【構築記事】新たなハンデスカードの実装により、害悪度が増してしまったシャウトLOデッキ【ラッシュリンクス】
どうも、もるなくです。
noteもっと書きたいと言いながら１カ月以上書かなかった男です。
言い訳をすると、書きたい記事がなかったのと、自分の浅い考察で解説すると批判されそうだったので中々書けませんでした（）
そんな中、今回満を持して紹介するのは、自分を象徴するデッキともいえるシャウトLOデッキです。
新カードの実装で、より進化したLOデッキをラッシュリンクス部門のLO専門家が解説していきたいと思います。
１.シャウトLOとは？
シャウトLOはモンスターや罠を伏せて耐久しながら、＜ロイヤルデモンズ・シャウト＞や＜手札活殺＞で相手の手札をハンデスし、デッキ切れを狙うとても素晴らしいデッキです。
デッキの分類としては罠型のデッキに分類されると思います。
サンプルの構築はこちら↓
＜シエスタトレーロ＞や＜ザ☆ガード＞で自分のデッキ切れをケアしながら、相手の＜シエスタトレーロ＞や＜陰陽封陣＞をケアし、相手の山札が４枚以下になったら、＜手札活殺＞で相手の手札を全ハンデスするのが主な勝ちパターンです。
２.シャウトLOの強み、魅力
シャウトLOの最大の強みは、勝てるデッキには、ほぼ確実に勝つことができる点です。（逆に言えば、勝てないデッキには全く勝てない）
具体的には守備にダメージを出しにくく、罠カードを破壊できる枚数が限られていて、能動的に山札を回復できないデッキに確実に勝てます。
これを言われただけでは、ピンと来ないと思うので勝てるデッキを列挙すると、（サイバース）、（デスドゥーム）、（逢魔仙嵐）、（オバロ）、（幻竜）、（青眼）、（ブラマジ）、（ドラギアスGS）、（バブリー）などに勝てます。
そして、このデッキは相手のデッキ切れを狙う都合上、こちらが攻撃する機会が限られているので、相手の罠カードを腐らせることができるのも強みです。
細かい部分でプレイングはでるものの、基本的にはカードを伏せて、相手の山札が４枚以下になったら＜手札活殺＞を打つだけと、勝ち方が明確なのがこのデッキの魅力だと思います。
そしてなにより、相手の山札がなくなっていく瞬間が最高に気持ちよく、決まれば物凄く楽しいデッキなのも魅力です。
３.各カード解説
シャウトLOの採用カードを解説していきます。
・効果モンスター
新たに実装されたハンデスカードです。
上級である点から、効果を使用するために攻撃表示で出した下級をこのカードに変換できます。地味に上級を捨てたら1000LP回復できるのも強いです。
基本的には＜陰陽封陣＞や上級、レジェンド魔法カードを捨てるのが安牌です。
しかし、何も考えずにこのカードを出すと、＜シエスタトレーロ＞や＜陰陽封陣＞で相手の山札を回復させるだけなので、実は扱いが難しいカードだったりします。
時には守備で出すことも念頭に入れておきましょう。
コストで手札を１枚をデッキに戻すので、デッキ切れケアをしながら、墓地に落ちたディアンケトを使い回すことができるのが強みです。
このターンに使用しないカードをデッキに戻しましょう。
地味に500ダウンで、相手の危険なモンスターを破壊するのに役立つのも強みです。
トレーダー故に３枚集めれなくて嘆いている人もいるそうですが、この記事を読んでいる方は全員３枚集めていると思うので問題ないと思います。
相手の山札切れを加速させながら、魔法罠が落ちたら１ドローもできるという激やばカードです。
コストで自分のデッキのカードも墓地に落とすのが大きなデメリットになるのが玉に瑕だったりします。
このデッキのキーカード。
相手の手札を２枚ハンデスできるという無限の勝ち筋を拾える神のカードで、数多の決闘者がこのカードを前に敗れていきました。
あまりにも最強すぎるせいで＜魔将ヤメルーラ＞同様、禁止することを望まれているカードだったりします。
恐らく殆どの決闘者が知らないカードだと思います。
リンクスでは定期的に開催されるGRフェスの限定パックに収録されています。
肝心の効果はお互いのLPを300回復することができます。
このデッキは山札切れを狙うデッキなので、相手のLPをいくら回復しても問題ありません。
なので、このカードは事実上デメリットが消え、自分のLPを300回復できるメリットだけが残るカードになりました。
今のリンクスのプールでは自分のLPを回復できる下級がかなり限られているので、無条件で発動できるこのカードを採用しました。
個人的には＜あまびえさん＞を一番強く活かしているデッキだと思っています。
自分の山札を回復させることで、自分のデッキ切れをケアします。
２枚あればトレーロループが成立しますが、コストによる落ちを考慮して３枚にしました。
＜シエスタホールド＞は実在しないカードなので、効果テキストの後半は怪文書です。
相手の山札も回復するものの、＜リズミカル・パフォーマー＞を使いまわせるのが強力で、おまけの自分フィールドに通常モンスターがいればLPを500回復も地味に役立つ。
過去に採用候補に挙がっていたカードでしたが、ついに使いまわせて強いカードが実装されたことで採用に至りました。
・通常モンスター
非レジェンドモンスターの下級で唯一守備力が1500あるカード。
相手の非レジェンドモンスターの下級で倒されないので採用。
場の残りやすさから、＜ドリームラマー＞と非常に相性が良い。
しかし欠点が２つあり、貫通には強いのの、表示形式を変更するカードに弱い点と、場に残りやすいことから、相手に＜陰陽封陣＞を打たせる隙を与えてしまう点が気になる人は、＜セイント・バード＞などの攻守ともに優れた下級通常モンスターを入れることをおススメします。
枠が余ったので、下級のかさ増し兼＜ドリームラマー＞を強く使えるようにするために採用。
ステータスが強い。
