シンガポール物語 Vol.5
大型連休も過ぎ 梅雨の足音が聞こえ始めた今日この頃
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回もシンガポール物語 第5話 ぜひご覧ください
大晦日
2022年 12月31日 当初の予定では 年内塗り上げ 年明けから金箔押しスタート といった 段取りであった。
普段なら 今年も1年 お疲れ様でした! と大掃除やお正月準備 忘年会などをしている時期に 連日30℃超えの中 猛チャージで 頑張ったため 少し 段取りより早く塗り上がった。
そして この日から 次の段階 金箔押しへ取り掛かることになった。
正直 ここまでくると 先がある程度見通せて 心に余裕がでてきだした。
そして 「今夜は 大晦日だし せっかくだし マーライオンでも見に行こうか」ということになったのだった。
マーライオン
この日もしっかり17時に上がって ホテルへ戻り シャワーを浴びて シンガポール観光へ飛び出したのであった。
Googleマップを駆使して バスを乗りこなし 40分ほど揺られながら マーライオンがいる 街までやってきた。
やはり 大晦日ということもあり 大勢の人。この時は知らなかったが どうやらカウントダウンライブ & 花火があったらしく 普段よりもさらに多くなっていたそうだ。
まだまだコロナ禍で マスクを着用する者 自撮り棒を伸ばしながら写真を撮る者 花火を見る場所を確保する者... 様々な国の言葉を聞きながら 人混みを掻き分け ようやくお目見え!
はじめまして マーライオンさん!
これが よくメディア等で目にする マーライオンか...
街の明かりと白いマーライオン とても綺麗で 圧倒されたのだった。
マリーナベイサンズ
マーライオンの目線の先にはまた1つ シンガポールと言えば... の代表的な建造物 マリーナベイサンズが 湾の向こうに ドォーーーン とたたずんでいる。
よく 屋上に船が乗ってるやつ!と言われる マリーナベイサンズ。美しすぎて 空いた口が塞がらなかった。
マーライオンとマリーナベイサンズの共演を1枚の写真に収めるのもまた美しく 初海外の疲れを癒してくれた。
気づけば この日だけで この場所だけで 50枚近く写真を撮っており いかにテンションが高かったか想像がつくだろう...
年越し
余韻に浸りながら またバスで40分程かけ ホテルへ帰ってきた。
現地時間の午後10時過ぎ。
紅白歌合戦 家族で鍋やすき焼きを囲む写真 神社に並ぶ写真など 友達や知人のSNSを見ながら 先日ドン・キホーテで購入した 緑のたぬき にお湯を注ぐ。
ふと思い こっちもカウントダウンがあるのか TVをつけると シンガポール版紅白歌合戦があったのだった。
もちろん 知らないアーティスト 知らない曲ばかりだったが 大晦日感が 少し欲しくつけっぱなしにしておくことに。
そんなこんなで 3分が経ち 私の年越しそばが出来上がった。
あ〜蕎麦だ あ〜日本の味だ...
なんて考えながら 少しハメを外しながら 美味しくいただいたのだった。
時差
年越しそばを食べ終え ゆっくりと時間が過ぎ 時刻は午後11時となった。
すると その途端 家族 親族 友達と 色々な人から LINEやDMが届きはじめた。
「Happy New Year」
「あけおめ〜」
「今年もよろしく〜」
そう。シンガポールは日本より1時間遅い 時差があったのだ。
痛恨の極み。日本のみんなは ワイワイはしゃいでいるが こっちは 年を越すまで まだあと1時間もあるではないか...
そんなことを思いながら まだ年は越していなかったが 新年の挨拶を返信したのであった。
SNSでも カウントダウンの瞬間や 新年の挨拶をする投稿もちらほらアップされるようになり なんか不思議な感覚だった。
そして 1時間経ち こちらも無事年越しの瞬間がやってきた。
テレビ越しに さっき観てきた マリーナベイサンズだ!なんて思いながら エアコンの部屋で半袖短パンで 2023年が始まった。
人生初の海外での年越しとなり 一生忘れることのない1日となったのであった...