【ラッシュリンクス】デッキビルドBOXの中で最も影の薄いブラスターズ・インフェルノは実際どうなのか?
どうも、もるなくです。
今回は4/23に実装されたデッキビルドBOXの中で最も影の薄いデッキ、ブラスターズ・インフェルノについて新弾前に考察していきたいと思います。
なぜ影が薄いのか、今日に至るまでにポイバや交流戦で使用した際の感想などをお伝えできればと思います。
〈〉で囲んでいるのはカード名であり、公式のページに飛べるようにしてあります。
[]で囲んでいるのはスキル名です。リンクはないです。
なぜ影が薄いのか?
同期の〈魔将セメルーラ〉は〈ビックリード・ドラゴン〉同様、事前規制されており、規制されるほど強いのかと騒がれていましたが、蓋を開けてみると、あまりの弱さに使用者を阿鼻叫喚の巷と化してしまいした。
最弱デッキと名高いライダクロスよりも弱いとの声が上がってました。
一方の火麺は、新スキルや〈火麵上忍カエダマゴックブート〉の追加で爆発的に強化され、環境入りを果たしました。
環境が回るにつれて開拓も進み、罠型火麵なるものも制作され、一時はヘイトの嵐で、規制しろとの声が上がっていました。
これらは運営の先見の明のなさが伺えるが、敢えて話題作りのために仕組んだことなら流石だと思います。(KONAMI感)
そして本題であるブラスターズインフェルノはセメルーラほど弱くはないが、火麵のように環境入りできるほどのパワーもないと、微妙な立ち位置をしています。そして、似たようなデッキタイプでレゾナンスやグットスタッフといったデッキがあり、それらのほうが明らかにデッキパワーが高いため、態々使う理由がありません。
さらに追い打ちをかけるかのように、目玉である〈ビックリード・ドラゴン〉もブラマジデッキの方が上手く使えていると、このデッキの存在意義を疑いたくなります。
このような理由から影が薄いと言わざるを得ません。
本当にドラゴン族を強化しているのか疑問で仕方がありません。
しかし、このようなデッキでも使い道はないか、改めて確認していきましょう。
スキルのおさらい
はっきり言うと、強くはないです。
現状のカードプールだと、対象となるモンスターが〈火口の番竜〉と〈アタック・ボルケーノ・ドラゴン〉の2種類しかおらず、新弾の目玉である〈ビックリ―ド・ドラゴン〉も対応していません。(ふざけてんの?)
そのうえ、最強と名高い〈連撃竜ドラギアス〉を1枚までしか採用できないと、明らかにドラギアスを警戒しています。
攻撃の上昇量も600と微妙で、ないよりは強い程度です。
しいて強みをあげるなら、スキルの制約が同じレジェンドスキルの[ドラゴニック・レゾナンス]より遥かに緩いのでアッシーギミックや〈昂光天使エッセル〉を採用でき、〈火竜の熱閃〉をサーチできるのは強いです。
最新構築
詳細な解説は省くが、自分が使用した際、かなり感触が良くポイバでも好成績を残せた構築になります。
強い点を羅列すると
・レベル6の〈火口の番竜〉でも高火力が出せる
・スキルでバック除去札である〈火竜の熱閃〉をサーチできるので、相手の魔法罠に対して強く出れる
・逆に〈連撃竜ドラギアス〉を1枚しか採用できないので、他のリミ3カードを採用することができる。
理論上〈火口の番竜〉だけで全てのモンスターを破壊できるので、最上級の枠を減らすことができる。その空いた枠を強力な魔法罠に割くことができ、国内で流行している罠型構築にも強くでれるのが、このデッキの独自性だと思います。
レゾナンスとは〈昂光天使エッセル〉や〈スピーディー・パフォーマー〉などを採用できる点から差別化できており、グットスタッフとはバック除去のしやすさで差別化ができていると考えます。
〈ビックリード・ドラゴン〉を採用していない理由は、〈陰陽封陣〉を採用するだけで、十分火力を出すことができ、〈フェニックス・ドラゴン〉を2枚採用して、墓地に落ちた上級を使い回すほうが安定感が増して強いと考えたからです。
最上級だけで固めると、手札事故が起きる可能性も上がるので、最上級は最低限の枚数で抑えました。
実際、今の環境いけるの?
結論から言えば、戦えなくはない程度だと思います。
アグロデッキとは5分以上に戦えますが、ドラギアスでしか守備にリスクをつけれないことからオバロとドゥーム対面がかなり終わっています。
さらに、ハーピィも芋られるとマキシマムを揃えられる可能性があり、火麵もダメージレースで負けやすいので、実質5分以上に戦えるのはレゾナンスとグットスタッフしかありません。
なので、デッキパワー的には雷族と同等レベルだと主張せざるをを得ません。(だったらレゾナンスかグットスタッフでよくないか?)
ただ、私が使用した時は30人規模のポイバで6位をとることができたので、メタ読みして使用すれば、好成績を残せるかもしれません。
まとめ
正直影が薄い理由は分かります。環境デッキと戦うには厳しく、ネタデッキとしても微妙です。
ですが、魔法罠が強い環境でバック除去をサーチできるのは間違いなく強く、このデッキだけの独自性はちゃんとあります。
本心を言えば、〈ビックリード・ドラゴン〉を採用してデッキを組みたかったが、そのすべてが微妙な出来だったため、断念しました。
最後に小ネタだが、手札に〈万能地雷グレイモヤ〉などの魔法罠がある状態で、〈火竜の熱閃〉をサーチすることで、破壊される可能性を下げることができます。この芸当ができるのは、このデッキとライダクロスだけです。
この記事を読んでくれた読者がブラスターズ・インフェルノを使ってくれると嬉しいです。(投稿日の翌日には新環境が始まるが…)
実装当日から擦りまくっていた私もこれでやっと成仏することができ、安堵しています。
次回は運営のミスで〈鳥呪戦術〉がリミット3になり、悲しみを背負ってしまった、ヤメルーラを救いたい編(未定)でお会いしましょう。