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アナログとデジタルの行き交い【Neo smartpenを買った話】

この記事は、 今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2024 の
12月4日分の記事です!

昨日(3日)は、テルミナ™様のこちらの記事でした。

とても読みやすく、要点のまとまった素敵な記事で、楽しく拝読いたしました……!


軽い自己紹介

ときみと申します。限界無職一般人です。今年の3月に会社が倒産しました。
普段はblueskyに生息しており、主にゲームや旅行、映画、写真、文具などが好きです。
ガジェットの情報にアンテナを立てるのも好きで、主に、自分の不得手や困りごとを解消する一手になるガジェットを探し、手に取っています。

ということで早速ではありますが、
私の今年のベストバイガジェットのお話をしていきたいと思います。
6月に購入したスマートペン、Neo smartpenです。

スマートペンとは、専用のペンないしはデジタルペーパー、あるいは両方を用いて、紙に記載したアナログの情報をデジタルにも共有できるシステムを持ったペンガジェットのことです。


スマートペン購入の背景

もともと私は紙にペンでものを書くのが大好きです。
その上で、アナログで書いた情報をデジタルでも管理したい場面が多く、スマートペンやデジタル共有のノートなどに関心が高かったので、何かないかと色々探していました。
以前はcamiappを利用していた時期もありましたが、こちらはペンの選択が自由である反面、「写真を撮って共有を行う」という動作が、普段の「ノートの記載情報をデジタルに保存する」動作と大して変わらないため、メリットを感じにくく思っていました。

そこで出会ったのがこのNeo smartpenです。ペンもノートも専用のものを使う手間はありますが、シームレスさと機能の高さに惹かれました。
その上でなんと、大好きな大手筆記メーカーのLAMYとコラボしていたため、それがダメ押しの一手となり、購入に至りました。


Neo smartpenについて

Neo smartpenは、専用のペンとノートを用意して使うタイプのスマートペンです。
書いた筆跡がそのまま画像データとして保存できるのはもちろんのこと、書いている状態でのリアルタイム同期や、アプリ(デジタル)側での加筆修正なども可能です。なんとページ単位での録音機能にも対応しています。
またアプリ連携を行った上で専用のスケジュール帳を使うことで、記載した予定をGoogleカレンダーやiCalに登録してくれる機能もあるとのこと。

ちなみにペンの芯も、スタンダードD-1タイプの芯であれば差し替え可能です。私はゼブラのエマルジョンの芯に差し替えて使っています。
自分に合った芯に差し替えたことで、筆圧検知のムラが減って、より高い精度でデータが登録できるようになりました。
このように、芯を変えると書き口を自由に選択できる良さがある反面、筆圧検知に悪く影響を及ぼす場合もあるので、さらっとした書き口を追求しすぎると、デジタルデータにした時にうまく文字が乗らない場合があるかもしれません。

開封の儀
スマホアプリに同期をするとこんな感じ
加筆修正用のペン色や太さ、種類も選べます
専用のスケジュール帳 (N planner slim 2025)
スマホアプリで任意のカレンダーを連携したあとに
この手帳をアプリに登録して使う仕組みなのだとか

実際に使ってみると、(先述のとおり芯の差し替えで調節した部分もありますが)筆圧検知の精度も個人的には充分な範囲でした。
ただ、専用スケジュール帳⇒カレンダーアプリに登録した予定の方は、文字の検知があまりうまくいかないことが多く、もう少し字がうまくなろうと思いました。(迫真)
あとはアプリ側での加筆修正機能が思っていたより便利で、アナログではすべて黒インクで書かれているものの、デジタル側には様々な色を使い分けて記載したように登録することができ、とても興味深かったです。

わたしの使い方一例

・診察記録
私は定期的に通院している病院がいくつかあるので、通院時に相談したいことを記録するのに使っています。
たとえば書いたものをさっとデジタルデータにして、プリンターで印刷してそのまま主治医に提出したり、周囲に「このような症状で相談する」という旨を共有する手段にしたり。
また、診察を受けたあとに内容をまとめるために使うことで、周囲に経過を共有することも容易になりました。

・打ち合わせ記録
対面での打ち合わせで、メモを取るのに使っています。
まとめた内容をスマホからそのまま相手に共有できるのがお手軽で、その日に話したことを一緒に振り返ることが容易になりました。

・お友達とわいわい
スマホアプリ側へのリアルタイム同期に対応しているので、画面を見ながらノートに書いてわいわい遊んだりすることもあります。
またアプリ側の操作で、デジタルデータ側に対応したペンの色や太さを変えることができるので、その機能を利用して、アナログでの書き口とデジタルでの書き口を比較して楽しむこともできます。
デジタルで完結することは何かと便利ですが、形に残るアナログとしても保存されていることは、データ以上に消えにくく、とても嬉しいものだと感じます。

・感想メモ
たとえば映画館で映画を観たあとなど、すぐにパソコンやスマホを出せない時に、新鮮な感情や感想等をひとまず記しておくメモとして活用しています。この情報を見ながら、あとからネットに感想を書いたりしています。

映画「ルックバック」を観たあとの記録

感想

アナログで書いたものが、その場ですぐデジタルにきれいにうつることは未知の体験で、新しい体験を予感させるには充分すぎるものでした。
このペンがあったことで、より「デジタルだけ」でなく、「アナログだけ」でもない、もう一つの選択肢が生まれたように思います。アナログも好きだけどデジタルも好き、どちらも捨てきれない人のための"いいとこどり"を実現させてくれるアイテムです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
皆様のガジェットとともにある生活が、これからもいっそう素敵なものとなりますように。

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ときみ
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