・魔法カード
一つ前の弾で実装された、LOデッキに革命を起こしたカード。
このカードの凶悪な点はお互いの手札を全て捨てさせることができます。
今まで相手の山札が０枚になるまで耐久しないと勝てませんでしたが、このカードの実装で、勝利条件が相手の山札を４枚以下にするに変わりました。
フィニッシュに１枚と、道中に一度発動さえできれば、十分相手のデッキを切らすことができるので２枚の採用になっています。
・罠カード
実質追加ターンを得られるカード。
説明不要の最強カード。
自分のモンスターが１体だけの場合に、相手の攻撃を止められるカード。
状況によっては、自分のモンスターを１体フィールドに残せるので、次の自分のターンに上級を展開しやすいメリットがあります。
マキシマムを使うデッキでは、マキシマムの中央がレベル10でこのカードをケアしてくるので、そこだけ注意。
直接攻撃を墓地のモンスター３体と引き換えに守るカード。
受け札兼デッキ切れケアに使えるのが非常に強力。
露骨な立ち回りをするとケアされるので注意。
９枚目以降の受け札。
無力化、スライムを除く罠カードの中では癖もなく使いやすいが、他にカードに比べると、リターンが小さいので２枚採用。
・レジェンドカード
スキル［アドバンスバースト・ドロー］で引けて一番強い上級。
効果使った下級を変換するのに使用。
偶に攻撃力3000が倒せなくて詰むデッキが存在しますが、それはデッキではないので素直に守備で出しましょう。
相手にやばいモンスターを出されたときに、処理するためのカード。
どちらかと言えば、ブラフという側面が強い。
４.その他採用候補カード
この構築では採用していないが、採用を検討できるカードを紹介していきます。
非レジェンド通常モンスターの中でガゼルの次にステータスが良い。
４枚目以降のガゼル枠。
私はサイクリプトロンで問題ないと判断し不採用になりました。
リズミカル同様、お互いのデッキトップを墓地に置くカード。
植物の通常がいないと発動できない点、リズミカルほどのアドバンテージがなく、使い回す手段も乏しい点から不採用になりました。
リミット３罠カードその１。
なんでも１回攻撃を無効化できるのは強力だが、コストにレベル１通常モンスターが墓地にないと発動することができない。
条件に合うモンスターを引く前に引いてしまった場合、腐ってしまうのが微妙だと感じ不採用にしました。
リミット３罠カードその２。
攻撃されるモンスターを自分が決めれるカード。
今回の構築だと守りたいモンスターがおらず、あえてこのモンスターを破壊してもらう立ち回りをする意味が薄いと感じ不採用になりました。
25打点止める罠。
根本的にその場しのぎになるだけなのと、コストでモンスターを１体墓地に送らないといけないので、ダメージを受ける可能性が上がるだけだと判断し不採用にしました。
罠カードの中ではどんな状況でも発動でき、墓地に落ちたモンスターを使いまわせるのが強みだが、今の環境だとパワー不足感が否めないので不採用になりました。
50%の確率でなにかを起こせる素晴らしいカード。
リミット３罠カードを採用するならありかもしれないです。
レジェンド枠をこのカードにするなら、スキルは［LPゲイン］も候補になります。
流石に運要素が強すぎるので不採用にしました。
常に当てれる自信があるなら是非採用してみてください。
墓地のモンスターを即座に使いまわせるのも非常に強力だが、緊急回避用に手向けを採用したかったので、不採用になりました。
モンスターを破壊できるのは魅力的だが、無力化のほうが遥かにカードパワーが高いので不採用。
５.まとめ
いかがだったでしょうか。
このデッキがいかに素晴らしいか伝えられたなら幸いです。
12月頃にLO戦術を研究してから早８ヵ月、未だにランク戦でLOデッキに当たったことがありません。
このnoteを見てくれた読者が実際に回して世に広めてくれることを期待しています。
そして、ランク戦をLOデッキで汚染していきましょう。
私はこれからもLOについて研究していきたいなと思っています。
それではまたの機会にお会いしましょう。それでは～
６.おまけ
実は新弾が出る前にもLOデッキを使用しており、その当時の構築を軽く紹介します。
この弾で実装されたエレファントの守備力が2500であることに着目し、獣族を主軸に組んだ構築です。
基本的な勝ち方は今の構築と変わらず、相手の山札が４枚以下になったら活殺を打つだけです。
この構築はラッシュリンクス配信者であるナナオさんの配信で使用させていただきました。
アンチを装い、ルームに侵入することでナナオさんを挑発し、デュエルするまでに至りました。
名前に鳥最強とすることで逢魔仙嵐かボルコンドルを誘導することにしました。
その作戦は成功(?)し、逢魔仙嵐対LOが実現しました。
この時の対戦はこの配信のアーカイブから見ることができます。
【ラッシュデュエル】第12回ラッシュ定期交流戦【遊戯王デュエルリンクス】 (youtube.com)
偶然偶々、コメントにその対戦のタイムスタンプがあるので、そこから飛んで見てください。
ナナオさんの反応が面白くてもう20回以上は見てます。
ガッツリ了承を得ずに載せているので、ナナオさんのチャンネルのURLも置いておきます。（宣伝）
ナナオ - YouTube
ナナオさんはGRフェスで銀アイコンを複数回獲っている強豪決闘者で、動画も非常に分かりやすくおススメです。
まだチャンネル登録していない方がいれば、登録してもらえるとナナオさんが喜ぶかもしれません。
ナナオさんにもLOデッキがいかに素晴らしいか、きっと理解してくれたはずなので、いずれLOデッキの動画も上がると思います。
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