寝る前に『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』感想メモ
帝国劇場に行ってきましたー。
15年ぶりくらいの帝国劇場
古のアップフロントファンなので、前回帝国劇場はソニンさんがキムを演じたミス・サイゴンでございました。
調べたら2008年の夏だったので、本当に15年前ですわ。
EE JUMPCD発売握手会からソニン初舞台『8人の女たち』から見に行ってたのでね!
入口からテンションの上がる内装、特別感ありますねー。
これ今後地方公演もあるかも、という話だけど帝国劇場以外の会場でどこまで作れるのかしら?というところは気になりましたね。博多座はある程度対応できるだろうなと思うけど、今大阪名古屋の会場はどんな感じなのかしら。
ちゃんと 動く姿見るの初めてな 加賀楓さん
今回ニニ役の加賀楓さんの回が見たいなーということでやってきたわけですが、古のファンは最近の子に疎く、2018年の横浜ひなフェス、裕ちゃん&ガキさんゲストで出た福岡夏ハロコンで見たのかな?くらい。
その前は2014年大みそかのハロプロコンで見ていただろうけど、記憶はない。
無いはずだ、加賀さんモーニング娘。加入2016年だし、2014年はカウントダウンコンサートだから、大人組しか見られてない・・・
というくらいの、距離感。
ツイッターで加賀温泉郷が盛り上がって、福井の森高千里さん(古のアップフロントファンゆえに)コンサート参加のついでに加賀温泉行って泊まったらとてもよかったもんですから加賀さんが気になり、そしてものすごい目を惹くようになった!と思った時がもう卒業発表で。
今思うとその頃にこのお仕事が走ってたんでしょうね。
支配する空気の大きさ
モーニング娘。を卒業して初の外部公演が帝国劇場っていうのは凄い。
高橋愛ちゃんが演じて以来でしたっけ?モーニング娘。OGの帝国劇場は。
帝国劇場とか赤坂ACTシアターでお芝居を見ると、お芝居をする人達からすれば日本トップクラスの会場なのだけど、モーニング娘。がライブで過ごす空間から比較すると小さいな、と感じます。
多分、この感覚が強みの一つなのかなー、と思います。
距離的にもっともっと遠くの人に届くパフォーマンスを求められてきた子だから、帝国劇場という空間でもそのサイズ感には物おじしないだろうと。
それが、お芝居というフィールドでアンサンブルからステップアップしてくる人とは経験上違うのだろうな、とそれはもっと小さい劇場に出ている役者さんたちとモーニング娘。OGとが共演したときに思ったことで、今回も思いました。
望海風斗さん今年40歳の学年なのよ
モーニング娘。時代のことはよく見ていないけど、確実に今回の役柄、ダンスの内容はモーニング娘。現役時代のファンの方には変わる振り幅からくる刺激が強すぎる、と思いましたけど、この姿の次に見たのがサティーンである私の気持ちもわかっていただけたらと思います。
サティーンこと望海風斗さん、わたし同い年なんです。前回見た星逢一夜の時は気づかなかったんですけど、宝塚おとめ(宝塚の生徒の情報が記された冒険の書)見てふと気になって、望海風斗さんと同じ高校に通っていた、私とおなじ小中だった幼なじみに聞いてみたら高校時代にクラスメートだったって!!
それから望海さんのことが気になり始めて、今回Wキャストのうち望海さんの回を希望しました。
宝塚時代から歌ウマさんだったけど、それが女性になっても違和感なく聴けました私は。
お体もね、節制してはるわ~みたいなことをソワレ後かき氷食べながらお友達に言ってたんだけどね、何もしないでどでかいかき氷(ミニサイズなのにデカすぎだわコメダ珈琲店)を夜に食べる私などとは生活が違う。当然です。
サティーン大きかったなぁ。男役としてはかっこよかったけど、退団後は周りの男性とのバランス上キャスティングに制約がでることもあるのかなぁと思いながら見ておりました。
あと数センチ高ければ!と宝塚時代言われてた人の方が卒業後選択肢多そう。
今回はニコール・キッドマンだからデカくても違和感なく強さや華やかさが伝わってよかったな。
大きくてサイズ感が、みたいなのは当時宝塚をよく知らなかったころ天海祐希さんが退団してNHKドラマ新銀河 家族注意報!に出演した時に「大型新人 ブラウン管に入りきらない」的な記事を見たのだけどそこから30年近くたっても変わらないテーマなのだなぁ。
映画見てなくてもOK 見ないほうが楽しめるかも?
映画自体は10年以上前にTV放送を見たのか、DVD借りて見たかしました。
そのおぼろげな記憶をひっぱりながら「こんなんだったっけ?」としばしば思っていたので、中途半端に見なかったほうがよかったかもしれない。
でも映画を見ていたおかげでブランコ乗った登場にはテンションが上がりました。
同じくフランスのムーラン・ルージュを舞台にした「フレンチ・カンカン」という映画も見ていたのですが、こっちは見ていてよかったかな。1954年制作のフランス映画です。
ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーの映画が夜だとするとフレンチ・カンカンは昼、ムーラン・ルージュオープンまでの話というイメージでフレンチ・カンカンのイメージが強いのがこっち。
そのイメージは覚えていたので、あの特徴的なスカートでフレンチ・カンカンを踊ってくれたのはテンションが上がった!ノリノリで拍手しました。
映画フレンチ・カンカンにも出てきたエディットピアフの曲、「ミロール」が選曲されていて歌われたのは嬉しかったな。
楽曲数の多いこと
マッシュアップと言っていただけあって、使われる曲数の多いこと!
