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モロ先生の授業「デジタルとアナログそれぞれのデザインの魅力と持続性」

このnoteは2024年8月8日のstand.fmの音源、『サウンドフリージョイ公式BLOG』の内容をもとに作成したものです

今日お話しする内容は、「エンタメの学校」で取り扱うカリキュラムです。

「エンタメの学校」は、現在進めているフリージョイ事業拡大計画の目的で、音楽教室の枠を超えた、エンタメ教育全般を担う施設を作っています。

このブログでは、そんな「エンタメの学校」で取り扱うカリキュラムを、順次紹介していきます。

それではご覧ください。

デジタルとアナログそれぞれのデザインの魅力と持続性

デジタルデザインとアナログデザインの違いについての考察は、非常に興味深いものがあります。

デジタルデザインは日々大量に流れてきて、簡単に変更することができるため、頻繁に「浮気」をしやすい環境にあります。

一方で、アナログデザインは、選び抜かれたデザインが長期間維持されることが多く、取り替えの手間やコストがかかるため、慎重に選ばれる傾向があります。

この違いは、デザイナーにとっては二つの異なる挑戦を意味します。

デジタルの世界では、目立ちやすく、頻繁に更新されることが求められますが、アナログデザインでは、時間をかけて選ばれる価値のあるデザインが求められます。

  1. デジタルデザインの即時性と変動性:

    • デジタルデザインは常に最新のトレンドに対応し、ユーザーの注意を引くために頻繁に更新される必要があります。

    • 短期間で効果を発揮することが求められ、長期的な保存は期待されません。

  2. アナログデザインの持続性と慎重な選択:

    • アナログデザインは長期間使われることを前提に、慎重にデザインされ選ばれる傾向があります。

    • デザインの品質や素材の選定に時間をかけることで、長期的な満足感を提供することができます。

  3. それぞれのメリット・デメリット①競合の認知と市場へのアクセス:

    • デジタルデザインはオンラインで広く流通しやすく、迅速に市場にアクセスできますが、競争も激しいです。

    • アナログデザインは物理的な店舗や展示会など、限定された場所での競合となり、認知度の獲得が難しいですが、一度手に取った顧客に長く使われる可能性があります。

  4. それぞれのメリット・デメリット②デザインの価値とコスト:

    • デジタルデザインは迅速に作成・配布できる反面、頻繁な更新が必要で継続的なコストがかかります。

    • アナログデザインは初期の制作・印刷コストが高いですが、長期間使われるため、長期的なコストパフォーマンスが高いことがあります。

ちなみに、今月から活動を開始しているフリージョイのクリエイティブチームは、そのクリエイティブのほとんどを「アナログデザイン」の方に、時間もコストもかけるようにしています。

そのため、デジタルデザインのメリットも理解しつつ、よりアナログデザインのメリットを感じてもらえるような、そんな作品を目指しています。

これは良し悪しの話ではなく、自分の制作物がどっちに該当するのかを理解しておくことは大事だよねーという、そういったお話でございました。

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