブレーキが多くなります。

このブレーキが多すぎると「ブレーキで意地悪してる」と後続車が勘違いしてしまうことがあります。ほとんどの場合はこれくらいではあおり運転に発展することはありませんが、無駄なアクセルを減らす事で燃費も良くなり同乗者も快適に乗れる様になります。

【他の車に迷惑かけないように】がいつの間にか・・・
後ろの車に迷惑をかけないようにと前の車について走行する人がたまにいます。自分では車間距離を詰めているつもりはなくても、前の車の人からすると近いと感じて【あおられた】と勘違いさせてしまうことがあるのです。

ルームミラーでは普段より大きく見えてしまう事も一つの原因ですが、車間距離が近いかどうかは人によって感覚が違うこともまた原因の一つとなります。

この場合は車間距離をいつも以上に多くすることで解決できます。



無意識 〜番外編〜

追い抜かれる時、釣られてスピードアップ
ペーパードライバー や 初心者 は他に車つられてしまう事も多く、隣の車線を走行する車に抜かれたときに、無意識にその車とスピード合わせてしまう(スピードアップ)してしまうことがあります。

この時に「なんだコイツ!」と思われてしまう事もあります。
周囲にスピードを合わせるのもとても大事ですが、無駄にスピードを上げない事も大切です。


相手の動きを様子見しているはずが・・・
こちらも ペーパードライバー講習 で多くのペーパードライバーがやってしまう項目です。

交差点で右左折する時はまだ良いのですが、駐車場で相手の車が動くかどうかを確認しすぎてしまうのです。この時にこちらが一切動かずに相手の車を見すぎてしまって、逆に「にらんでる」と思われてしまう事があるのです。


まとめ

あおり運転防止【プチ講座】ではあおられてしまう原因やあおられない為に何をするべきかを記載しました。

とても重要な事なので再度記載しますが、あおり運転をする方が悪い事には変わりありませんが、自分の努力次第であおられにくい運転が可能になります。

不意にも、もし割り込んでしまった場合にはハザードで「ごめんなさい」という意思を伝える事もとても大事です。
※この場合のハザードは本来の使い方ではありませんが、絶大な効果を発揮します。



ペーパードライバー講習 モロッコ屋では読者の質問なども募集しております。「こういう場合はどうすればいいの?」など気になる事は何でもご相談ください。

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