洋楽に疎いわたくしでございましたが、なんとなくわかる曲もちらほらありまして、わからなくても盛り上がることができました。
Crazyがあんなに出てくると思わなくてびっくり。
たまたま2006年にアメリカ旅行した時に聴いて印象的な曲なのだよねー、crazy。
個人的な思い出はさておき、メインの曲はyour songでしょう。
世代的には菅野美穂さん主演のドラマ「イグアナの娘」が印象深いでしょうが、
和久井映見オタクであった私としては映画「エンジェル 僕の歌は君の歌」のテーマソングでありますよ。
織田裕二さんと共演しているタイトルそのまま、your songがばりばり流れる切ないラブストーリーでございました。
だからこの曲聴くだけで切ない気持ちになっちゃう。クラプトンのchange the worldと並ぶマイ切ない気持ちになっちゃうソングよ。
この訳詞がユーミンだという記事は読んだけども、「I hope you don’t mind」の部分が「気にしないで」になっていてこの歌詞だとそうなっちゃうなぁと書いていて思いつつ、ちょっと日本語で歌いにくそうには聴こえたな。
主演の甲斐さんが若干か行さ行でマイクに雑音が入ってしまう感じがあったので「きにしないで」というか行さ行が続くサビとの相性が悪かったのかもしれないですね。
甲斐さんの将来性に期待
プリンス井上芳雄さんを拝見したことがなかったので井上さんを見るという選択肢もあったのですが甲斐さんにしたのは、井上さんもインタビューで言っていたのですが役に近い年齢であることと、この先に「甲斐さん舞台で見たことあるんだよ」って言える役者さんになるといいな、という思いもあって。
昔、裕ちゃんが出演していた源氏物語という舞台に鈴木拡樹さんが出演されていました。
当時は出演者の中でも若手で、なんとも思っていなかったわけですが、それが後々人気役者となるとは!
という経験があり、ミュージカルを見たことで、その後5年10年先になって影響が出てくることがあるので、ミュージカル界の大スターになることを期待しております。
JAL提供 でもJALで優待見つからなかったなー
今回はエポスカードでチケット取ったので、受付で丸井の商品券1,000円分いただけましたよ。オトク!
→翌朝確認したら、チケット代自体も500円引きだったのか!オトク!
https://twitter.com/tokyobijinsan/status/1643265935900549120
このあたりポイントコラムで書こうかな~(個人用メモ)
宣伝 ポイントのコラムを書いています↓
しかし、会場でよく見えた協賛JAL、三菱のマークでありましたが、JALカードでチケット取れた??そんな情報見つからなかったわ。
JALグローバルクラブ会員でありますが、そちらでも情報なかったわ。何か優待あればよかったのに~~。
検索して出てきたのはJALパックのパリ ムーラン・ルージュディナーショーでした。
パリのムーラン・ルージュねー。私コロナ前に和久井映見オタクとして映画「バースデイ・プレゼント」
で和久井さんが泊まったコンコルドサンラザール(現ヒルトン パリ オペラ)に泊まる旅行をした際、今回の舞台のモンマルトルに!行ったのに!!
ムーランルージュの700m手前まで行って折り返したわ~~残念過ぎる。
→翌朝調べたらもっと近づいてたわ!400mよ!
サンラザールからてくてく北東まで歩いてて、「このままモンマルトルまで歩こうかな?」って一瞬思ったんだけど、スリが怖いし、ミュシャがデザインした地下鉄アベス駅舎が見たいという目的があったので地下鉄乗っちゃったのよね~~。
人生でまたパリに行くことがあったなら、ムーラン・ルージュでディナーショーは見なくても、その外観はこの目で見てみたいと思っています。
モンマルトル、時間がなかったからすぐ離れたけどもっとお散歩してみたいと思える、いい空気感のエリアだったのよ~~。
音楽をキーにいろんなことに思いをはせるあっという間の3時間
まー、舞台の感想の少ないこと!
音楽を聴きながら、それをキーにいろーんなことを思い出す走馬灯のようなあっという間の3時間でありました。
加賀楓さんファンのお友達に前後いろいろ解説いただけて助かったし、終演後感想と言いながら全然関係ないはなしもあれこれしゃべれて楽しく、トータルで充実した半日を過ごせたなぁと思っております。
気になるのは加賀楓さんのNEXT STEP
お友達とも話していたけど、加賀さんはモーニング娘。を卒業してミュージカルしたい!役者したい!という感じの方ではなかったということで、そこが縁あってムーラン・ルージュ ザ ミュージカルの日本初演で帝国劇場でがっつりお芝居をしています。
この経験を踏まえて、この次にどんなお仕事を選ぶのかな?というのがすんごい気になります。
23歳、中澤裕子さんがシャ乱Qロックボーカリストオーディションを受けて人生冒険した頃の年齢です。
まだまだこれから、選択肢がたくさんあると思います。期待しちゃいたくなるニニさんでありました。
寝て起きたら思い出した
補足です。
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