서른 아홉 /39歳
(2022年4月に書いた記事です。)
前になにかで
幸福と不幸なことが起こる比率は半分半分
だが、捉え方によってその比率は変わる
みたいなことを読んだことがあります。
私は比較的前向きな性格なので、自分の状況や起こることに対して良くも悪くも全て意味があると考えるタイプです。
なにか悪いことが起きても大体のことは受け入れ、最悪の状況でも幸せなこと、感謝できることを見つけられる。
その点で言えば幸福の比率の方が多いはず。
でも自分の大切な人、、
家族や友達や恋人に悲しいことが起こるとわかったら受け入れ、前向きになれるかと言われれば自信はありません。それも自分の人生の一部だと思える大切な人に。
韓国ドラマ、39歳は序盤で主人公の人生の一部のような友達が余命宣告をされます。悲しいことが起こるとわかりながら見ないといけないドラマです。
原題 : 서른, 아홉
日本語タイトル : 39歳
監督 : キム・サンホ
脚本家 : ユ・ヨンア
放送局 : JTBC(全12話)
それぞれの親、恋人、友達、本人、登場人物全員の思考や感情が交差し合ってみんなに感情移入し泣けて泣けてしかたなかったです。
韓国ドラマにはなぜか実際にあることかもしれないと思わせるリアルがあります。
よく奢ってくれるお姉さん
春の夜に
この辺も下手したら起こるかもしれない絶妙な現実を描いたドラマ。
こういう誰にでも起こりうる日常の印象的な瞬間や感情的な部分を描いたドラマが好きだなぁと改めて思いました。
先に話した幸福の比率の話。
自分の幸福は1人だけでは成り立たない。
色んな関わりがあってこそであり、自分だけが幸せになることなどできません。
私も周りの人のおかげで幸せを感じているのかもしれないし、どうしたら大切な人の幸福の比率を多くしてあげられるんだろうと考えさせられました。
最終的に彼女たちは辛い現実を受け入れて生きますが、そこに至るまでの経緯が切なくて悲しくて、美しかったです。
彼女たち(それぞれの親や恋人も)のかける言葉、行動を見て、こんな気遣いや心遣いができる人になりたいと思う、そんなヒントがたくさんあるドラマでした。
前回の投稿をしてから2年近くが経ちます、、
世間はすっかり韓流ブーム。
少しあまのじゃくなところがあるので世間が韓国に興味を持ち始めると静観してしまう節があります。
(イカゲームもどんなに流行ろうが観たいと思えなかったので観ませんでした、、)
私的な環境が変わったり色々と変化のあるなかでドラマを見る時間もぐっと減ってしまったし観たいドラマも最近はそれほどなかったように思います。
39歳は期待していたものとは良い意味で違っていてよかったです。
もっとキラキラ系だと思ったら、とんでもなく感情をゆさぶる系でした。
これは好きなドラマにまた出会ってしまった、、書いておきたい、、と思って久しぶりにnoteを開きました。
39歳を観終わると「韓国ドラマもっと観たーい」となってきたのでまたここに感想を残そうと思います。
(2022年4月に書いた記事です。)