ライター初心者がやりがちな5つの特徴とは<第2回会社員から始める複業×ライティング イベントレポート>
「モロコシさんの記事のとある5行、という、が5個もあります」
フォードバックを受けて唖然とした。自分の文章にこれほど無駄があったとは。
あつたゆかさんが講師を務める講座「会社員から始める複業×ライティング ~取材から執筆のコツを徹底解説」が2回目を迎えた。まだ2回目だが、講座に参加するたびに新しい発見がある。オンラインで視聴できる環境までつくっていただき、感謝しかない。今日はライター初心者がやりがちな5つの特徴を教わる。
5つの項目を教わったが、今回のイベントレポートではひとつだけ紹介したい。
ライター初心者がやりがちなミス、それは“文章が冗長”だ。
前提として、人の読める文章はだんだん短くなってきている。文章が長くなると苦痛と感じる方が多いらしい。だから、冗長な表現はなるべく避けたい。省略できる言葉は省略する。
ライター初心者は「~という」を多用してしまう。ちなみにわたしの前回の記事を見返してみると10個の「~という」があった。この記事のタイトルも初めは「ライター初心者がやりがちな表現というのはなにか」であった。
今日の講義中にはこの項目で私の記事がフィードバックに使われた。そこで、自分の文章の無駄に気付いた。
他にもライター初心者がやりがちな表現として「~こと」「~することができる」も挙げられた。
毎回のイベントレポートに「今日は講座に参加することができた」など書いていたら読者は逃げてしまう。テレビのチャンネルを変える感覚で、簡単に読む記事を変える。
ちなみにこれらのライター初心者がやりがちな表現を避ける方法は、ワードの検索機能を使うと良い。本タイトルを修正できたのも、このおかげだ。気を付けるにはどう行動すればいいか、も教えてくれる本講座、ライター初心者は間違いなく受けるべきだろう。
前述で少し触れたフィードバックも本講座の魅力だ。内容に沿ってフィードバックしてもらえる。講座の内容が頭に入りやすい。自分の記事を使ってフィードバックしてもらえるから、なおさらだ。それに、自分の書いた文章を人にフィードバックもらえる機会など、日常生活の中ではまったくない。どこがいけない、どこがよかった、の確認は文章力向上のために絶対必要だ。
受験勉強だってそうだろう。問題を解いただけで答え合わせをしなかったら自分はどの分野が得意で、どの分野が不得意かわからない。当然対策は立てられない。答え合わせをしなかった方って周りにいましたか?
受験勉強では答え合わせは一人でもできた。けれど文章の添削は一人ではできない。明確な答えもない。だから余計、人に見てもらいコメントをいただけるのは、とてつもない価値がある。
今回のイベントレポートには、無駄な「~という」「~こと」はない。1週間前は5行に5個も「〜という」を使っていたのに。この結果が短い期間で成長できる証拠だ。ライター初心者は本当にあつたさんの講座を受けるべきなのではないか。
ちなみに残りの四つの読者の負担になる文章の特徴を知りたい方は、あつたさんの講座にご参加を。