Barbie バービー

先日年下の友人から激推しされて、その日（2023年9月9日）の夜9時過ぎに急遽見に行ってきたこの映画。あの「バーベンハイマー」騒動で見る気が失せていたのですが、なかなかどうして、中身の濃い映画でした。

単なる娯楽コメディでもなければ、単純なフェミニズム的映画でもありません。内容は巧みに聖書的メッセージとオーバーラップしており、その辺のことまで考えてみると、かなり深みのある映画として見ることができます。

これ、全米では一番人気の映画なのに、日本ではイマイチ上映回数も少なかったり、あまりヒット映画らしい扱いを受けていませんね。

映画の冒頭、あの名作映画と名高い某映画のオマージュから始まり、天地創造や逆転したアダムとイヴの世界、そして人間世界やその社会のあり方etc.がテンポよく、コミカルに描かれていきます。（ネタバレになるのであまり話せない〜💦）智恵の実を食べたのは誰なのか。

バービーだけでなく、この映画ではもちろんダブル主演であるケンの存在や役どころも非常に重要になってきます。バービーランドの完璧さの中で、ケンはどんな存在で、そしてその後のケンはどうなっていくのか。

このケンを演じていた役者、うーん見覚えがあるなわと思いつつ見ていて、はたと思い出しました。「マネー・ショート 華麗なる大逆転」に出ていた、野心的な銀行家のジャレッドを演じていたライアン・ゴズリングでしたね。「マネー・ショート」は特に投資をやってる人なら見ると良いと思いますが、リーマンショックの時に、それを先読みして大規模な空売りを仕掛け、とんでもなく大儲けした投資家の実話を映画にしたものです。

さて、話を戻してBarbieですが、この映画は女性のための映画にとどまらず、男性にとっても多くのメッセージを含んでいます。どうぞそこを読み解いてくださいね。

私も子どもの頃、もちろんバービー人形は持っていました。グラマラスでウエストがくびれてて、足が長くて曲がる素材で、目は細くて吊り目っぽくてまつ毛ばっちりの、ボンキュッボンのチャーリーズエンジェルみたいな金髪美女人形。タカラのリカちゃんとはえらい違い😅

結論としては、ぜひ見て欲しい映画の一つです。見た後で以下の評論を読んでみたり、You Tube解説を見てみてください。なかなか深いです。中には聖書のことに関してよくわかってない解説もあったりしますが、これらはなかなかです。

▶︎公式HP

映画『バービー』オフィシャルサイト

▶︎You Tube「ツッチのムビログ」

▶︎「うまみゃんタイムズ」note記事

Barbie