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モロ先生の授業「創造性と再現性の違い」
このnoteは2023年3月9日のstand.fmの音源、『サウンドフリージョイ公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。
0→1をする人がいて、1→100をする人がいる
まず今日のお話をするにあたり、、創造性にも再現性にも優劣はなく、どちらも社会においてとても重要な人であることをお伝えしておきます。
その上で、今の日本の教育システムには「創造性」を評価・訓練するシステムがまだまだ欠如していると考えているんですね。
「創造性」とは今や未来の課題とその乗り越え方を自ら考え、行動し、新しいシステムを作るスキルのことで、対して「再現性」とは、過去のデータや経験から正解を導き出す、または成果を拡大させるスキルのことです。
つまり、学校で勉強をして、テストでいい点をとって、評価されるというルートは「再現性」のトレーニングには打ってつけ。
ピアノ教室でいえば、「先生に出された課題を完璧にこなす」「伸び悩んだらYoutubeなどをみて、プロの演奏を見て参考にする」などは全て「再現性」ですね。
この能力は今後生きていく上で絶対に欠かせないスキルであることは間違いありません。
対して「創造性」はというと、「課題を見つけてその乗り越え方を自分で考える」なので、時に「この学校のシステムおかしくないですか?」とか「どうして1+1は2なのですか?」といったような問いが生まれます。
正直、この生徒から生まれた問いに、真摯に向き合うことができている教育機関を、僕はほとんど知りません。
ただし、これは個人に問題があるわけではなく、システムに問題がある。
僕にも教員の友達がいるので、彼らの話を聞くとよくよく分かるのですが、彼らだってこの「創造性が欠如したシステム」に疑問は抱いているし、今すぐにでも変えたいと思っている。
ただ、その時間も体力も、全て今の勤務体系によって潰されているみたいです。
なので、ものすごく根本のシステムから見直していくか、あるいは「ここは創造性を育むことに特化した場所ですよ!」と宣言している教育機関があれば問題ないのかなと思い、立ち上げたのがこの「サウンドフリージョイ」でした。
ジョイでは「再現は自由、創造は強制」のカリキュラムで、自分で考えることを放棄すれば考えるまで進行しないけど、自分で考えたことについては、例えば明らかに現代の常識とかけ離れていても称賛します。
創造性を育む場所だからです。
だから「どうして1+1は2なの?」という子がいた時に、その子を「天才だ!確かに、砂山と砂山は足しても、1つの砂山にしかならないもんね!」と言って上げられるかどうかで、その子のその後の人生が大きく変わります。
繰り返しますが、人生においては創造性、再現性どちらのスキルも大変重要なものなのですが、そのどちらも潰してしまうのは良くないよというお話でした。
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