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世界で一番美しい分子図鑑①
note、お久しぶりになってしまいました。
うちには『世界で一番美しい元素図鑑』という図鑑があります。
中学生の時に授業でやった「元素」は、元素名、化学式でしか知らないものばかりで、それが実際の「もの」として見ることができるこの図鑑が、とても魅力的だなと感じました。あとクイズノックの河村さんも大好きな方なので、その方推薦と言われたら、買うしかないでしょう。笑
Amazonで検索した数年前はもう少しお値段が高く、諦めていたのですが、書店で見つけて、Amazonよりも値段が安かったことで、金銭感覚が狂ってしまい(笑)「破格やん!!!」と勘違いし購入しました。
まぁ、図鑑なので、安いわけがないんですが。笑
確か購入したのは2年前。買った当初は、ペラペラめくりながら「へー、そうなんだー!」と学生時代に知らなかったことが知れて楽しかったのと、タイトルにもある通り、とにかく写真が綺麗で見応えがあり、とてもお気に入りの本になりました。
しかし、もともと本を読むことが好きではない私は、次第に図鑑を開かなくなり、しばらく本棚にずっと入れっぱなしでした。
息子の本棚と、私の本棚が兼用なので、息子も見られるようにと、その図鑑を置いていたのですが、息子も特に興味を示すこともなく、1年が過ぎました。
息子の本棚に入っているので、家に遊びに来たママ友からは「え!?息子くん、元素の本読んでるの!?なに〜英才教育?笑」と、からかわれたりもしました(笑)
そして、あれは10ヶ月ほど前だろうか。
なぜか不意に元素図鑑を読んでいた息子。大好きな数字と大好きなアルファベットが書いてあるその本は、息子にとって魅力的だったんだと思う。
ページをペラペラめくりながら「12!、、、13!、、、14!、、、、」と、綺麗な写真には目もくれず、数字を読んでは、指でなぞり書き。また、化学式のアルファベットの上に、アルファベットのパズルを置いて、お楽しみ遊ばしておりましたw
先ほど、『英才教育』という言葉が出てきたが、私はそれとはめちゃくちゃに程遠い教育方針。息子がやりたかったらやる。やりたくなかったらやらせない。方針というよりは、息子がいかに機嫌よく機嫌が悪くなって暴れ散らさず過ごせるか、に重点を置く毎日である。
そこからしばらく経って、息子は夜寝る前の絵本に、この図鑑をチョイスした。
息子のルーティンがあって、そのうちの1つが「寝る前の絵本」なのだが、きっかけは何だったか、3冊読むのが彼の決まり。そして結構図鑑を選ぶことが多い。「図鑑ってどうやって楽しく音読するんだ」と思いつつも、普段から注意や小言が多い私は、息子がチョイスする本だけには口出しをしないようにしている。
ここからである。
この日から、毎晩毎晩、元素図鑑を読まされることになる。
最初は、元素番号と化学式を10個ぐらいピックアップして読んで終わり、にしていたのだが、今やその図鑑も3周目。3周目に突入してからは、毎晩1ページ、元素番号や化学式だけでなく、元素の説明も読んでいる。(昨晩はガドリニウム、今晩はテルビウムですw)
今や息子は元素マニアである。
至る所の数字を見つけては「これネオンだね」「これは鉛!」(各元素の元素番号を覚えている)とか言い始め(私はわからないw)、ついには保育園にてレゴで元素を作り始める始末。
これは分子図鑑も買ってもいいかもしれない。そう思いました。
続く。(書き切ろうと思いましたが、長くなりましたw)