モロ先生の授業「物語を織り込むことを忘れちゃダメだよね」
おはようございます。
もうかれこれ1ヶ月連続でそばを食べているジョイ諸江です。
さて。
今日は『物語を織り込むことを忘れちゃダメだよね』というテーマでお話ししたいと思います。
ものを売る時に僕がすごく意識していることがあって、そのカギを僕は『物語』だと見ています。
「内容×広告戦略×物語」という計算式です。
僕らは下手に技術を身につけてしまうと、そこばかりに目を向けてしまいますが、しかしながら、僕らが相手にしているお客さん(人間)は、「感情が動いた時に買う生き物」だということを忘れてはいけません。
お買い物の際の判断基準の一つである「お買い得」も、相対的な数字によって生み出された「感情」に他なりません。
大切なのは「お客さんの感情を動かすこと」であり、僕がライブやイベントを作る時にも「僕らの物語」が、お客さんの感情を動かさないと始まらないんだろうなと思いました。
嫌らしい話ではありますが、二人の物語を想起するように仕向けることが、僕の仕事なのでしょう。
イベントのテーマが「ジャングル」ではあかんわけですね。
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▼ 若い頃は『天然』、年齢を重ねたら『養殖』
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今日の話は「お客さんの感情を動かす為に『物語』を織り込むことが大事っす!」という内容なのですが…気をつけなきゃいけない点が一つ。
それは、「若い頃は勝手に(無自覚に)『物語』が付いてくる」という点です。
右も左も分からない業界に飛び込んでいくその姿をそのまま晒すだけで物語性があり、お客さんの感情にダイレクトに訴えかけます。
しかし、年齢(経験)を重ねると、そうはいきません。
「技術」と引き換えに、「物語」は霞んでいき、お客さんの感情を動かしにくくなります。
要するに、年齢(経験)を重ねた人間の新たな宿題は、「自覚的に『物語』を創造・演出していくこと」で、「自分が辿った歴史(自分の手札)を、どうプロジェクトX(プロフェッショナル@NHK)的に魅せていくか?」が、メチャクソ重要になってくる。
「エモさ」は決して数値化することができませんが、しかしながら、安く見積もると痛い目に遭います。
集客に苦戦しているプロジェクトを見ると、大体が「面白いけど、エモくない」で片付けられます。
大切なコトなので、繰り返しますが、若い頃には自然発生していた『物語』は、年齢を重ねると養殖しなくちゃ生まれません。
そして、『物語がない商品』は、お客さんの感情を動かすのが、とても難しい。
自戒を込めて、皆様に共有しておきます。
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